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黒いスタッズローファー

こんにちは、ばしです。

 

今月はローファーがよく売れてます。
やはり夏だからでしょうかね。皆さん素足で履くのでしょうか。
今月これまでに売れた5足中、3足がローファーです。

だから、という訳ではないのですが、ローファー拾ってきました。
こいつ。

 

CAMINANDO スタッズローファー

2008年に日本で誕生したシューズブランド・CAMINANDO。メキシコのファクトリー7社と契約し、モデルやデザインに合わせ、最も適したファクトリーを選定し生産を行っている、のだそう(オフィシャルサイトより)。

今回はBOYCOTTの別注品です。

思えば、初・CAMINANDOカミナンドです。
以前からしばしば見かけるものの、購入には至りませんでした。今回このペアを購入した理由はふたつ。

ひとつめは、安かったから。
税込み990円です。たまに顔を覗かせるリユースショップで、以前はもう少し高い値札だったのが値下げされてほぼ最終価格にまでなっていたこと。

ふたつめは、新しいサンダル履きが必要になったから。
コンビニやドラッグストアなど、ちょっとした外出の際の足元は長らくこいつでした。

PARADINのスエードローファー

随分前に拾ってきたこいつ。偶然にもメキシコ製のこのペア、シャークソールの摩耗が酷く、最近クッション性が劣化して履き心地がさっぱりです。なもんで、お役御免にすることにしました。

値段がつかなくともリサイクルショップに持ち込もうかな。
ですが、「履くだけで痩せるダイエットインソール」がへばりついて取れません。さすがに、ごみ箱へと処分するか、どうしようか、思案中です。

PARADINの後釜サンダル替わりは、当初、別のスリッポンにするつもりでした。

ドライヤーで縮めたKENT&CURWIN。サイズもちょうどになりました。
ですが、スエットや短パンの足元には少し堅すぎるような気がして、躊躇していたところ、よりカジュアルな今回のペアをゲットしたとの経緯です。

まあ、安いだけあって問題もあるのですが、近所履きですしね。

さて、メンテしましょう。
ビンテージでもないし、そんな汚れてもいないし、さっくりと。

まずは左から。

 

ステインリムーバーで汚れ落とし

まあ、そんな汚れてません。
アッパーに傷やダメージはありません。キレイなもんです。

 

TAPIR レダーオイルで保革

黒は黒いほうがいい。
オイル入れると色が濃くなります。

 

サフィールクレム・黒

黒は黒いほうがいい。
革の地色が見えるモカの縫い目を黒く塗りつぶしました。

 

コロニル1909で仕上げ

まあ、いつも通りです。

 

右も仕上げてメンテ完了です。
ビフォーアフター。

【BEFORE】

【AFTER】

もともとが綺麗でしたからね。
まあ、儀式ということで。

 

で、作業はこれで終わりではありません。
安かった理由はふたつ。

ひとつめは、踵の削れ。

かなりイッちゃってます。あのう、いくら手放す前提とはいえ、もう少しいたわりましょうね。怒りというか、淋しいね。なんでこうなってしまったのでしょう。まあ、とりあえず、我が家へウエルカム。

で、このヒール。リペアショップに持ち込むか、DIYで自分で修理するか。990円の靴に靴の値段以上の修理費用をかけるべきかしら。あるいは、自分で手間ヒマをかけてどうにかすべきか。
思案の結果、次の連休にまずは自分でなんとかしてみることにしました。

ふたつめは、スタッズの欠損。

右の内側。2個ありません。まあ、内側だし、目立たないこともない。が、有った方がよい。ということで、ダミーでもいいからなんかつけようと思いやってみました。

その1。「クッションゴム」と「ラメネイル」。

100均でゲットしてきました。この丸いのをカッターナイフでスタッズぽく削って色塗って、、、と、思いましたが、思いのほか硬いです。上手く削れません。没。

 

その2。家にあった木材の切れっぱし。

こいつをやすり掛けして形を整えて色塗って、、、と、思いましたが、削れはするものの強度が不足していて、簡単に割れてしまいます。没。

さあ、どうしましょう。次の連休中に何とか補修したい。
ぱっと見にそうとは分からない、安くて良い感じの代替素材ないですかね。

 

きっと何かあるはず。
見つかるまで、探しましょう。

 

(「黒いスタッズローファーのリペア」へ続く)

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