OLD CHURCH’s from CANADA

こんんちは、ばしです。

 

前々回でも触れましたが、最近はカナダのセラーさんから購入するのがマイブームです。

結局、先月7月カナダから2足届きました。

1足目は、KUDUというエキゾチックレザーのダックス

何を血迷ったか、届いたらUS7D。完全に私のミスです。すごく素敵なペアなのに、残念ながら小さくて履けません。

 

で、しょげていたところ、朗報です。

2足目、届きました。

ダックスを注文してから2週間後に出会い、我慢しきれずに購入。

今回も6週間待つつもりが、なぜか4週間ちょっと、ダックス到着の3日後にやってきてくれました。

こいつ。

 

OLD CHURCH’s

いつもとは異なるセラーさんから購入したところ、なんと、箱ではなく袋に詰めされて送られてきました。

 

カナダから届いたMade in ENGLAND、3穴・三都市表記の旧チャーチです。

6穴や7穴の米国靴を見慣れてきたせいか、最近は3穴のシンプルさが新鮮で、気になって仕方がありません。

なんか、誤魔化しが効かないところが潔い。

 

手書き文字。滲んでうまく読めません。

セラーさん曰く、サイズはUK8E。チャーチの場合「F」は普通ウイズですから、やや細身。私にはやや大きめですが、薄手の中敷き1枚でちょうどよさそうです。

よかった、今回はちゃんと自分で履けます。

 

早速手入れです。

いつも通り、左から。

 

ステインリムーバー

最近海外から届いたペアは、ワックスべったりなのが続いてましたが、こいつはそうでもありませんでした。リムーバーが染みた部分が黒くなってますが、ダメージがある訳ではないようです。

 

リッチデリケートクリーム

水分・栄養補給。手に直接取って、しっかりと。

 

コロニル1909

こいつも直接指で塗りこみ、ウエスで磨き、ブラッシングして仕上げです。なかなかにいい艶感です。さすが旧チャーチ、アッパーの質感はなかなかにグッドです。

右も仕上げてビフォーアフター。

 

 

 

まずまず、よろしいのではないでしょうか。

お盆休み前に投入、と思っておりましたが、残念なお知らせです。

 

左足、外側。

わお、こんなんあったっけ?

で、セラーさんの写真をよくよく確認してみたら、、、ありました。っていうか、よく見なけりゃ分からん。

まあ、人は物事を見たいようにしか見ないらしいですからね。

ネットで見つけて、嬉しさのあまりじっくり確認しなかった私が悪いです。

慌てるのはよくない。

ドイツの詩人も言っています。

ゲーテは事を仕損ずる。

 

・・・で、このダメージどうしてくれようか、と思っていたところ、なんということでしょう、こんなの発見です。

左足、内側。

わお、この写真はなかったよね。

だから、お買い得なPRICEだったのかも。

よぉくは読んでませんが、ひょっとしたら英文の説明にコメントがあったのかもしれません。今更確認する気にもなれない。

セラーさんを責める気持ちにはなれません。

 

追加費用かかっちゃいますが、修理に出しましょう。

修理代かかりますが、それも含めて妥当な金額といえそうです。

 

(参考:他のチャーチのペアの記事はこちら

 

 

ダメージのおまけつきは今回で2足目です。

1足目はこいつ。

ハンガリーから届いたAPOLLO。ディンケラッカ―の前の時代のやつです。

こいつは、右足内側にダメージが。

その後、まだ修理に出してません。

2足まとめて修理に出しましょう。

 

 

今回のチャーチも、その前のダックスもですが、このところ、大体いつも、相場よりお安く買えてます。

ていうか、そういうのでないと買わない。なので、転売したら損はしない。

そんな安心感もあって、結構安易に買ってきてしまいます。

おかげで最近、あらためて、家の中が靴だらけです。

 

ネトルトン、フットソーポート、ウエインバーグ・・・。米国靴に限っても、まだ持っていないものも沢山あります。

そんな新たなペアとの出会いも素敵なのですが、最近はちょっとペースダウンしたい気分です。

今ある手持の靴を、一生離さないやつとそうでないのとに、ここらで一旦明確に整理したい。で、履かないやつには一旦旅立ってもらうのも一つです。

お気に入りをしっかりメンテして履きこんでいくには、正直数が増え過ぎました。

リペアが必要なやつらをまずはプロに任せてきちんと直したい。

で、手入れしながら長く履く。

最近はそんな楽しみから少し遠ざかっているような気がしてます。

 

 

今の私の理想。

今一番やってみたいこと。

それは、これ。

「チャールズ・パッチ」です。

こちらからお借りしてきました。

曰く、

この靴はチャールズ皇太子が20歳のとき、ジョンロブで誂えたものとか。それを50年も履き続けているとは……モノを大切にする彼のお人柄が滲むもの。ピカピカに磨き上げられたトゥが、日頃のメンテナンスの良さを物語ります。

 

・・・か、かっこ、いいぃ。

カッコよすぎです。

超絶、憧れです。

ていうか、15年前に知りたかった。

知ってれば、そんな高級ではないけど、サヨナラしなくてよかったお気に入りが数足あります。

 

お気に入りのやつを、永く、大切に、がっつり履く。

で、愛情込めて手入れして、ぼろくなったらさらに修理して・・・。

 

私もそうありたい。

で、それは楽しく、幸せなことです。

ですが、今の私はそうではない。

転売したら損はしない、といういことを知って以来、安易に買って、増え過ぎました。

マイサイズなやつも、数が多過ぎて、まんべんなく履こうとすると、よくて週一登板です。

で、良くも悪くも、なかなか傷んでくれません。

 

チャールズ・パッチ。

いっそ、アッパーのクラックが破けてしまったようなビン靴拾ってきて、プロに依頼してパッチつけてみようかな・・・。

あ、いや、それはなんか違いますね。

間違いなく違う。

本末転倒&支離滅裂です。

 

きっと、この数日の暑さの所為かな。

2件のコメント

  1. ばしさん
    お疲れ様です。おお、オールドチャーチ雰囲気ありますね。
    このタイプ、私も持ってます。
    本当はキャメルが欲しかったんですが、アンテローペ
    を誤って買ってしまいました(笑)。
    http://shinnosukejedi.blog.fc2.com/blog-entry-101.html

    チャールズパッチ、なんか、以前より進化してますね…。
    前は、小指のところだけだったような。しかも、ぶっとい
    クラックが入ってますよね。しかも、トゥを鏡面磨きしている
    のが、こだわりっぽいですね。

    ばしさんも、コレクションの置き場所がついに満杯ですか…。
    こればっかりは、どうしようもないですね。でも、ビン靴は
    一期一会ですし、悩みは深い……。
    ではでは、失礼します。

    1. しんのすけさん
      お疲れ様です。しんのすけさんのレイヨウ、いい雰囲気ですね。
      このチャーチの前に買ったのがダックスのレイヨウでしたので、
      1足くらいはエキゾチックレザー欲しいな、としみじみ思う今日この頃です。

      ちなみに、ご存知かもしれませんが、今、メルカリで二都市のPeladoという
      エキゾチックレザーのオールドチャーチが出品されてます。
      https://item.mercari.com/jp/m58672931650/
      なんの革か分かりませんが、3穴のなかなか素敵なやつで、気になってるやつです。

      そんな気になる奴はどんどん増える一方なので、とりあえず、秋に向けて、
      売りを加速させるつもりです。
      寒くなるにつれて、モノ欲しくなりますからね。
      まあ、年中、ともいえるのですが笑。

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