UnionとのAgreement(WEYENBERGの場合)

こんにちは、ばしです。

 

3月下旬に海外サイトでこんなのを見かけ、思わずぽちっといっておりました。

 

 

手のひらサイズの小冊子です。

 

 

表紙を1ページ目と数えて全24P。まあ、印刷があるのは17Pまでで、18~23P(表3)までは白紙です。

見たまんま、ウエインバーグと組合とのAGREEMENT。労働条件に関する契約、というほど堅苦しくはなく、同意した内容をまとめた小冊子です。組合員ひとりひとりに配布されていたものかと思われます。

内容は、給与に休日、有給休暇に福利厚生に年金と、キメ細かく網羅されているようです。

今の時代の日本で生きている君がそんなことを知ってどうするの、と言われそうです。ええ、どうしたいというわけでもないのですが、

 

 

このハウス型ユニオンスタンプを見ると、ついつい手が伸びてします。今回は小冊子ですので、マイサイズか否か、なんて心配もない。まあ、持っていて損はないでしょう(得もしないかも)。

とはいえ、私の手元に置いとくだけでは意味もない。史料としての価値があるかもしれませんので、内容をご紹介いたします。英語はそんな得意じゃないので、解説はなしです。

PDFで取り込んだわけでもなく写真に撮っただけですので、文字起こしもありません。ごめんなさい。

梅雨の週末の暇つぶしに楽しんでいただこう、なんて思ってたのですが、早々に梅雨明けしちゃいました笑。暑さを凌ぐ週末のリビングででもお楽しみください。

では、早速。

 

 

(表紙)

(表2-P1)

 

(P2-3)

 

(P4-5)

 

(P6-7)

 

(P8-9)

 

(P10-11)

 

(P12-13)

 

(P14-15)

 

(P16-17)

 

(P18-19)

 

(P20-表3)

 

(表4)

 

傘のおじさん、痩せこけてやつれた「笑うセールスマン」みたいで怖いです。

さて、ビンテージを入手したらお約束、年代判別です。

 

 

17ページにあります通り、この小冊子は1959年9月14日付で締結された内容のようです。ウエインバーグは「G.P.Kirscher,V.P」。バイスプレジデントのKirscherさん、ということですかね。方やユニオンは広報と会計のお二方なのでしょうか。で「LOCAL No.651」のローカルの意味はよく分かりませんが、その横の「AFL-CIO」、これは、”American Federation of Labor and Congress of Industrial Organizations” の略称だそう。

 

アメリカ労働総同盟産別会議AFL-CIO
産業別労働組合連合であるアメリカ労働総同盟(AFL)は1880年の設立以来、1955年まで、アメリカ最大の労働組合でした。1955年に競争相手の職能別組合連合、産業別労働組合会議(CIO)と合併し、さらに大規模な労働組合組織を形成しました。 今日、AFL-CIOは130万人を代表し、65の多様な国内または国際組合から構成されています。「政府やへんぼうする地球規模の経済、地域社会において、職について発言する機会を労働者に与えることによって、わが国に社会的・経済的正義をもたらす」ことが、AFL-CIOの使命です。

 

こちらから引用させて頂きました。

AFLとCIOが合併したのが1955年とのことですので、その4年後ということのようです。日本の当時の組合活動というとやや激しめの左派的な印象なのですが、アメリカの場合はどんな感じだったのでしょう? この手のことにとんと疎い私です。若い頃にもう少し勉強しとけばよかったな。

 

ときに、長靴マークのユニオンスタンプ、といえば、

 

 

こんなグッズを持ってます。こいつ、何かといいますと、

 

 

鏡です。大きさはこのくらい。

 

 

だからどうした、というわけでもないのですが、なかなかに楽しい、嬉しい。年代は同じくらい?どちらが古い?この手のグッズ収集がもう少し進んだら、色々と調べてみようと思います。

が、その前に、今回の小冊子。

書いてある内容、お分かりになりましたでしょうか。ビン靴好きが知っておいた方がいいことや、面白い発見などありましたら、コメント欄より是非ご教示ください。

 

てなことで、今回は丸投げな内容となりました。

あいすみません。

素敵な週末をお過ごしください。

 

(おしまい)

2件のコメント

  1.   ばしさん

    お疲れ様です。ウェインバーグの組合関係の資料とは、貴重だと思います。
    最初、ソールのバーゲンについての記事があって、面白いなあと思いました。あとは、労働時間とか休業とか、いわゆる労働条件に関するもののように思えます。50歳のオジサンには、ちょっと読み解くのキツイですね(^_^)。

    いつも思うのは、各メーカーのアメリカ全体のシェアみたいな(金額でも、足数でも)資料があると面白いんですけど……、なかなかわからないんですよね。ウェインバーグは、きっとかなりの大きな企業の模様ですね。僕的には、どれくらい軍靴作っているか、とかも興味あります。
    スキャナーでうまくテキスト化して、グーグルさんに翻訳してほしいですよね。雑駁な感想ですみません。ではでは、失礼します。

    1. しんすんすけさん
      お疲れ様です。いつもありがとうございます。
      おっしゃるとおり、業界大手、だからこその小冊子なんでしょうね。
      小冊子に取りまとめて配布するコスト云々、もあるでしょうが、
      配布してばらまいて中身を関係者以外に見られても、
      きっと恥ずかしくない内容なんだろうな、と。
      ところで、スキャナー&グーグル翻訳、ですね。今年中にがんばります。
      ソールのバーゲン以外の記事が見つかるかも。
      どうせなら事細かに内容を知りたくなってきました。
      ではでは。

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