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ゆく靴くる靴(2021年10月)

こんにちは、ばしです。

 

夏が終わり、秋の訪れとともに、物欲がやってきます。

この秋冬はどんな格好しよう。あの靴にこんな服を合わせてみたい。そういえばこの手のブーツ持ってないな。などなど、いろいろとイメージが膨らみます。考えるだけでも十分に楽しいのですが、いかんせん財布の紐もなんとなく緩くなりがち、なのは、私だけではないはず。

さて、今回はそんな先月10月の振り返りです。

こんな感じでした。

 

 

おおー、久々大きく買い越しました。秋のイタズラです。収支もそこそこマイナスです。けどまあ、先月同様10月もまた出品したネクタイやらデニムやらが結構売れまして、お小遣い的には相当程度リカバーできました。で、おおー売れた売れたと喜んで、靴以外もちらちらと買っちゃうんですよね。秋のイタズラです。

個別に振り返ってみましょう。

いつも通り、まずは売りから。

 

 

【旅立った靴その①】布タグREGAL

旧旧ロゴのリーガル・インペリアルです。
個人的に、古いロゴの時代のレザーソールのリーガルは「買い」だと思ってます。かつ、割とレアな布タグです。史料として置いておこうかと思ったのですが、いい靴だし、まだまだ現役で履けるし、長らく売りに出しておりましたが、ようやく旅立っていきました。サイズもOKだったみたいで、今頃新たな持ち主の元で活躍してくれていることでしょう。いい靴でした。

 

【旅立った靴その②】Allen Edmonds Winhall

折角手に入れた変わり種アレン、だったのですが、8Eサイズが私には結構大きい。1度か2度履きましたが、マイサイズでないのはどうしても登板頻度が少なくなってしまいます。15年ほど前の比較的新しいペアで状態も良かったので、新たな持ち主に履いてもらうことにしました。達者でなー。

 

 

以上、売りは2足だけ。収支は僅かにプラス。儲けは僅かですが、まあ、そもそも購入する時点で一定のリスク(どんなのが届くか分からない)を負ってますので、これで収支マイナスなら泣きっ面に蜂ってもんです。良かった。

次いで、買いの5足です。
思いのほか沢山ゲットしてしまいました。
こんなやつら。

 

 

【拾ってきた靴その①】LeeKee, made in Hong Kong

香港の注文靴メイカー″Lee Kee(理記)” のウイングチップスリッポン。
前々から気になっていたここのマイサイズを見つけ、思わずゲットしました。毎度のことながら、なかなかに良い買い物しました。まあ、そうでなきゃ買わないんですけどね。

 

 

【拾ってきた靴その②】Jaran Sriwijaya for Hisao Saito

ジャランのキルト&ギリーシューズ。
一昨日履き下ろしました。少し厚手の靴下履けばジャストサイズです。活躍の場面は限られそうですが、他には真似のできない唯一無二なスタイル。個性的なペアですが、それ故に替えの効かない1足といえます。長い付き合いになりそうな予感。

 

 

【拾ってきた靴その③】LIPSETT ホワイトバックス

前回記事のやつです。記事での紹介は4番目でしたが、持ち帰った順はこいつが3番目でした。ホワイトバックスって夏っぽいイメージなのですが、履き下ろすの、夏まで待てるかな。夏以外に履いてもOKなんですかね? 

 

 

【拾ってきた靴その④】箱入りフローシャイム

ようやく手に入れたフローシャイムの元箱、つきのフローシャイム・The Plateau。サイズもジャストです。爪先が少しばかり削れてますので、今月中にBONTAさんへリペアに持ち込む予定です。年内には履き下ろしたいな。

 

 

【拾ってきた靴その⑤】息子のパラブーツ

マーチンばかり履いてる息子に購入したのですが、結局サイズ合わず仕舞い。右から左で売っ払って、今月の収支はプラマイゼロ、のはずが、まだ売れてません。まあ、出品してまだ1週間も経ってませんし、気長に待ちましょう。詳細は次回の記事でご紹介の予定です。

 

 

【拾って来た番外編①】アニアリのレザートート

リユースショップ巡りの際は、めぼしいビン靴はなくとも、お買い得なものは持ち帰ります。このトート、70%オフとなっていたのを不憫に思い拾ってきました。私の記憶が正しければ、10年ほど前にリリースされたものかと。当時雑誌で見て「欲しい」と思ったものの、通勤は手ぶら派な私、俺には不要と見送った覚えがあります。

