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先週履いた靴(その10)

こんにちは、ばしです。

 

金曜日は恒例になりました「先週履いた靴」。

手持ちの靴が一巡するまで、日替わりで靴替えてますが、それもあとわずか。

長くもって6月一杯、そろそろ弾切れになりそうです。

あと2週間ほど、今しばらくおつきあい下さい。

 

ということで、令和第4弾、こいつら。

 

【6/10月】 go-getter

 

“そこらへん そこそこいいね ゴーゲッター”

原宿にあった老舗の古着屋「go-getter(ゴーゲッター)」によるリメイクシューズ。Made in USA表記はないものの、どこのメーカーかもわからぬものの、ほぼ間違いなく、誰がどう見てもUSメイドのロングウィングです。

ビブラムの分厚いウェッジソールに仕立て直されて、雨でもへっちゃらなやつ。フワフワした気持ちのい歩き心地で、背丈もいつもより高くなる、シークレットなにがし、みたいな、昨年の自分へのクリスマスプレゼント笑。

 

 

【6/11火】FLORSHEIM, THE SUTTON 21807

 

“アスファルト 歩くよ古い セメントで”

1968年7月製、セメント製法のフローシャイム。グッドイヤーと違って、セメント製法の底は貼り替えが聞かないらしい。ときいて、ハーフラバー仕込みました。

フローシャイムらしくないフローシャイム。華奢な、細身のトゥ。足が小さく見えるので、私の背丈だと見た目のバランスが今一つなもんで、たまにしか履きません。けどまあ、こういうのも1足あってもいいかな。

 

 

【6/12水】WEEJUNS G.H.BASS

 

“怠け者 そこまで歩け 停留所”

いわずと知れた、「バスのローファー」です。今でも新品が手に入るロングセラーですが、最近は、「メイドインチャイナ」とか、「メイドインエルサルバドル」、といったものばかり。

多くの他のメーカーと同様、現在はアメリカでは作られてないようです。こいつはグッドコンディションのUSメイド。今ではなかなかに貴重になってきたようです。大切に履くことにしましょう。

 

 

【6/14木】ジョンストンアンドマーフィー アリストクラフト

 

“これ以上 素うどん何度 まあいいか”

1980sのジョンマー。虫みたいなんで、コオロギと名付けました。

これいじょうすうどんなんどまあいいか
じょうすうどんなんどまあいい
ジョンストンアンドマーフィー

今日の一句がなかなかに思い浮かばなかったせいで、登場が随分と遅れたジョンマーです。がんばりましたが、だいぶ苦しくなってきました。この日は、「今日の一句」が「今日の一苦」、そんな木曜日でした。

 

 

【6/15金】FLORSHEIM IMPERIAL 92621

 

“流鏑馬か 黒駆け射抜く インペリアル”

梅雨入り前に久々に登板させた黒のコードバンPTB。数年前にビン靴ネットショップのNardさんで購入した大のお気に入りです。ビン靴に興味を持ち、足を突っ込み始めた頃に、思い切って購入したマイファースコードバン。

1970年12月製。こいつのお陰で、二度とこの道を引き返せなくなりました笑。大切にし過ぎて、年に1~2度しか履いてません。死ぬまで離さないやつ。死んだら息子に引き継がせるやつ、です。

 

 

【6/16土】GRENSON G2 PERCY

 

“イギリスの 古い街かな グレン村”

昨年の自分への誕生日プレゼントだったマイファーストグレンソン。老舗の英国シューメイカーですが、こいつはインド製。かつ、最近のお品です。シボ革のコマンドソール。当初は丸紐でしたが、ちぎれたのを機にカジュアルな平紐に交換しました。

ワンサイズ大き目を厚手の中敷き1枚入れて調整。元のインソックは真っ赤です。なもんで、追加の中敷きも真っ赤にしました。仕事では滅多に履きません。この日もこれでゴルフ場へ。こっそりと、情熱的なやつ。

 

 

1969年6月生まれの私。

先週でお陰さまで目出度く、リアルフィフティの仲間入りです。

で、時を同じくして、JKの娘は18に。

なんと!娘と私は誕生日が同じだったりします(今更)。

そんな彼女へのプレゼントは、UKメイドのマーチンのブーツ。

安いの拾ってきました笑。

自分自身へのプレゼントは何にするかまだ決めてません。まあ、毎月自分にプレゼントしてるようなもんですからね笑。

で、50歳になりまして思うに、さすがにそろそろ、人としてのビンテージへの入り口に差し掛かったような気がします。

50代。

これからも、いい感じにエイジングしたビン靴を老い求め、もとい、追い求めていこう。

そんな、新たな誓いを立てた1週間なのでした。

おしまい。

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