こんにちは、ばしです。
5月にインスタグラムを始めまして、はや半年弱。
https://www.instagram.com/freek2freek/
当然、靴がメインです。
たまに、カレーとラーメン。
で、ほぼ毎日川柳を詠んでます。
いろんな方をフォローしたり、されたりしてますが、インスタを始めてみて、靴の写真をアップしている人がこんなに沢山いるだなんて、びっくりしました。
で、皆さん、いい靴沢山お持ちです。私なぞ、それこそ足元にも及ばない。
で、皆さん、愛情もって綺麗に履いておられます。
鏡面磨きにトライしてみたのも、鏡のように磨きあがられた写真を見たせいです。
で、インスタで初めて知ったシューメイカーがありまして、ずっと気になっていたところ、リユースショップで発見。
早速拾ってきました。
こいつ。
CARMINA カルミナ
・色:ダークネイビー
・SIZE:7 1/2
・2アイレット
・グッドイヤーウエルティッド
・MADE IN SPAIN
先日の4足まとめて拾ってきたうちの3足目、お披露目です。
(1&2足目はこちら)
「CAMINAND」は知ってました。
リユースショップでモカシンなどをちょこちょこ見かけます。で、恥ずかしながら、「CARMINA」と「CAMINAND」を同一ブランドと勘違いしてました。
だって、ぱっと見、スペルが似てますよね汗。
カジュアルなモカシンにエレガントなドレスシューズ、と、真逆のを作ってるのね、などと不思議に思ってました。ようやく合点がいった次第です。
そんなCARMINA。インスタの写真を見て、美しい靴だな、と思ってましたが、手に入れてみて、ほんと、美しい。
こんなシューメイカーだそうです。
CARMINA
カルミーナの歴史は1866年にマティアス・プハーダス氏がマヨルカ島のインカで始めたオーダーメイドの靴を作る小さな工房に遡ります。その数十年後には、彼の息子であるマテオ・プハーダス氏も父の影響で靴作りに携わるようになり、1905年にはバレアレス諸島で初となるグッドイヤー製法の工場を設立させました。1961年に創業者の孫にあたるホセ・アルバラデホ・プハーダス氏によってスペインで有数の靴メーカーに登りつめました。1997年には高級靴を求める声が高まりホセ氏は妻と子供達とで生まれ故郷のマヨルカ島で新しいブランドを立ち上げました。
150年以上の歴史を持つスペインのシューメイカー。
古いですね。
20世紀中ごろまでは「Sanson’s」とのブランド名だったそう。創始者の曾孫にあたるホセ・アルバラデホ・プハーダス(Jose Albaladejo Pujadas)氏は、YANKOも設立した方だそうです。
その方が60歳にして立ち上げた新ブランドがCARMINA。
このへんのことはOTOKOMAE男前研究所さんの記事に詳しい説明がありました。
ちなみに、カルミナ、って、奥様の名前だそうです。
かっこいい爺さんですね。
洒落てます。
そんなカルミナ。
コンディションに何の問題もありませんが、とりあえず儀式です。
まずは左から。
ステインリムーバー
特に汚れはありません。布がうっすらと青くなりましたが、革の色なのか、ネイビーのクリームなのかは不明です。
リッチデリケートクリーム
エアコンの効いた店内にいたから、若干は乾燥している可能性も。ただ、店頭にならんでたのはせいぜい1週間ほどでしょうから、乾燥の心配もなし。
コロニル1909
仕上げです。定番の仕上がりです。
ビフォーアフター。
再度、全景。
いやはや、美しいです。
アッパーの肌理(きめ)は細かい。
念のため、黒ではなく、ダークネイビーです。
ネイビーですが、非常に濃いので黒と同じ感覚で履けちゃいそうです。
2穴の羽根周りの造作も綺麗で丁寧です。
最近3アイレットがマイブームで、1穴か2穴のが欲しいと思っていた矢先で、なんとも嬉しい限りです。
繊細なんだけど華奢過ぎない。
グッドイヤーにしてはエレガント。
イタリア靴と英国靴のいいとこどりをした上で何かのエッセンス振りかけたような素晴らしいペアです。
サイズもマイサイズ。中敷きなしで大丈夫そう。
アンダー1万円でゲットできたましたので、転がせば結構儲かりそうですが、こいつは売りません。
自分用です。
ハーフラバー装着されてますが、雨の日は履かない。
来週の天気のいい日に履きおろしましょう。
いやはや、かなり、楽しみです。