こんにちは、ばしです。
今回は主にベルトの話題です。
セカストでネクタイを漁るのが日課な私ですが、大体どの店も「上段がネクタイで下段がベルト」との陳列になっている。ユーズドと新品が混在してることが多いのですが、このところなんとなく下段に目が行き、ここ最近で3本ほど買ってしまった。なもんで、いつもは「足元」か「胸元」ばかりですが今回は「腰回り」を中心にご紹介しようと思う。
ベルト。
使わない日がないくらいほぼ毎日お世話になっているわけですが、皆さんは何本くらいお持ちですか? 世間一般では、仕事用で2~3本、休日用に2~3本、合わせて5~6本くらいが標準的なようです。「仕事用で2~3本」というのは、黒1本茶1本+予備1本。ベルトも靴同様に「使ったら1~2日休ませるのが長持ちのコツ」とのことらしい。
ん?
そうであるならば、同じ色の靴を連続して履くことを考えると予備は黒と茶それぞれ1本ずつの計2本必要ではないか、などと突っ込みたくもなったり。そう、大前提として「靴とベルトとカバンの色は揃えるべき」なんてことが随分昔から言われております。
私も若いころ雑誌でそのように教えられ、出来る限り忠実に実践してきました。そんな私ですので、ベルトも複数本を使い回しております。鞄の色までどの程度合わせる必要があるかは割愛しまして、今回は靴とベルトの色目にフォーカスしようと思う。
まずは仕事用から。
黒2本+紺1本+茶6本の計9本。
今現在使ってるのはこんな感じ。どれも安物ばかりですがカラバリはそれなりに増えた。右の黒2本は2日続けて黒靴を履くためのモノ、ということになりますかね。いや実はそこまで考えたことなくて黒は1本だけだったのですが、最近1本追加しました。
左のメッシュみたいなやつがそれです。
「これが仕事用か?」と思ったりもしますが、まあね、安かったし。それに、そもそも他人がどんなベルトを締めているかなんて誰も気にしてないでしょう。何より、僕はいつもスーツでなくジャケパンだからさほど堅苦しくはない。
それにジャケット着てネクタイをぶら下げてますと、細かな造作までは見えないし分からない。仕事でも全然オーケーなはず、と思ってます。何より、本人がそう思って自信をもって締めていれば周囲も「あ、これは仕事でもオーケーなやつなんだな」と勝手に思ってくれるってもんです。
なのですが、ディテールはそれでよくとも、「色」はそうはいかない。黒靴の際はベルトも黒であるべきだし、茶靴の際はベルトも茶であるべき。ディテールまではわからなくとも、色は目につく。見えてしまいます。なので「色」には注意が必要であろうと思う。黒は問題ない。黒のバリエーションなんてないし。
問題は茶色。
一口に「茶色」といっても様々なバリエーションがあります。
濃茶から薄茶まで、これを同じ茶のベルト1本で対応させるには無理がある。「茶系でさえあればドンピシャ同じ色でなくとも良いのではないか」との説もあるようですが、私としましては、その考えはよろしくないように思う。
いいモノを身に着けてオシャレしてるのに、ベルトの色にこだわらないのは手抜きだと思う。高級靴履いてるのにコバ回りが汚いのと同様に「詰めの甘さ」を感じてさせてしまうのではないか。折角の高級なジャケットにシャツに靴が台無しではなかろうか。
これから夏に向けて上着を脱ぐ機会も増えますので、下半身の色目はできる限り揃えておいた方がよろしいかと思います。何より、プライベートならまだしも仕事です。ビシッとしてた方が良い。見てる人は見てます。で、できる人ほどそういったことに五月蠅かったりするものです。
茶靴を履く際にベルトを同じトーンを揃えられないのなら、ハナから黒一択でよいのではないか、というのは言い過ぎでしょうか。例えばタンカラーや濃茶の靴にミディアムブラウンのベルトはやはりしっくりこないでしょう。
