4足目のイーストコースト(中古のリーガルその17)

こんにちは、ばしです。

 

先週金曜日、大阪は雨。

なもんで、足元はFOOTSTOCK ORIGINALのキャップトゥ(過去記事こちら)。
雨の日が晴れの日のMade in JAPAN。
実は、息子にと買ってきたのですが、まだ学生の彼の足元では活躍する場面は未だ来ず。で、時折私が履いてます。

家への帰り道、いつものリユースショップへ。
類は友を呼びます。
ジャパンメイドで漁ると、釣果もジャパンメイドなのでした。

こいつ。

 

East Coast Collection ウイングタッセル

よれっ、としてますが、由緒正しい、ちゃんとしたペアです。

イーストコースとコレクションは、1980年代から約20年ほど、リーガルの英国ラインとして製造された同社の、今は亡き上級グレードです。
このラインのペアは今回で4足目です。

 

1足目はこいつ。

タンカラーのタッセルスリッポン
非常に非常に素晴らしいペアでした。手放したことを今も後悔しています。
同サイズがあればまた手に入れようとひそかに狙ってたりします。

2足目はこいつ。

おなじく、スリッポン。
同じくタンカラーだったのをネイビーに自分でパティーヌしました(過去記事)。大のお気に入りで、こいつは絶対手放しません。

3足目はこいつ。

チロリアンシューズ
これもなかなかに素晴らしいペアでしたが、サイズが小さく転がしました。
今は手元にありません。

3足とも素晴らしいペアでした。
この経験もあって、イーストコーストコレクションのペアを見かけると、ダメージがひどくない限りは持ち帰るようにしています。
まあ、期待しているほどにお目にはかかれないんですけどね。

今回も久々に遭遇。

いつもの〇〇円でお釣り、から、さらにディスカウント。ちょうど500円分のクーポンもあったので、結果、1000円でお釣りと相成りました。

安く買えたのはラッキーではありましたが、正直申し上げまして、値引き前の当初価格であっても持ち帰っています。このラインのペアは、間違いない、そんなクオリティです。

早速手入れです。
今回もきっとそのポテンシャルを見せてくれるでしょう。
いつも通り、まずは左から。

 

ステインリムーバー

すみません、iPhoneのカメラの調子が悪くて。

翌日にはもとにもどったのですが、このあと少し、青みがかった写真が多いです、すみません。

 

LEXOL

いつも通り。

コバ周りをしっかりと。

 

デリケートクリームもどき

DAISOのヒト用クリームで保湿。

写真はイマイチですが、アッパーの改善の程度は顕著です。

 

TAPIR レダーオイル

いつも通り、ルーチン。

こいつを塗布するとマット感が出ます。

 

コロニル1909

仕上げ。

安定の仕上がり、、、って、写真がイマイチですね。
ソールも磨きましょう。

ソールトニックを縫って、プレステージクリームナチュラーレ。

で、パレードグロスのニュートラルを塗って、磨く。

おお!いい感じ!
右も同様に仕上げます。
で、その前に、こいつ、履き口はヨレヨレです。

メンテ前の写真ですが。波打ってます。
リシェイプしましょう。

内側にデリケートクリームもどきをたっぷりと塗り込みます。
たっぷり、たーっぷり。
右も同様の手順の後、タイト目のシューツリーを再度突っ込みます。

カメラがおかしいのと、陽が陰ったきたのと、合わせ技で青いです。
で、丸一日、乾燥。

スマホの電源を入れ直したら、カメラの写りも戻りました。

ビフォーアフター。

 

【BEFORE】

【AFTER(ツリーあり)】

【AFTER(ツリーなし)】

履き口ですが、うーん、若干ましになった程度ですね。
デリケートクリームもどきを塗り込んだ踵周りはそれなりに改善してますが、履き口両サイドはたるみが解消しきれてません。
丸洗いして乾かせばもう少しパリッと改善したのでしょうが、夏ほどには乾かないし、横着かましてしまいました。

まあ、履けばそんなに気にならないかな。

 

で、このペア。
自分でパティーヌしたスリッポンと同じ25EEサイズなのですが、こちらの方がやや大きいです。大き目サイズの人がタイト目に履いていて伸びた、のでしょうか?

スリッポンはサイズが合わないといけません。
中敷きでサイズ調整しても、うまくフィットしない。

 

ということで、しょうがない。
こいつは転がしましょう。
履かないのを持っていてもしょうがないです。

儲からなくても構わない。
まずは、このラインの素晴らしさを他の人に知ってもらおう。
儲けるのはその次、だ、うしし。

などと、「取らぬ狸の皮算用」をしているうちに、10月が足早に過ぎていくのでした。

(おしまい)

 

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