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やりなおしBLUNO MAGLI

こんにちは、ばしです。

 

今日から10月。

季節の移ろうのは早いもんです。

 

先週、ネイビーとワインのクリームを入れたブルーノマリのコンビシューズ。

蘇ったものの、オッサンくさい色目に仕上がってしまいました。

 

秋らしいといえばそうかも。

ですが、汚くとも、メンテ前の方がまだ履けます。

赤茶の赤が濃すぎます。

一体いつの時代なのか、さすがにこのツートンはいけません。

我ながら、大失敗です。

ということで、再度色を入れ直すことにしました。

こんな感じで作業です。

 

 

ステインリムーバー

前回塗り込んだクリームを落としたいのですが、きちんと落ちてるのでしょうか? 水分を吸いこんで色目が変わり、よく分かりません。

なもんで、こいつを投入。

 

無水エタノール

自分でパティーヌするとき用のこいつ。完全に色を抜く必要はないので、ちょうどよい使い心地です。カーキ色部分も少しトーンを明るくしたい。ということで、布にとって、全体を満遍なくゴシゴシとやります。

 

で、あらためてクリームを入れます。

黒は切らしてます。茶色は持ってません。買ってくるつもりが、そんな使わないし、もったいないので手持ちので代用です。

色の3原色、赤と青と黄色混ぜたら黒になりそう。ですが、そんな面倒なことやってられない。

 

前回はライトネイビー(左)を入れましたが、今回は濃いめ、普通のネイビー(右)でいってみました。理由は、より濃い色に仕上がりそうだから。

ということで、上手くいくよう祈る気持ちで作業開始です。

まずは左から。

 

ブラシで満遍なくクリームを乗せて、指で塗り込んでいきます。ブラシでゴシゴシするだけではなかなか色が入り込んでいきません。

うん、なんか良い感じっぽいです。

次いで、右も。

おおー。良いです。

これです、求めていたのは。

で、ウエスで拭き取りました。こんな感じ。

茶色が少し明るくなりましたが、まずまずではないでしょうか。

濃くしたけりゃ、黒など塗り込んでいけば、微妙に色目を変えていけそうです。

別の角度から。

おおー、いい感じですが左ソール外側にダメージ発見です。

 

とりあえずセメダインでDIY補修。靴下かぶせて圧着させて、しばし乾燥しましょう。

この間に、もうひとつの課題解決です。

 

タン作り

こいつ、右のタンが取れてしまっていてありません。

なので、自作してみました。作り方はこんな感じ。

 

紙で型をつくり、靴にセットして穴の位置をマーキング。

 

型に合わせて切り出して、ポンチで穴あけて完成。

セットしてみます。

穴の数、追加して左右3個になってます。紐の通し方によっては2個のままでも良かったんでしょうが、大体いつもパラレルですので、2個では足りませんでした。

タンは縫いつけるのではなく、1穴~2穴部分の紐にくっつけることで固定しようとの算段です。キルトくっつける要領の変形バージョンです。

靴ひもが直接足の甲に当たらぬよう、裏張りも施しました。黒い薄手の革を、3か所ほど糸で縫って固定してあります。

 

そんなこんなでセメダインも乾きました。

紐を通して化粧直し終了です。

 

おお! グッジョブ俺です!

お手製タンは革の切り口が切りっぱなしで色が違いますが、まあ、誰もそこまで見ないし、履いてる分には見えない、分からないでしょう。

やはりタンは必要です。

タンがないと、なんかタンない感じ・・・。

 

あらためて、ビフォーアフター。

 

こいつが、

まずはこう。

 

そいつが、

最終このように変身。

 

 

おお、手間かけた甲斐がありました!

これなら服もそんなに選ばない。

合わせやすそうです。

秋を前に、秋らしいペアが加わりました。

念願のツートンペア。

嬉しいです。

 

靴棚、スペースないけど。

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