こんにちは、ばしです。
皆さんご承知の通り、私の古靴漁りの主戦場はセカストやトレファクなどのリユースショップです。週末に、会社帰りにと、週にのべ15~20軒くらい足を運びます。
で、いい歳したオッサンなのですが、メンズはもちろんのこと、レディスコーナーも物色します。あっ、ですが、靴コーナーだけです汗。
きっかけは、以前たまたま通りかかったレディスコーナーに小さ目メンズのビン靴を発見したこと。で、それ以降、必ずレディスコーナーに良い感じのメンズ靴が転がっていないか、チェックするようになりました。
その後、最近はメンズの靴だけでなく、レディスのお安い良いのがあれば、嫁に娘にと、勝手に買って帰るようになりました。で、
「サイズが合わない」「悪くはないけど合わせる服がない」「これは違うよな」
・・・などとNGを食らうこともしょっちゅうです涙。最近は少し学習して、買う前に写真を送って、確認してもらってから買うことにしました。何やっとんねん。今回はそんな一発目。
こいつ。
MIHARAYASUHIROのハラコ靴(レディス)
ジョージコックスみたいなやつです。なんだけど、踵は高いです。
シークレットシューズみたい笑。でもって、アッパー甲部分はハラコです。
メンズのジョージコックスは押し出し感がすごいです。見た目にサイズ以上にでかいし。こいつも存在感ありますが、サイズ表記23、レディスサイズだと小さくてかわいい。
職場近くのセカストで、昼休みのランチのついでに発見しました。税別3900円のところ、30%オフになってます。
おー!こ、これはラッキーです、セール品扱いになっている!
ええ、そうです、前から良い靴だなあと眺めていたやつです。これは買い時です。マーチン好きの娘も気に入るのでは? と、写真を送り、念のため、買って良いかどうかの確認です。ほどなく、返信がきました。
「サイズ合うかな?」
「ちいさいんちゃう?」
「あかんかったら売れるんなら欲しいなあ」
とのこと。流石、我が娘です。
おおっ、せや、あかんかったら転がしたったらええねん。
と、仕事帰りに無事ゲットしてきました。足を入れてみたところ、サイズもちょうど良いみたい。で、何より、気に入ってくれたようです。
よし!グッジョブ親父! てなことで、早速手入れです。といっても、いつもとは勝手がだいぶ違います。こんな感じで。
デリケートクリームもどき
汚れ云々の前に、レディスの靴はちっちゃいです。かつ、スムーズレザー部分も少ない。甲のハラコ部分はブラッシングだけ。で、側面の僅かな面積の部分に、DAISOのヒト用クリームを直接で指で塗って乾拭き。
黒の靴墨
ハラコ部分との境目のモカ部分、うっすら色目もはげていたので、墨を塗り込みました。やはり、黒は黒くなくてはいけません。
踵部分の面積が大きいです。で、同様に擦れてます。ここにも墨入れましょう。
う、うん、まあこんなもんでいいや。
なぜなら、問題はそこではない。
そこではなくて、底だ!
踵部分、なんか剥がれてるし。
外側部分も、隙間空いてます。まあ、底だし、見えないけれども、このままはいけません。ということで、道具準備しました。
どーん。
シューグーとドライヤーです。
シューグーは以前の残りです。ドライヤーは、早く乾燥させたいので使ってみようかと。もはやメンテではなく、リペアです。
早速やってみました。
シューグーでソールのリペア
まずは踵部分。削れた部分に黒いシューグーを盛っていきます。スティックはチューブの本品と一緒にセットでついてたやつです。随分以前に買って使った残りなので、チューブから出した時点で新品の時よりもやや硬くなってました。扱いやすくて、結果オーライでした。
で、盛れたら、時間短縮の意味も兼ねてドライヤーで温めます。表面が乾いたらオーケー。あとは、時間かけて自然乾燥です。
次に、外側の側面。
こちらは、剥がれの補修です。ですので、盛るのではなく、接着剤替わりにシューグーを用いました。スティックで、奥まで塗り広げます。
塗り込んだら、指でしっかりと圧着です。はみ出てきた部分はドライヤーの温風で表面を固めて、指で形を整えます。で、こちらもしっかり自然乾燥です。
ラバーソールの汚れはどうしようもないです。綺麗にしても、どうせすぐまたいろんなゴミがくっつきます。目につくサイド部分だけは真黒が良いのですが、どのように黒くするか、ノーアイデアで、そのまま放置プレイとあいなりました。
ソール部分、ビフォーアフター。
【BEFORE】
【AFTER】
まあ、くっついたし、当初以上に剥がれてくることは当面は避けられそうです。
【BEFORE】
【AFTER】
踵部分、まあ、ましになりましたかね。履いていれば見えないんでしょうけど、どうせなら少しでも綺麗な方が気持ちいいです。
【BEFORE】
【AFTER】
えーと、ですね、まあ、多少こましになりましたかね。
最後に、サイドから再度全景。
ソールの側面が白っぽいのがやはり気になります。次回は何か手立てを講じることにしましょう。
ということで、今回はここまで。
で、あらためて。
素敵なペアです。
レディスの靴はメンズの靴にはないデザインや種類が豊富で羨ましいです。
さてさて、このペア、どんな服に合わせて履くのでしょう。
彼女のセンスの見せどころです。
楽しみ。