はじめまして。ばし、と申します。
数年ほど前からヴィンテージシューズに興味を持ち始め、週末ごとに近所の古着屋とネットショップを徘徊する大阪在住のアラフィフ親父です。
街中(まちなか)の古着屋さん、ここ数年でものすごく増えましたよね?
私の場合、家から自転車で5分の範囲に3軒もあります。
「古着、売ります!買います!」的な、リサイクルショップ系の古着屋さんですが、品揃えはなかなか侮れません。
古い話で恐縮ですが、私が学生だった1990年前後は、古着屋は今のように街なかにはほとんどなく、大阪の場合ですと、わざわざ心斎橋のアメリカ村まで行って買い求めたものでした。
まあ、当時はジーンズやミリタリー系の服がメインで、古靴を買った記憶はほとんどありませんが。
数年前、当時中学生だった息子の普段着を求めて立ち寄った近所の古着屋。あまり期待せずに覗いてみたのですが、服はもちろん、靴の品ぞろえのなんと多いこと。
古着で靴って、どうなの?他人が履いた靴って、買う人いるの?なんて思ってました。
ただ、よくよく見てみると、単なる中古品に並んで、新古品の本格靴や、素人目に見てもいい感じのビンテージチックなものもあるんですね。
単なるリサイクルショップ程度に考えていたので、新鮮な驚きでした。
でもって、足しげく店に通い覗いているうちに、ついに、私をこのヴィンテージシューズの世界へといざなう靴と出会ってしまうわけです。
私の場合、ビン靴(ヴィンテージシューズ)の世界への入り口は、専門的なショップではなく、なんと近所のリサイクルショップでした。
いろんなのがあります。
こんなぼろくて汚いもの、誰が買うねん!というモノから、
なんでこんな店にこんなモノが?といった驚き。
明らかにお亡くなりになったお爺さんの遺品のようなものもあれば、数回履き程度なのに手入れ不足で薄汚れてしまった不憫なモノまで。
まさに玉石混交状態。
「モノを大切に」「もったいない」
という昭和の教育を受けてきたおっさんの身には、こういった風潮は大歓迎です。非常に良いことと思います。
何より楽しい。
そして、兎にも角にも安くてお手軽に楽しめます。
靴の中古だなんて・・・、という家内の冷たい視線にもめげずに古靴を漁り、気に入ったらマイサイズでもないのに持ち帰っては手入れを楽しむ。
そんな週末を過ごしていたら、気づけばヴィンテージだけでなく単なる中古、ブーツ、スニーカーと、下駄箱に収まりきらぬほどに増えてしまいました。
サイズの合わないものは知人にあげたり、オークションデビューして次の持ち主へと届けることにしましたので、縁あって私の元にやって来た靴たち(&これからやってくる靴たち)の記録を兼ねて、ブログを始めることにしました。
ヴィンテージを中心に、靴とメンテナンスの楽しみを綴っていきたく思います。
どうぞ、よろしくお付き合いください。