ま、そもそもタンカラーの靴なんて履かないよ、そんな声もありそうなのですが、私は買ってしまっておりますので、持ってる以上履きたいわけで、で、やはりできるだけ茶の色目ごとに靴とベルトを同色同トーンで対応させたいのです。
ノーネクタイならまだしも、ジャケパンにネクタイを締めるとの前提に立つと、靴とベルトのトーンが異なるのはいただけない。他にも悪影響が出かねない、全体としてしっくりこない、なんてことになる。
なので、そんなことを考えますと、
茶色は6色6本くらいあればありがたい。
現時点で茶のバリエーションはあらためてこんなです。同じ茶でもカラバリは沢山あった方がよいです。いちいち面倒だと思うかもしれませんが、ブランドにこだわらず色目だけで良いのであれば費用もさほどかかりません。1本2千円として1万円ちょっと、5千円でも3万円と高級靴1足よりはるかに安い。何より気分が良いです。まあね、素材まで全く同じ、というわけは行きませんが、6色あればある程度及第点レベルでは対応できるかと思っています。
色合わせは左からこんな感じ。
①薄茶
左はサージェント製のリーガル。
右はルーディック・ライター。
概ねオーケーではないかな。
②タンカラー
左はロイドフットウエア別注のクロケット。
右は日本製靴時代のリーガルインペリアル。
違和感ないと思う。
③ミディアムブラウン
左はジョンマー・オプティマ。
右は二都市チャーチのサドル。
靴がいいと安物のベルトまでそれなりの品に思えたり。
④赤茶
左は旧ロゴオールデン。
右はクロケット製のエドワードマイヤー。
かなり使い込んだベルトなんであまりきれいではない。それによって微妙な色の差異を誤魔化してるとかなんとか。いずれにせよ、赤茶の色目は発色よすぎるときつい感じがしそうなのでこれで良しとしとこう。と、茶を濁してみる。
⑤エキゾチックな濃茶
ベルトはつい先日3百円で拾ってきたオーストリッチぽいやつ。エキゾチックなやつはシボやエキゾチック向けではないかと。
バックルの仕様は昔じいちゃんが使ってたような雰囲気ですが、素材が個性的であれば細かなところまで目はいかんのではないか。特に右の組み合わせの場合、靴ばかり気になるからベルトには目が行かないのではなかろうか。
最後に、
⑥ダークブラウン
追加の中敷き丸見えですが、
左は旧いボストニアン。
右は日本製の誂え靴。
黒に近い茶色です。足元がこれで仮にベルトがミディアムブラウンだと、うーむ、やはり行けてない、間抜けな気がする。1日中気になってしまって仕事にならない。やはり茶のトーンは合せておきたいと思う。
まあね、ベルトの色目とドンピシャ同じでない靴もありますし、スエードの靴用にスエードのベルトを持っているわけでもない。そこまでやるには大変なのでサボっちゃいってますが、ほぼほぼ同じトーンで合わせられた方が良いかとは思う。百点満点ではないにせよ、手を抜いて良いモノでは決してないと思う次第です。
ついで、仕事用のもう一本はこれ。
左は竹ヶ原敏之介。
右はリーガルイーストコースト。
分かりづらいですが、どちらもネイビーです。
ネイビーの靴には黒いベルトでもいいのではないか、なんて話もあるようですが、やはりそれはイマイチだと思う。そもそもネイビーの靴自体が一般的なものではないわけで、あえてそれを選択するのならベルトもセットが良い。そうでないなら靴もベルトも黒でええやん、なんて風に思ってしまう。こいつは千円の安物だけど、この靴に合わせるには数万円の黒いベルトよりも価値があるように思う。
仕事でネイビーの靴を履くことは稀ですが、仮にそれが年に1回のことだっとしても、年に1度の機会だからこそベルトもネイビーにしたいな。と思うのは私だけではないと思うのです。
最後に、休日用もさらりと。
休みの日はこの3本の出番が多いです。
そもそも休日はシャツやセーターをパンツにINすることはほぼないので、仮に靴とベルトの色目が異なっていてもさほど大きな問題ではないとも言えます。なのですが、見えちゃうこともありますよね。
いつ?どのように?なして?
