帰って来たフローシャイム

こんにちは、ばしです。

以前紹介したこいつ。帰ってきました。

 

フローシャイムインペリアル バルモラル フルブローグ

 

・SIZE:10B
・品番:92329 CH
・1987年3月製
・6アイレット
・黒のガラスレザー

よーよーお帰りやす。友人に預けて約1カ月。またもや彼の足に合わないようです。丸1日履いて、夕方には水ぶくれが潰れた状態になったとのこと。

やはり、幅広の人には爪先捨て寸とはいえBウィズはきつかったようですね。

別に、彼に何か借りがあるというわけではないのですが、ビン靴好きの仲間を増やそう、との思いからレンタルしてみてます。気に入ったのがあれば買い取らせてやる、うしし、なんて思ってますが、なかなかうまくいかないですね笑。

今のところ、彼の足に合いそうな、替わりの靴はありません。ま、全くないというわけでもないですが、同じものを入手するのが困難なレアなやつはさすがにレンタルできませぬ。ということで、先週末も掘り出し物を探しに近所を徘徊しましたが、季節的なものでしょうか、成果ゼロでした。

 

で、あらためて、こいつ。

後期のインペリアルですが、なかなか良い面構えです。こないだ買った茶色のコードバンとほぼ同時期の同型と思われます。

 

で、比べてみました。こんな感じ。

サイズ感は、黒が10B、茶が9 1/2 C。

 

黒が3~5ミリ程度、僅かに全長長め、ですが、ほとんど変わりません。
インソックも、黒地に緑のステッチも、緑の小窓も、同じです。

 

ヒールトップも同じ。顔も同じ。靴ひもが茶色の方が若干短いかも。このままでは履きづらそうです。調達せねば。

 

私にはやや大きい目なので、いつものごとく中敷き追加です。ダブルソールの場合はコルクシートと革で自作することが多いですが、シングルの場合はクッション性の良い市販の100円ショップのを購入することが多いです。

シングルソールで履きこまれているペアの場合、正直、ソールがペラッとしていて履き心地イマイチなことが多いので。

で、近所のDAISOで買ってきました。元々のインソックの色が黒なので、今回は大人しく黒にしてみました。全く同じの入れてみました。うん、大丈夫そうです。

 

80年代後半。私は高校生~大学生でした。85年のプラザ合意以降、日本はバブル景気に突入、浮かれた、非常に良い時代背景でした。ロックフェラーセンターを日本企業が買収したなんてニュースでやってたのもこの頃です。

一方、アメリカは真逆で景気はどん底。87年にはブラックマンデー、なんてのもありました。米国経済の地盤沈下が止まらない、なかなかに厳しい時代に作られたペアです。

高級品が売れず、往年のメーカーがコストダウンを余儀なくされた80年代のアメリカ靴。ヒールがVcleat釘打ち仕様でなくなったのもこのあたりの事情によるものなのでしょう。

 

どんな思いで作られた靴なのでしょう?
どんな方がどんな思いで買い求められて、どんな経緯で海を渡ってきたのでしょう?

少年のような心で想像力・空想力を働かせて思いを馳せれば、いろんなストーリーが描けそうなのがビンテージの魅力の一つだと思います。

少年はおっさんになり、おっさんは少年に帰る。
皆さんもよければ1足どうぞ。
少年は今すぐにはおっさんになれませんが、おっさんである貴方はひょっとしたら少年になれるかも・・・。

いやー、ビン靴って、いいもんですね(笑)。

またね!

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です