こんにちは、ばしです。
11月後半の3連休。
家内が友達と京都まで遠足にでかけました。嵐山界隈を食べ歩きと散策、とのことで、娘のドクターマーチンを履いていきました。
帰ってきて、曰く、「マーチンってこんなに歩きやすいんや。スニーカーより楽ちん。」とのこと。
そうそう、そうやで。って、前から言うてるやん。
古靴・古着に理解の乏しい家内ですが、遂に!彼女にもビンテージデビューの時が来たようです。先月は結局メルカリで4足売れたので、売上金でプレゼントしようと、候補を10足ほどピックアップ。
どれがいいか、見といてね。
って、言ってるのに、一向に見てくれない。そうこうしているうちに、ナンバー1候補のペアが早々に売れ、ナンバー2のペアにも問い合わせのコメントが・・・。
こりゃまずい。ほっといたら目ぼしいのが全部売り切れてしまいます。一点物の中古は、タイミングが肝要です。ということで、嫁に断りもなく、ポチっといっちゃいました。
こいつ。
VTG Dr.MARTIN
・SIZE:UK4
・茶色
・5穴
・Made in England
写真で見ていたまんまの、素敵な素敵なマーチンです。メンズも悪くはないですが、やはりマーチンはレディスサイズのほうがキュートですね。
黒を所望、とのことでしたが、黒でいいの、なかったし。そういえば、ナンバー1の候補も茶色だったな・・・ま、いいか。
家内も娘もUK4サイズです。で、どちらも履き口周りにクッション入りです。どちらも素敵です。今回の茶色のペア、もし家内が履かなくても、そのときは娘が履くでしょう。
そのまま売りに出す、という手もありますが、おそらく今回それはなし。なぜならこいつ、娘の黒の4穴に勝るとも劣らないキュートさです。手放すのは惜しい。
そう感じるのはきっと、5穴のスタイルのせいでしょう。5穴のマーチン、って、あまり見かけないですよね。3穴に慣れた目には4穴でも新鮮でしたが、こいつはさらに新鮮です。
結構履きこまれてますが、ソールの減りはそれほどひどくはありません。アッパーは結構傷だらけですが、硬く、分厚い。娘の黒マーチンよりもがっちりとした印象です。ソールのコバ部分も茶色。ミックスのシューレースの色目もマッチしてますが、家内が履くには少しカジュアルすぎるかもしれません。
で、とりあえず、さくっとメンテしてみました。
・ステインリムーバー
・レクソル レザークリーナー
・グリセリン水
・コロニル1909
ステインリムーバーで汚れ落としの後、先日買ったレクソルを早速試してみました。いきなりレクソルでもいいのかも知れませんが、まあ、いいでしょう。
丸洗いするときはいつも、まずはぬるま湯にドボン、ですが、今回はそれはなし。サドルソープと同じように、スポンジでクルクルと円を描いて泡立てます。で、泡ごとふき取って汚れ落としは完了。
アッパーは茶色。黒に、とはいいませんが、できれば今より濃い茶色に仕上げたい。革が硬いのは、単に乾燥しすぎでしょうか。ということで、一石二鳥を狙ってしっかりグリセリン保湿。
折角のビンテージの雰囲気を壊したくはありませんが、若者ではない、いい大人が履きます。それなりに小綺麗でないとね。
クリームもろもろ。コロニルで仕上げて、ブラッシングして、メンテ完了。
ビフォーアフター。
あんまり変わらんかな。ま、よしとしましょう。
我が家にやって来た5足目のマーチン。ほかのと一緒に記念撮影。
あれれ、みんな短靴なのに、私だけ、なぜかブーツです。
うーん、問題ですね。家族の足並みを乱すのは心外です。
ブーツでないマーチン。
私にも必要みたいです。