こんにちは、ばしです。
靴の中の話が続きましたので、今回は話を外に向けましょう。
「サメ、襲来。」
ということですが、鮫革・シャークスキン、アッパーの話ではありません。
残念ながら持ってませんし、シャークスキン。
今回は、靴底の話です。
ビンテージではない、手持ちの普通の中古靴を2ペア、ご紹介。
COVE
・茶色のポストマン
・ポストマンなのにシャークソール
・MADE in USA
・BEAMSの別注品
PARADIN
・黒のスエードローファー
・なぜかシャークソール
・80年以上の歴史を持つメキシコの靴ブランド、らしいです
どちらも26センチ程度、どちらも中古です。
どちらも底が「シャークソール」。でもって、どちらもなんかいい感じ。
どちらも中古で購入。
まあ、ここ数年、中古の靴しか買ってないんですけどね。
素足にスエード
素足に吸いつくスエード靴。かつ、おしゃれ。そんなのあります?あります!
若いころ、親父に薦められて見た映画、「太陽がいっぱい」のアランドロン。古い映画ですが、冒頭、素足に茶色のスエードローファー。かっこいいです。めちゃかっこいいフランス映画。
まったく関係ない話です。今回のペアは私には若干大き目で、吸いつかないし。でも、とにかく、きっと、人とかぶらないPARADIN。お勧めです。
・・・あ、かっこいいのは靴だからね、念のため(笑)。
ともあれ、折角の機会、映画、観てみてくださいね。吸いつきますよ~。
ポストマンシューズ
前掲のBEAMS別注のCOVEのポストマン。
とりあえず、カッコええです。
レッドウィングのポストマンも初期はこのCOVE社製、とのことだそうです。
ワークシューズフリークではないのですが、そう聞くと、なんか嬉しいですね。
私の世代にとって、ポストマンシューズは憧れの靴のひとつだったように思います。毒にも薬にもならないプレーンな顔。のっぺりとしたソール。高級靴でもないのに、なぜか特別。で、結構高い。
若い頃手が出なかった憧れのモノに出会うと、思わず手が伸びてしまいますよね。それが、ポストマンシューズ。
もう1足持ってます。
(CHIPPEWA POSTMAN 黒タグ 1970~80前半)
ケビン・コスナー主演の映画にもありました。タイトルからそのまんま「ポストマン」。観てませんが。ポストマンシューズの映画ではなく、ケビン・コスナーの映画だから。これから先もきっと、観ない(笑)。そんな人、私以外にも多くいそう。
今回のふたつのペアは、アッパーはローファー&プレーントゥ、と、オーソドックス。で、ソールはシャークソール。という、ある意味異端児的なペアです。
シャークソール、奇抜に感じますね。
でも、アッパーが普通なので、思いのほか、気軽に履けます。
見た目ほど違和感はなく、履けばすんなりおさまります。
歳を重ねるにつれ、人は保守的になるもの。悪いことではないですが、小さくとも新しいチャレンジは不可欠です。シャークソール。そんな点からもお勧めです。ぜひ、トライしてみてください。
サメの歯型が大きすぎる!と言う人には朗報です。歯の波波(なみなみ)が小さめのソールもあるそうです。
その名も「小シャーク」。うーん、こしゃくな。
サメの歯みたいだから、シャークソール。
カワウソの歯みたいなら「カワウソール」、なのかな、きっと・・・。
失礼。
兎に角、シャークソール!見た目と違い、歩きやすさもグッドです!
お試しあれ!
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