Freek2Freek

拾ってきたサービスシューズ

こんにちは、ばしです。

 

久々に顔を出したリユースショップで新顔を発見。

迷ったら2000円以内は拾っとけ、というのが私の古靴遊びのモットーです。

持ち帰ってさっそく手入れしました。

こいつ。

 

 

ウルヴァリン社製 サービスシューズ

 

・SIZE:8R
・2001年製
・Made in USA

思えば、人生初のサービスシューズです。

理由は、これまで出会ったサービスシューズは皆サイズがでかかったから。

今回のは、ビンテージというには年代も新しい、状態も使用感のある普通の中古ですが、初のマイサイズサービスシューズ。

売れなくても自分で履ける、ということで拾ってきました。

 

WOLVERINEウルヴァリン

1000マイルブーツで有名なウルヴァリン。思えば初ウルヴァリンです。

あらためて、こんな略歴らしい。

1883年 G.A.クラウス氏が皮革販売・靴卸売会社ハース・クラウス社を設立
1903年 アメリカ・ミシガン州ロックフォードに近代的な製靴工場を開設
その後 原料の仕入れから、革加工、製靴、販売までを手掛ける総合靴メーカーに成長
1914年 同社を代表する「1000マイルブーツ」をリリース
1921年 社名をウルヴァリンシュー&タンニング社に変更
1941年 アメリカ海軍向けに豚革の手袋を開発
1964年 社名をウルヴァリン・ワールドワイド社に変更
1965年 ニューヨーク証券取引場に上場
2009年 WOLVERINE 1000 MILE COLLECTION を復刻発売

(同社ホームページ:http://www.wolverine-boots.jp/より)

 

古い、歴史あるメーカーです。納入先が国、というのは、やはり堅いですね。「親方日の丸」ならぬ「親方星条旗」ですな。品質が安定すれば経営も安定。上場企業だとは知りませんでした。

今回のペアは、そんなウルヴァリン社製のサービスシューズです。

 

 

サービスシューズ(オフィサーシューズ)

 

第二次世界大戦の1940年代以降90年代まで、アメリカ海軍に式典や正装時に着用するよう支給されていたドレスシューズの総称です。

国から、士官に支給される官給品ということで、オフィサーシューズ、サービスシューズ、と呼ばれます。

よく見かけるのは、

・INTERNATIONAL SHOE CO
・BATES
・CRADDOCK-TERRY
・GENESCO INC.
そして、
・WOLVERINE

といったメーカーのものでしょうか。で、ほかにも沢山のコントラクター(納入メーカー)があるようで、WEYENBERGやEndicott Johnsonほか、普通にビン靴でもお目にかかりづらいのもあるようです。探し甲斐もありそうですね。

 

第二次大戦の頃以降、ということですが、1940年代のペアなんかはもはや絶滅状態でしょうね。ビン靴と同様に、一般的に出回っているモノは古いものでもせいぜい1950年代以降、といったところでしょうか。

で、古靴好きには定番の、年代判定が可能なのが魅力のひとつのよう。概ね、

・60年代:6穴+レザーソール
・70年代:5穴+レザーソール
・80年代以降:5穴+ラバーソール

といった仕様らしい。

ただ、製造年月が直接印字されているものもあるみたいです。

今回のペアはかんな感じ。

 

 

読みづらいですが、”September 24  2001”とあります。

2001年9月24日製、ということなんですかね?

今年で18歳です。

2001年9月24日生まれの若者向けのプレゼントにぴったりです!

うーん、なかなかに楽しいですね。

 

私は、”1969年6月製”のフローシャイム、外付けV-cleat仕様の「FJ」刻印のペア(参考記事)を探し求める旅の途中ですが、息子の誕生日である”1999年7月7日製”のサービスシューズ探しも新たな旅の目的に加わったのでした。

 

うーん、先はまだまだ長そう。

 

モバイルバージョンを終了