こんにちは、ばしです。
6月、終わりましたね。
毎度のことながらあっちゅう間に過ぎ去ってゆきました。コロナ禍の所為でしょうか、イベントごとがないので、月を通してメリハリがない。思えば去年の6月もそんな感じだったような。2年続けてのことなので、あとあと振り返ってみたら、どちらの年の6月か混同しそうな、そんな印象の薄い1ヵ月でした。
とはいえ、月が変わりましたので、今回は月初恒例の「ゆく靴くる靴」、先月の振り返りです。先月は売り買いともに印象の薄い1ヵ月で、6月分の今回記事は「秒」で終わりそうです。
なぜって、こんなでした。
売り買いともに1足ずつ。増減はなし。ペースダウンです。収支はマイナスですが、まあそれは内訳をみれば十二分に許容範囲です。個別に振り返っておきましょう。
まずは売りから。
【旅立った靴】Florsheim 21676 The Dover
2足目となる「The Dover」。モカ縫いが美しい1960sのレギュラーラインのフローシャイム。1足目は9.5Cサイズで私には大きく、手放しました。その後ずっと探し続け、ようやくマイサイズっぽい8Cを見つけて速攻ゲットしたのですが、、、。今回は甲周りがややタイトでした。まあ、履けないことはなかったのですが、羽根が開きすぎてみっともない。
3年前くらいなら問題なかったのでしょうが、やはり足が少し太ったようです。せっかく見つけてゲットしましたが、二度あることは三度ある。こいつは一旦手放して、8D~8.5Dあたりのをもう一度探すことにしました。
次いで、買いの1足。
【拾ってきた靴】FREEMAN / new old stock with box
6月生まれの私。今年の自分への誕生日プレゼントは、初の「箱付きデッド」にしてみました。サイズは8.5Cで、素足でジャスト。その後、まだ履き下ろしてません。履き下せてません。デッドなペアって、なかなかに勇気が要りますね。ですが、今年中には履き下ろすつもりです。印象の薄い6月でしたが、こいつが花を添えてくれました。
【6月の総括&雑感】
いやあ、淋しいですね。スカスカな記事です笑。
売り買いともに、こんなに静かな月はこれまでで初めてかもしれません。「買い」は、まあ、問題なし。前月に5足と上振れしたこともあり、意識的にセーブしましたので、予定通りの着地です。売りは、初の「ゼロ」をも覚悟しましたが、どうにか1足、月末に旅立っていきました。
相変わらずメルカリ一択での出品なのですが、最近はありがたいことにリピート購入を頂ける方がちらほらとおられます。靴の中古の場合、気になるのがやはりサイズ感なわけですが、1足目のサイズ感・フィット感を踏まえて「ジャスト」「やや大きい」「やや小さい」など、売り手としても事前に見立てができます。検討・購入いただく上では、売り手としても非常に安心です。折角買ってもらったのに、足に合わない・履けない、というのは頂けません。
で、売れたのはそんなリピーターさんへの1足だけ。
なぜ? ボーナス時期には少し早い? 世の中的に中古靴の動きが鈍い?などと嘆いておりましたら、なんのことはない、売り出し中の靴の数が少なくなっていたのでした。そういえば、このところ旅立たせるばかりで新規の出品をさぼってました。
加えて、特に、ここ数カ月はリユースショップに持ち込んで処分すべくせっせと出品を取り下げた靴も少なくない。そりゃあ出品数も減りますわな。で、数の帳尻合わせのための「とりあえず処分」ていうペアも、もうすでに一通り処分してしまいましたので、リユースショップに持ち込む靴ももうない。減らすには、「積極的にサヨナラ」する奴をピックアップせねばなりません。そんなこんなで、6月にオサラバしたのは1足のみと相成りました。
これまで、数を減らすことに重きを置いてきた今年。5月までの順調な様子をみて、こう思いました。
貴重なビンテージ、なんでもかんでも安易に手放していいものだろうか
そう感じ始めた矢先の先月、過去に手放したペアを記事にしました。
(「いつかまた・出会いたい靴・ベストテン」)。
で、記事を書きながら、今度はこんな風に思うわけです。
売って後悔したらまた買い直せばよい
つまり、真に必要とするペアか否かを見極める上では、あえて手放してみるのも一考、かと。で、「ああ、やっぱり売らなきゃよかった」と後悔したものに限ってだけ、再購入すればいいのではないか。
まあ中には「再購入」が難しい、手放したら二度と出会えないようなレアなのもありますので、そういったやつらは除くとして、それ以外は、「迷ったら売らない」ではなく「迷ったら売る」、でいいのではないか。今度はそんなふうに感じ始めた6月の終わりなのでした。
まあ、来月はまた違うこと言ってるかもしれませんけどね。
(おしまい)
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