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おんぼろフローシャイムをパティーヌ(前篇)

こんにちは、ばしです。

GWにと思っていたのですが、なんやかんやで後回しになっていた「自分でパティーヌ」第2弾(第1弾はこちら)。先週の土日にようやくトライしました。第二の犠牲者、もとい、被験者はこいつ。

 

フローシャイム 青窓 プレーントゥ

・SIZE:8D
・品番:30659 BEもしくはEE
・穴あきトップリフト
・フェルトのタン裏
・UNIONMADE
・1964年2月製もしくは5月製

半世紀以上前のペアです。
アッパーは分厚く、履いている分には全く問題ないのですが、何せこのスカーフェイスです。

相当にひどいです。

ですが、大のお気に入りのこいつをなんとか復活させるべく、気合い入れて取り組んでみました。

うん。なんか気合い入った感じの写真ですね。泡盛の前掛けが私の靴メンテスタイルなのです笑。

 

さて、今回の手順。基本は以前のアレンのとき(過去記事)と同じです。ざっくり以下の通り。

【脱色】→【染色】→【色止め】→【仕上げ】

前回は「アセトン」で脱色を試みましたが上手くいきませんでした。きっと、牛革に豚の汗は適さないんでしょう。だって、「汗豚(あせとん)」・・・(汗)。

冗談です。あ、言わなくてもわかりますね。でも、上手くいかなかったのは事実で、今回は「無水エタノール」を試してみました。

 

(1)無水エタノールで脱色

無水エタノール。ドラッグストアで簡単に手に入ります。でもって、すごいです。めちゃ落ちます。最初は、長年に亘り塗りたくられたワックスが一気に剥がれ落ちる感じ。

すぐにぼろ布がまっ茶になります。その後、指先で強めに擦ると、徐々に茶色が落ちて行きました。

いつもより大き目のシューツリーいれてテンションかけながらやったのが良かったのかもしれません。

で、落とすこと15分。
まあ、なんということでしょう。クラックがほとんどなくなりました。

スカーフェイス。靴全体を覆っていた細かなひび割れは、実はそんなにひどいものではありませんでした。

分厚くクリームが塗り重なることでより強調されていたようです。

 

 

(2)サンドペーパーでやすりがけ

とはいえ、全くなくなったわけではないので、この機会に耐水のサンドペーパーでしっかりならしてしまいましょう。1000番で目立ったところをごしごし擦ってならし、その後1500番、2000番で全体をならします。

まずは左。こんな感じに。

写真でも違いは分かると思いますが、触ったらなおのこと素晴らしい仕上がりです。右も同様に。

あんなにガビガビだったアッパーが蘇りました!

ツリーのテンションのかかりにくい履き口両サイドと羽根周りは上手く落ちませんでしたが、まあ、よしとしましょう。次いで、

 

(3)ローバスバチックで染色

前回、紺色を原液で塗ったところ、ほとんど黒になってしまいました。今回新たに茶色を購入。

しかし、茶色だけだと面白くないし、前回の紺の残りがあるので、薄目に薄めて数度塗り重ねてみました。まずは左。

右も。

少し乾燥させました。

で、翌日、24時間後。
こんな感じ。

いい感じ、といえばいいん感じ。

踵回りはまあ、こんなもんか。

再度、アッパー、トゥ部分。

うーん。

微妙です。このまま仕上げに進んでしまいたい誘惑に駆られますが、やはり、さすがに、薄めすぎましたかね。もう少しだけ濃い目で、紺と茶色を塗り重ねてみましょう。こんな感じになりました。

うーん。

分からん。水分で塗れて濃く見えるだけなのか、実際に濃くなったのか。乾いてみないことには判断つかないですね。昔の人は言いました。急いては事を仕損じる。よし、続きはこの週末、日曜にやってみます。明日の土曜、私は仕事なのです涙。

なもんで、報告は週明け月曜日ということで、お楽しみに~。

皆さん、良い週末を!

 

続きの後編はこちら。

おんぼろフローシャイムをパティーヌ(後篇)

 

(そのほかパティーヌ関連記事)

自分でパティーヌ・その1【準備編】」2018/4/13
自分でパティーヌ・その2【実践編(前編)】」2018/4/25
自分でパティーヌ・その3【実践編(後編)】」2018/4/27
East Coast Collectionをパティーヌ(前編)」2019/5/17
East Coast Collectionをパティーヌ(後編)」2019/6/9

 

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