ダメージは皆無。見た目にすっかり色褪せていたので安かった。で、メンテしました。直後はいい感じに色が濃くなったのですが、数日後には濃さが減じてしまいました。ジャランに合わすつもりだったのですが、まあ、ちょっとくらい色違っても構わないですかね。

 

 

【拾って来た番外編②】ピーコートほか

こいつらもすべてリユースショップ。1960sのピーコート3630円。ボタン(200円くらい)を買って自分でとりつけ。RLのロイヤルクレストタイ110円。HILLTOPのスクールマフラー990円。笑。

3点まとめてクリーニングに出しました。2070円のところ、ちょうどセール中で30%オフ。笑笑。さきほどのアニアリのトートとこの3点とクリーニング代でざっくり1万円です。まあ、リユースショップで遊んで何かモノが手元に残る、ということですので、経済的なレジャーではないかと。

転がしたら儲からなくとも元は取れるかな。まあ、転がしませんが。すべてこの秋冬に自分で身に着ける用です。まあ、毎年そんなのが馬鹿みたいに増えていくのですが、昭和生まれな私です。なんかいいことした気分です。

 

 

 

【10月の総括&雑感】

 

前月9月のゆく靴くる靴の記事(こちら)を振り返ってみましたところ、

10月のテーマ。それは、「11月に何を買うか?」です。

と、自分で書いてました。まあ、10月は月初から親父の入院騒ぎでてんやわんやだったこともあり、そんなことすっかり忘れていたのでした。で、「11月に何を買うか?」というのは、ブログ開始5年目突入記念に何を買うか、とのことなのですが、なんのことはない、10月もそれなりに買ってしまったのでした。

5足も買ってしまい収支もマイナスですが、1足平均だと6700円です。今回も比較的お買い得な買い物ではあったかなと。とはいえ、単月の収支がマイナスのままなのはお小遣い的にイケてませんのであれやこれやと靴以外も転がし、取り繕うわけですが、結局靴以外も結構買ってしまうんですよね。やっぱりこの季節、色々と欲しくなりますよね。

「番外編」で、鞄とネクタイとマフラーとコートを挙げてますが、実際はそれ以外にもちょこちょこ買ってしまってます。チノパンにデニムパンツにニットジャケット笑。ま、ここ数年、そんなことを繰り返してきてまして、気づけばオフの日の服の8割方がユーズドな有様です。

 

いい歳して中古の服ばかり。そんなことでいいのか。と、思わなくもないですが、いいんです。なぜって、週末ごとに、かつ、たまにしか着ない服に金をかけるくらいなら、その分で靴を買いたい。

ビームスやアローズに行けば別でしょうが、巷のよくあるショッピングセンターに行っても欲しい服はほとんどありません。むしろ、リユースショップの方が欲しいものが沢山ある。かつ、安い。ちなみに、ジャランを履き下ろした日のパンツはKUROので550円笑。カーキのチノパンを色々探し廻ってようやく見つけたお気に入りがたまたまこの安い中古品だったのでした。

 

先週もこんなの拾ってきました。

マルセル・ラサンスのコーデュロイ・チェスターコート。ユーズドではありますが、程度も悪くないのに税込で1500円でお釣り泣笑。そりゃあね、もうね、こんなの見つけたりしたら、もうだめですね。

同じ価格なら半端な新品よりも本格派の中古品の方がいい、でも、実際は新品で買い求めても欲しいものはあまり売ってない、なもんで、新品か中古かは関係なく、欲しい服を求めてリユースショップも物色するはめに、で、その方が「アタリ」が多いという現実、で、安いからついついホイホイ買ってしまう笑。

 

そんなこんなでこの季節は危険です。

とはいえ、安い中古品です。古靴探しのついでに今後も楽しんでいこう。方や、靴に関してもきちんとノルマは達成済です。記念の1足、記念に相応しい1足、ゲットしました。到着は12月になっちゃいそうですが、まあいいでしょう。かわりにという訳ではありませんが、それ以外に1足到着済、他に2足洋上にあります。なもんで、今月11月こそは大人しく過ごす予定です。

予定です。

まあ、予定なんでね。

どうなることやら。

 

(おしまい)

参考:「ゆく靴くる靴」記事一覧

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