こんにちは、ばしです。
ついこないだ正月休みが終わったと思ってたのに、早くも2月ですね。
で、1月、も、靴を沢山買いました。
1月の売り買いの状況は近々ご報告しますが、とりあえず数えてみましたところ、7足!買ってました。わお。年始から飛ばし過ぎですかね。
ですがまあ、沢山買ったけど出費はトータルで17000円弱ですし、結構売れて収支もプラスだし、置き場がないこと以外は順調な2020年のスタートとなりました。
そんな1月を祝して、今回は先月買った中で一番嬉しかったやつ。
こいつ。
フットソーポート シュプリーム Vチップ Foot So Port Supreme
SIZE:10 1/2 A
7eyelets
Made in USA
マイファースト・フットソーポートです。以前から欲しい欲しいと探していたものの、なかなか出会えないでいたVチップ。今年こそは手に入れたい、と思っていた矢先、IRONさんからメッセージが(参考:IRONさんのブログ「Ramblin’ On My Mind」)。曰く、良さげなフットソーポートがメルカリで出てる、ウィズ換算したらばしさん入りませんか?とのこと。
10ハーフはでかそうなものの、Aウィズだといけるのかな。インソックのロゴもくっきりはっきりなグッドコンディション。なのに、信じられないほどお買い得価格。サイズ換算、とはいっても想像つきませんが、常々このペアをWATCHされてるIRONさんの見立てですし、きっと大丈夫、ええーい、ままよ!と、ソッコーでぽちっとゲットさせて頂きました。
楽しみにしつつも、見た目にロングノーズ過ぎないかな、捨て寸長過ぎたらどうしよう、などと若干心配しながら待つこと数日。届いて、早速足入れてみました。
おー、メチャいい感じです! 10ハーフな筈なのに、そんな長くない。で、幅はジャストです。こんなラッキーなことがあっていいんでしょうか!? と思えるほどのラッキーなお買い物でした。IRONさん流石の見立てです、重ねがさねありがとうございます。大切に履きます!
FOOT-SO-PORT
拙ブログで初登場のフットソーポート。ビンテージ靴好き以外の人にとっては聞いたことのない名前かも。あらためて、こんなシューメイカーです。
1927年アメリカ・ウィンスコンシン州にて創業。Orthopedic Shoes(オーソペディックシューズ、整形外科学に基づいてつくられた矯正靴)の専門メーカーとしてスタート。ALDENやWRIGHTと同様に、高いクオリティを誇っていました。
土踏まず部分が盛り上がった独特の形状。FOOT-SO-PORTは独自で開発したインソールの「arch support system(アーチ・サポート・システム)」と言う特許を持っています。なるほど、「Supreme」の文字の下にパテントナンバーが印字されてます。この土踏まず部分、とても気持ちいいです。
残念ながら、1990年代のファクトリー火災でラストが消失してしまい、今では生産を終了してしまっているらしい。このペアは何時ごろの生産なのでしょう?1980年代くらい、ですかね。年代判別法は確立しているのでしょうか?そのうち調べてみましょう。
うーん、早く履きたい。
早速メンテです。
いつも通り、まずは左から。
ステインリムーバーで汚れ落とし
うーん、良い革質です。もちっとする感じ。爪先、少しスレがありますが、そんな目立たなさそうです。お次。
LEXOL(でさらに汚れ落とし)
歯ブラシにとってゴシゴシ。最近のルーティンです。アッパーはもちろん、コバ部分の汚れもこいつで綺麗に掻き出します。
TAPIR レダーオイル
あれ、保湿が先、でしたっけ?順番間違えたかも。まあ、しょうがない。とりあえず、保革&油分補給です。で、アッパーの古い汚れがオイルでさらにとれいていきます。
デリケートクリームもどき
100均のヒト用クリームです。まあ、いつも通り。
コロニル1909シュプリームクリームデラックス
いつものルーチン。SUPREMEにはSUPREMEで仕上げです。おおー、い感じ。
右も仕上げて、ビフォーアフター。
【BEFORE】
【AFTER】
うーん、素晴らしい。トゥのスレも目立たなくなりました。別の角度から。
【BEFORE】
【AFTER】
7アイレットにAウイズの細身なスタイルが独特でカッコいいです。で、やはりビンテージと呼ばれる靴は、革質もいいですね。爪先だけ、ビフォーアフター。
【BEFORE↓】
【ステインリムーバー後↓】
【LEXOL後↓】
【TAPIR後↓】
【デリケートクリームもどき後↓】
【コロニル1909後↓】
うん、いい感じです。
で、10ハーフのこのペア。実際どのくらいのサイズ感かと言いますと、こんな感じです。
左:FLORSHEIM 92604 KENMOOR。8ハーフEウィズのこいつ、厚手の中敷き1枚入れてちょうどくらい。
右:Allen Edmonds Boulevard。8Cのこいつは中敷きなし。そのまま履いてややタイトめフィットです。
中:今回のFOOT-SO-PORT。10ハーフなはずが、9くらいな印象です。7穴で羽根部分の長さがあるせいでしょうか、全体的にバランスが取れた印象で、見た目にもそんなに長くは感じません。
で、足を入れた感じでも、一番フィットするのが今回のフットソーポートです。幅がジャストなだけでなく、長さもそんなに長いとは感じません。
どんな塩梅なんでしょう。
今後、でかめのAやBウィズのペアを自分用として検討するうえで、一つの目安、となりそうです。
最後に再度、アップで。
うん、素敵です。
これぞまさにVチップです。
兎に角にも、年始早々、素敵なペアを手に入れることができました。
1月。
2020年のスタートは、幸先いいものになりました。
ハッピー♪