フローシャイムの魅力 ~FJの刻印を求めて~

こんにちは。ばしです。

 

前回の最後で触れた、フローシャイム社。
米国ヴィンテージシューズ界の雄です。

そのわけは、当然その高いクオリティによるものでしょうが、他のブランドにはない、フローシャイムだけの魅力が存在するからだと思います。

タイトルからして詳しい方にはいきなりネタばれ状態ですが、私がフローシャイム(の特定の個体)を追い求める最大の目的=ヴィンテージシューズを漁る上での究極のゴールが、「FJ」=「1969年6月製」のマイサイズを手に入れることなのです。

 

 

なぜ、1969年6月製なのか?

それは、私が1969年6月生まれだからです。個人的事情ですみません。

ですが、考えてみてください。自分と同じ「年」「月」に、異国の地に生まれ、全く別の人生を歩んできた靴が、半世紀の時間と国境を越えて自分のもとにやってくる。

なんか、素敵じゃないですか!?これぞ男のロマン!!!私にはそう思えてなりません!

 

 

なぜ、フローシャイムなのか?

それは、フローシャイムだけが、製造された「年」「月」を特定する術(すべ)をもつブランドだからです。

ヴィンテージシューズには、メーカーごとに様々ですが、製造された年代を判別するポイントがあります。

「80年代に倒産したからそれ以前」なんて乱暴なのはさておき、見る人が見れば、「これは60年代後半~70年代前半だ」とか、「おお!すごい!50年代だ!」など、おおよその見当はつくらしい。

50年代~70年代前半あたりあたりが、ヴィンテージシューズ各社の「ど真ん中」、みたいですが、そんな中で、「年」「月」までも特定できるのはフローシャイムだけのようです。

 

 

どのように判別するのか?

まずは、靴の内側のアルファベット2文字の印字を確認します。
写真は、我が愛するインペリアルクオリティコードバンPTBの内側です。
「LA」とあります。米国製ですが、ロサンゼルス製という意味ではありません(笑)。

 

「L」:製造「月」
「A]:西暦での製造「年」の一ケタ目

を表します。
月は、1月~12月が、A~Lに対応し、
年は、0年~9年が、A~Jに対応しています。
「LA」は、「12 0」で、西暦の1ケタが0年の12月製、ということになりますので、1960年、70年、80年、のいずれかの12月製、ということになります。

 

 

アルファベット以外の手掛かり

アルファベット印字以外にも、様々な判別方法があるらしいです。

 

・ヒールトップ=踵がゴムの場合その形状は?
・Vクリート(踵がゴムでなく、革に釘と△形状の金属(=Vクリート)が打ちこまれたもの)の位置は?
・ソックシート(中敷き)の下地のスポンジの先端の形状はまっすぐか、U字型か?
・インペリアルの場合、ソックシートの「Imperial Quality」の書体はなにか?

などなど。
詳しくは別の機会に、と思いますが、アルファベット2文字と、これら複数の判別ポイントを組み合わせることで、製造「年」「月」が特定できるのです。

 

写真のLAの個体は「1970年12月製」。
十分古いですが、私の探す女神は「1969年6月製」。

まずは最初の手掛かりである「FJ」の刻印を求め、アラフィフ親父の長い旅は始まったばかりなのでした。

ちゃん、ちゃん。

 


   

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