木は森に隠せ(完結編)

こんにちは。ばしです。

前回、途中になってしまったジョンマーのグリセリン保湿によるイメージチェンジ、というか、シミ隠し。

クリーム塗って、仕上がりましたのでご報告です。こんな感じ。

 

ジョンマー・コオロギ

 

コオロギ、というのは、私がつけたニックネームです、念のため。

焦げ茶、とまではいきませんでしたが、全体定的に色は少し暗めになりました。おかげで、シミも随分目立たなくなりました。よーく見ないと分からないかも。グッジョブです。

ホルスタインのように斑(まだら)になっていた踵周り。若干の痕跡が残ってしまいましたが、ま、こちらもぱっと見ではそうとは分かりません。

 

あらためてビフォーアフター。

 

 

 

もっちり、ツヤツヤ。深みのある茶色。良い感じの仕上がりです。

なんか、別の靴みたい。

もっと色が濃く仕上がったら、呼び名をコオロギからゴキブリに替えざるを得ない、と、思ってましたが、コオロギのままでいけそうです。

ハーフラバーも装着したし、近々、早速履いてみよう。

 

そんな感じで過ごした3連休ですが、近所のショップ散策もサボらない、勤勉な私。

こんなの拾ってきました。

 

 

ジャラン スリウァヤ キャップトゥ

 

・SIZE:43(27.5-28センチ)
・黒
・グッドイヤーウエルテッド
・Made in Indonesia

 

最近良く見かけるようになったジャランのペア。インドネシアの靴メーカーです。以下、オフィシャルウエブサイトからの抜粋。

 

“1919年にテデ・チャンドラによってインドネシアで創業した靴工場JALAN SRIWIJAYA(ジャラン スリウァヤ)は、オランダの植民地であったことから外国人向けのミリタリーブーツを手掛けていました。

その後、経営者の息子ルディ・スパーマンが「これからは平和の時代だ」という想いから、靴の聖地であるイギリスのノーザンプトンで修行を積み、フランスで皮革の生産を学び「ハンドソーンウェルテッド製法」での靴作りも可能にしました。

そして2003年に待望の「JALAN SRIWIJAYA(ジャラン スリウァヤ)」ブランドが誕生するのです。”

 

ほー、なるほど。来年でちょうど創業100周年ですね。おめでとうございます。

欧米の本格高級靴のクオリティで、日本メーカーと同程度の価格。圧倒的にコスパに優れた靴、ということで知られてますが、同社の靴は輸出が100%。インドネシア国内での流通はなく、結果、同国内での知名度もほぼゼロ、とのことだそうです。

良い仕事してたら、それを誇りたいですよね。うーん、なんか、複雑。

こいつは、ユナイテッドアローズの別注モデル。新品での価格は3万円ほど。たしかに、コスパに優れた素敵なペアかと思います。

 

数回履き程度のミントコンディション。リサイクルショップで拾ってきました。マイサイズではありません。いくら太って足サイズがサイズアップしたとはいえ、でかすぎです。おそらく、息子の足にもでかい。

なのに、なぜ拾ってきたのか?理由は一つ。

激烈に安かったから。

 

馴染みのリサイクルショップで、見慣れぬペアを発見。お!ジャランだ、珍しい。

と思い、値札を見てみたら、なんということでしょう! ブランド名のところに「GOODYEAR WELTED」の文字と、「X,000円」、と、あり得ない価格が・・・。

いやいや、まさか、「GOODYEAR WELTED」ていうブランド、という意味ではないですよね?ていうか、「ジャランスリウァヤ」っていう靴メーカーを知らない人が値段決めたんでしょうか?

ノーブランド扱いのジャラン。全く意味不明です。

もし仮に知らないメーカーだったとしても、モノみりゃクオリティの高さから安モノではないことぐらい分かるでしょうに。一体全体、どういう経緯でこの価格設定になったんですかね?

具体的には書きませんが、こいつ、1万円札で支払ったら千円札が何枚もお釣りで帰ってきました。信じられん。

一体全体いくらでお店に買われたんでしょう? で、よくもまあ、安価な値段で手放したもんです。信じられん。

 

 

こいつ、定価の半値くらいで絶賛売り出し中です。

転売目的で拾ってきたはずなのに、そんなのに限ってマイサイズで、結局自分で履くことにしたペアがたくさんあります。ジョンマーコオロギもそうでした。

ですが、今回はさずがに、でかすぎて履けません。

売れないと困ります。

売れたら、それを元手に何を買うか。も、すでに決めてるし。

 

売れるまで、売れないで(笑)。

 

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