拾ってきたU.S.ARMYサービスブーツ

こんにちは、ばしです。

 

先月、自身初のサービスシューズを手に入れて以来、ミリタリー系にも若干の興味が湧きつつある私。

その最大の理由は、製造年月日を特定できるものがあることです。

なにやら、ワクワクしますね。

で、ウルヴァリンを拾ってきた5日後、今度はミリタリーブーツと遭遇。不覚にも、氏素性もわかぬままに思わず持ち帰ってきてしまいました。

こいつ。

 

U.S.ARMY サービスブーツ

・size:7 1/2E
・茶色
・マンソンラスト

ド迫力&ミントコンディションのこいつ。ミリタリーブーツに詳しくない私にでもそうとわかる、そこかしこに漂う只者ならざる雰囲気。

手にとってみて、瞬殺でやられてしまいました。

何にやられたかと申しますと・・・。

 

 

瞬殺その①:マンソンラスト(MUNSON Last)

ミリタリー靴ではお馴染みですね。第一次大戦から第二次大戦を通じ、米陸軍のサービス・シューズ等に使用された木型です。

それまで歩きづらく不評であった兵士の足元が劇的に改善されたわけですが、その木型を開発したマンソン博士(Dr.Edward Lyman Munson)の名を関して「マンソンラスト」と呼ばれます。

後に、このマンソンラストに改良(モディファイ)を加えたのが、有名なALDENの「モディファイラスト」ということらしい。ポッコリしたトゥにシェイプの聞いた土踏まずのくびれ。一目見て、おお、こいつ、只者ではないな、といった印象です。

 

瞬殺その②:LIGHT-TREADのトップリフト

タコの吸盤みたいなトップリフト。このLIGHT-TREADのトップリフトの靴は、写真で何度か見ました。大体が結構はきこまれたもので、こんなにきれいなLIGHT-TREADを見るのは初めてです。

娘のブーツのヒールがLIGHT-TREADですが、形状も異なります。で、タコ吸盤のほうが古いと何かの記事で読んだ記憶が。

何やら、ピーン、と予感・・・。これはひょっとしてすごいやつかも?!

 

瞬殺その③:内側の印字

サービスシューズは内側に製造年月日が印字されたものがあるらしい。

で、最近市場に出回ってるサービスシューズって、古いものでもせいぜい1950’s以降のもののようです。

どれどれ、こいつはどうだろう、と、覗いてみたら、4行目の最後・・・。

”Oct  10  1942”

わお!? 1940年代??なのでしょうか??

もしそうなら、こ、こいつはすごいやつ手に入れてしまったかもしれん!

さすが、リサイクルショップ、これだからやめられません!

などと、喜び勇んでいたわけですが・・・。

そりゃあ、いくらなんでもそんなことあるわけないですよね。

なんとなく、そんな気もしたんです。

 

レプリカじゃないかって・・・。

 

 

M-42 Service Shoes, Type II 

持ち帰って調べてみましたところ、どうやら大阪のミリタリーショップ「MASH」さんが手掛けた復刻モデルのようです。曰く、

1996年3月発売を開始し、1999年8月製靴職人さん高齢体調不良のため、やむなく販売を中断しました、M-42 Service Shoes, Type II の販売をこの度再開させて頂くこととあいなりました。全てのディテールを吟味し更に進化したものが完成したと自負しております。
特に、今回の復刻に際しては大戦時、兵士達から“Dr. MUNSON Last”(マンソン博士の靴木型)と呼ばれ親しまれた『米陸軍Shoe Last M-1940 Model』をフルコピーした“靴木型”を使用しての制作となりました。

とのこと(同社HPより抜粋)。

それまで、オールレザーソールで耐久性と耐水性に問題があったものを、1942年から、ゴム製のハーフラバー改善したものがこの”Type II” だそうです。

で、MASHさんのこの復刻モデルですが、税別43800円とお安くもないのに、現在すべてのサイズが売り切れで、次回の製作の見込みはまだ立っていないそう。

噂によると、仕様についてのこだわりがあまりに強すぎて、引き受けてくれる職人さんがなかなか見つからないらしい笑。

確かに、この出来栄えです。さもありなん。

 

底付け工程時に本体と一緒に縫い付けられたハーフラバー。COMPOSITION(組み立て)SOLEというそうです。釘ダクなのも嬉しい限り。

 

トゥのダブルステッチに4連ステッチ。

 

ライナーのない分厚いアッパーは、足を入れる履き口部分だけ薄く漉かれています。

 

そして何より、立体的なヒールカップ。ウエストのくびれ加減も半端なしです。

 

で、とどめがアッパー内側の印字と、インソックの「U.S.A」。

 

すごいです。手間かかってます。

そりゃあ、ここまでされたら、よほど詳しい人でなけりゃレプリカとは思わないですよね。で、レプリカかそうでないかなどは関係なしに、素晴らしい出来栄えのブーツです。

 

1万円以上の靴は即決しないことにしている私ですが、今回は即決しちゃいました。まあ、それだけの価値はあるかと思わせてくれるクオリティです。

転売すりゃいいや、と思ってましたが、しばらく手元に置いておこう。履いて楽しんだ上で手放しても、それなりの値段で売れて、損することはなさそうです。

ひょっとしたら、それなりに履きこんだ方が、ビンテージ感が出て高く売れたりして・・・・

まあ、とりあえずは、実際に足を入れて履き心地を楽しんでみたいと思います。

意外と嵌ってしまって、一生手放さないやつ、になったりして笑。

 

ごきげんよー。

 

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