こんにちは、ばしです。
ちょうど1週間前の火曜日は「即位礼正殿の儀」。
雨の中、一瞬陽が差し、虹が出て、東京は神秘的な1日だったみたいですね。
祝日のこの日、朝から家内と娘を乗せてアメリカ村へと車を走らせました。
目当てはこれ。
「幸せのパンケーキ」。ふわふわでなかなかに美味かったです。
ほんとはアメ村ではなく、前に一度行った南船場の店の予定だったのですが、店に着いたら海外からの観光客が途方に暮れてます。どうしたのかと思ったら、なんと!
閉店してました。忙し過ぎたのね、きっと。
海外からパンケーキ食いに来た彼らに、アメ村にも店舗があることをスマホで伝え、それぞれ、心斎橋へ。
で、アメ村店。驚いたことに、海外からの観光客のなんと多いこと。
アメ村に、ではなく、パンケーキ屋に、です。
並んで待つ列の3分の1くらいは海外からの旅行客。
皆さん美味そうに食べてはりました笑。
で、折角の久々のアメ村です。食後の散歩を兼ねて、古着屋を数件ぷらぷら。
こんなやつ見つけました。
SPECTUSSHOECO.
ジャパニーズドメスティックブランドであるスペクタス。
白のスニーカーは持ってますが、革靴タイプのものは初めてです。
前から気にはなっていたのですが、見かけてもお高いし、何より私にはでかいサイズのばかり。
今回たまたま見つけたこいつ。マイサイズな上に、セール価格になっていたので迷わず持ち帰ってきました。
これからの季節に活躍しそうな色目です。
早速手入れです。
いつも通り、まずは左から。
ステインリムーバー
ソールは白いので汚れが目立ちますが、減り具合から見てもそんなに履きこまれてなさそう。そもそもビンテージじゃないし、アッパーの汚れはそもそもそれほどでもありません。
レクソル
とはいえ、最近のお気に入り。レクソルでごしごし。ハブラシで、グレインレザーの皺の隙間や切り替えし部分の汚れをしっかり掻き出します。気分的になんかすごくすっきりします。
リッチデリケートクリーム
いつもの手順をいつも通りで。余談ですが、キャップトゥの切り替えし部分やメダリオンの周りが染みたみたいに色が変わってますが、数日後、履き下す頃にはしっかり乾いてました。
サフィール ライトブラウン
左右で若干色目が違うので、塗り込んでみました。クリームとアッパーの色目はドンピシャ。が、あんまり変化なさそう。
このあと、コロニル1909で仕上げ。仕上げはこいつと決めています。とはいえ、最近はワンパターン。そろそろ他のグッズも試してみようかな。
今回、写真撮り忘れました。はは。
で、ブラッシングして、右も仕上げて完成です。
ビフォーアフター。
アッパー、そもそもそんな汚れてませんでしたし、こんなものかと。
コバにはニュートラルのクリームも塗り込みました。
乾いた感じが少し色が濃くなった。僅かですが、引き締まっていい感じになったような。
で、こいつ。あらためて、変わった靴です。
スペクタスシュー。foot the coacherなどを手掛ける竹ヶ原敏之介氏が2012年に立ち上げたブランドです。曰く、
「革靴でもなくスニーカーでもないデザインと履き心地」というコンセプトのもと製作は始まりました。人間工学により形成されたラスト(木型)をベースに、サンプル作製を繰り返し、変更を重ね、全く新しいイノベーションシューズ〈スペクタス〉が生まれました。
(公式サイトより)
確かに、見た目は革靴です。竹ヶ原氏は渡英してトリッカーズで働いていたことがおありだそうで、この明るい茶色のペアも、雰囲気はトリッカーズぽいかも。
ですが、アッパーの包み込む感じはソフトで、革靴というよりはゴルフシューズっぽい。見た目以上に柔らかな履き心地です。これで底がスニーカー仕様だと、まんまスニーカーな履き心地なんでしょうね。
で、何より特徴的なのが、靴紐の替わりのワイヤーと踵のダイヤル。
Boa Closure Systemというやつだそうで、こいつを回して、締めて緩めて、着脱します。フットジョイのゴルフシューズに採用されてメジャーになったやつですよね。今の私のゴルフシューズ(CALLAWAY)もこのダイヤルワイヤーなBOAです。
この手のものって、最初はすごい違和感あるんですが、慣れてくるとなんとも思わなくなるのが不思議です。で、そんなのに限って病みつきになったりするんですよね。
早速履き下しました。
うん、いい感じです。
夏が終わってもずっと暖かな毎日でしたが、10月もあと3日で終わります。
これからやってくる寒い季節にぴったりな、ほっこりと暖かな雰囲気です。
履き心地も申し分ない。
良い拾いものしました。
この冬の足元はこいつメインでいいかな。