アメリカンビンシューの底力

こんにちは。ばしです。

ネタが枯渇して、それでもブログを更新せなばならない。でもって、同じネタを何度も使い回す。先々、そのようなことになるやもしれません。が、現時点ではそのような考えはありません。ないのですが、今回のこのペア、先日来の重ねての登場となります。が、登場させずには居られません。今回は、そんな、おんぼろ状態から見事に蘇ったフローシャイム。

 

蘇った「おんぼろフローシャイム」

・SIZE:8D
・品番:30659 BEもしくはEE
・フェルトのタン裏
・UNIONMADE
・1964年2月製もしくは5月製

 

自分でパティーヌ(過去記事)したこいつ。完全に復活しました!「生き返った」でなく「蘇った」です。死んでたわけではないので笑。

ビンテージ専門の修理屋さんでもよかったのでしょうが、早く仕上げたかったので、近所のミスターミニットさんに修理してもらいました。

ヒールは、積み上げで2段+ラバーのヒールトップ。で、ビブラムのハーフラバー。完璧です。40~50年前の靴らしいですよ、っと、持ちこんだら。「ほー、その割には、なかなか良い革ですね~」「一応、アッパーも磨いときました!」とのこと。はは、修理はグッドだけど磨きは・・・、てな状態でしたが、ま、よしとしましょう。

で、先週月曜日に仕上がり。水曜に投入したかったのですが、生憎の雨でまだ履けませんでした。とりあえず、あらためて詳細、記録に留めておくことにします。少しばかりお付き合いください。

 

(1)アッパー

 

おんぼろ、でした。他に表現する言葉がないくらい、キズだらけ、クラックだらけ。スカーフェイスのひどさ加減は以前ご紹介したとおりです(過去記事)。で、メンテして改めて、現状こんなです。

いやはや、素晴らしすぎます。メンテのクオリティが、ではなく、アッパーの革のクオリティ。よくまあ、こんなにも蘇るもんですね。分厚いこと、と、そもそもの革のクオリティのなせる技だと思います。手触りが写真で伝わらないのがもどかしいですが、ホントに、すべすべで、復活しました。「ビンテージの時代の方が革のクオリティが高い」とのコメントをちらほら見てきましたが、まさに、アメリカンビンシューの底力!を、まさに、今回実感しました。

 

(2)ソール

 

プロの手を借りたこちら。ヒールは、見た目以上に劣化が進んでいたみたいですが、新しく生まれ変わりました。やりますな、ミスターミニットさん。機能面では必要十二分です。仕上がりもグッドです。が、思ったより高くつきました。ハーフラバー、ヒールトップ、2段重ねの積み上げヒール・・・。こいつを中古で買った時と変わらないほどでした(笑)。ま、おかげで、少なくともあと3年以上は現役バリバリで履けそうですので、よしとしましょう。

 

(3)インソール

 

全く触ってません。買ったときからこんな感じ。1年半、しょっちゅう履いてますが、状態はほとんど変化なし。レギュラーライン。「③」に「UNION MADE」の刻印。古さ満載なのに、クオリティのせいでそんな古い靴には見えません。フットプリントも私にちょうど良い。履き心地も抜群です。完全復活です。まさに、別の靴のようです。

 

1日あたりの靴代

このペア、2016年12月11日に購入しました。あ、はい、購入日と購入額はすべて記録にとてってます。こいつは税込で約9000円でした。で、約1年半履いてリペアに約7000円。これから3年半履くとして、合計で16,000円で通算5年となります。ということは、

3200円/年
267円/月

1日あたりで換算すれば、月に2度履けば134円、3度なら88円、週1投入で月に4度履けば67円です。でも、50年前のビンテージです。おそらく、3年半後でも5000円前後で売却が可能かと思われます。とすれば、1日あたりのコストはもっと下がる。

普通に新品の靴を買うのと、リセールバリューのあるビンテージ、あるいは新品の本格高級靴を買うのと、どれが経済的なメリットが大きいのでしょう。ひょっとしたら、クルマを買うのと同じ、安い車を乗り潰すより、人気車種を車検の度に買い替える、みたいな。

昔は、靴には下取りはありませんでしたが、今は中古の市場がありますものね。そのうち、もろもろ試算・シミュレーションしてみたいと思います。きっと興味ある数字がはじき出される、はず。でもって、あなたもこの世界に、まさに、足を踏み入れたくなる、かも・・・。

お楽しみに~笑

 

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