いやまあそれは人それぞれでしょうが、万一目に触れたときのために出来るだけ違和感ないものを巻きたい。そんなときにこいつらは便利です。なんせ、面積の大半が金属です。地の革の色よりも金属が全面に出ますので、スニーカーでも革靴でも問題ないのではないかな。
特に真ん中の一本は大半が金属なのでなんにでも合うんではないかなと。革同士であれば色を合わせたいところですが、そもそも異素材ですので合うも合わないもない。
ただ、よりぴったりと揃ってた方が「ちゃんと合わせてる感」は高いので、合うものは個別に合わせてます。
例えば、
茶のアッパーに光沢のない金色のホースビット。茶✕金色というのは定番の組み合わせです。この靴を履くときは、大体いつもこんな感じです。シャツの裾を出してると見えないわけですが、いつ見られても大丈夫との安心感でステップも気分も軽くなる。
黒の際はどうするか。
左は黒いグッチホースビット。
右はメルビン&ハミルトン。
このベルト、ベースの革は一応黒なんです。黒✕金属。メルビン~は金属ではないけれど似たようなもんです。まあ、黒い靴には普通に黒のベルトでも問題ないわけですが、折角なのでこんな感じになることが多い。
最後に、困るパターンについて。
左はSTEPHAN SCHNEIDER。
右は象革のPALVIS。
どちらもグレーです。グレーの靴はどんなベルトが良いのか。先ほどの休日用の金属のやつでお茶を濁すのはどうか。いや、茶でなくてグレーだって。そんなおバカな話が頭の中をクルクルまわっていた先日、出会ってしまいました。
なんと!グレーのベルトです!
ようやく見つけたグレーのベルト。HARDY AMMIESのミントコンディションのやつがお値段なんと3百円。笑。グレーのベルトって需要がないから扱いも少ない。新品を探し回ったらきっと安くは手に入らない。一方、需要がないということはなかなか売れないわけで、今回はそんなこともあってタダみたいに安い奴に出会えてしまった。ええ、セカストです。私のカラダの半分はセカストでできているとかいないとか。
もうこれで迷わない。この2足の出番も増えるかも。
あ、いや、ベルトの色目が随分と明るいですね。もう少しダークな方が嬉しいわけですが、まあね、「茶色のトーンは合せるべきだ」なんて言っておいてなんなのですが、グレーについてはまあ良しとしてもいいかもね。いいということにしとこう。
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靴とベルトに加え、鞄も同色が望ましいようです。黒は問題ないにしても、靴と同様に茶色の鞄も6色揃えるのは現実的ではない。ベルト6本よりも費用がかなりかさみます。なもんで、靴と同色の色目がないときはカーキ色のナイロンのヘルメットバッグなどを持つことが多いです。もしくは、いっそのこと何も持たず手ぶらで。
私は通勤は手ぶらなのですが、毎朝どのカバンを持つかなどといちいち考えてられません。それも通勤カバンを持たない理由の一つです。腕時計も同じ。ベルトの色が合わないと気分が悪い。なので、腕時計をするときはベルトの色に靴を合わせるか、メタルバンドのモノをチョイスします。おお、めんどくさ。
そんなことで、たかがベルト、されどベルト。
やはり靴とベルトの色はできるだけドンピシャで揃えたほうが良いと思う。他が折角オシャレなのに、たかがベルトをケチって台無しにするのはやめましょう。
所詮ベルトです。ブランドものでもない限り、さほど値も張りませんし懐にも優しい買い物です。私は最近はベルトもセカストで。全身まとめてセカスト中毒になってしまったそんな話でありました。
回し者ではありません。
(おしまい)






























