こんにちは、ばしです。
この十年ずっと悩んでいることがあります。
【シューケアグッズの収納について】
であります。市販の便利そうなケースもあるようで購入を検討したこともあったのですが、シューケアグッズメイカーから発売されているものはそこのアイテムを収納するにはちょうど良いサイズなのでしょうが、様々なメイカーのモノを雑多に放り込むにはイマイチ適していないように思える。
そして何より、かなり高いんですよね。それなりの大きさのものを購入しようとすると、安いビン靴が変えてしまいそうな値段だったりします。オー・ノー、そんな金額出すなら、収納箱なんかよりビン靴買いたいし。
なもんで、「自分な好きなように自作しよう!」と企んではみたものの、どんなサイズ・形状が良いかイマイチ考えがまとまらず、そうこうしているうちに数年が過ぎた。最近またグッズの種類も増加傾向にあることもあり、そろそろいい加減何とかしなければ、てなことで、いよいよこの状況に終止符を打つことにしました。
と、その前に、
そもそもこれまでどんな収納だったか振り返っておきましょう。グッズが少なかった当初は靴の空き箱かなんかに突っ込んでいたように記憶しております。その後、それだと入りきらなくなって購入したのがこれ。
MUJIで購入したブリキのケース。
しっかりしてて大変グッドです。お値段もそこそこしたような。この四角い缶の中に百均で買ったツールボックスを間仕切り代わりに突っ込んでおりました。グッズが増えることを見越して大は小を兼ねてみたわけですが、すこしばかり大き過ぎた。その上に深過ぎて、下の方に突っ込まれたものはないに等しい状況になってしまう。
今も捨てずにおりますが、年に数回引っぱり出してきては蓋を開ける程度です。それはすでにボックスごと存在しないに等しい状況といえます。そりゃまあ、中のグッズは普段使わないものばかりですので致し方なし。
で、その次はどうだったかといいますと、
下の茶色いのがそれです。百均で買った収納用の箱というかなんというか。MUJIのブリキ缶の一回り小さめでサイズ感としては悪くなかったのですが、やっぱ蓋はあった方が良いかもしれない。今はシューツリー入れに使ってますが、溢れてきて使い勝手が悪い。どうしたもんだか。
その後、昔使ってたCDケース収納箱(CD:コンパクトディスク。懐かしい笑)を使ってみたり、ペンチやドライバーを入れるいわゆる「道具箱」を検討したりしたもののしっくりこず、最近はこれです。
実家にあったアタッシュケースを持ち帰ってきて使ってみたところ、大きさ的には悪くない。ただ、蓋をして把っ手を掴んで持ち運びますと、中でグッズがご覧の通りぐしゃぐしゃです。
加えて、
表面のビニールが剥がれた。角の部分で熱で圧着されていたようなのですが、そこから剥がれて中のスポンジと土台の木が顔を出してます。40年以上も前の品ですので、まあ、致し方なし。
一昨日、気温は低めなれども天気は良かったんで屋外で作業しようと持ち出したのですが、風にスポンジが靡いていております。うーむ、爽やか。言うてる場合ではない。このままではまずい。ですが、ご安心を。先日、こんなやつを拾ってきた。今回の主役。
こいつ。
LIFE GURD U.S.A.
とのタグのついたナイロンバッグ。
このタグがカッケーです。で、
説明書つきです。ええ、こいつ新品未使用品です。曰く、
緊急時などに、まとめて持ち出したい最小限の必要なモノを収納できます。
とあります。おお、いいですね。何がいいって、「もの」でなく「物」でもなく「モノ」とカタカナ表記しているところにシンパシーを感じる。
たとえばこんなモノを入れろ、とのこと。いや、すみません、今回はシューケアグッズを入れるつもりです。悪しからず。
タグには「USA」とありましたが、日本製のようです。税込価格¥3,780(本体価格¥3,600)とあります。消費税率は5%です。ということは、1997年(平成9年)の4月から2014年(平成26年)の4月までの約20年の間に製造・販売されたモノのようです。
アレン・エドモンズの縦文字ロゴ期(1990年前半~2013年くらい)と年代がかなり被りますね。よし、君のことは今日から「アレン」と呼ぶことにしよう。
そんなアレンとの出会いはこないだの三連休。
八尾のブックオフ・スーパーバザーにて。880円(消費税は10%)でした。おお!3600円が800円です!これはスーパーなバザールでござーる。
そんな日本製の「LIFE GURD U.S.A.」、通称・アレンですが、
ぺったんこに見えるのですが、
マチを広げると結構な容量です。入れ口に蓋もジッパーも何もありませんが、まあ、この方が使い勝手よさそうです。で、見えてますでしょうか、手前側。
タグのない面には小さなポケットがびっしり!
おおー、なんかカッコいいです。デザインに凝ったわけではなく、「ギヤ」としての機能を検討して出来上がったプロダクツのデザイン、といったそっけない趣がサイコーです。容器の高さの低いクリームなど入れてみようかな。うん、これは良さそうです。
いやはや、苦節十年、彷徨ってまいりましたが、ようやくこの長かった旅に終止符を打つ時がきたようです。
ただ、
(再掲)
沢山入るっぽいけれどこのまま突っ込むわけには行かない。ひと工夫してみた。
DAISOの300円の文房具。
とってもついててとっても素敵なやつをゲット。
厚さ4センチほどあります。ジャー容器入りのクリームなどをすっぽりと収める算段です。
キッチン雑貨コーナーより100円のやつ。
背の高い容器のクリーナー類を立てて入れて、
そのまますっぽり収める。マチ幅にほぼジャストサイズです。グッジョブ。
右側に4割ほど余裕がありますので、
その他道具をこいつらに入れてわさっと放り込もう。
おおっ、計ったようにいい感じ。
さて、何を入れようか。と、その前に、
こいつにクリーム類を、
入れてみた。
し、閉まらない。その上に、
ケースのまさにその上に入りきらないやつらが。
おお、そうだ、外側のポケットを利用しよう。
は、入らない。
歯ブラシを入れるつもりが、あれまこれも長さ不足で入らない。
とりあえず一切合切突っ込んでみた。
せ、、切ない。
旅はまだ終わらないみたい。
(おしまい)