POLAR QUILTにアクリル絵の具

こんにちは、ばしです。

 

早いもので9月も後半です。

まだまだ暑いわけですが、秋はもうすぐそこまで来ています。先週末は三連休ということもあり、時間はたっぷりでちょうどよい。そろそろ秋冬支度に着手です。何の支度かといいますと、服です。

仕事用にはネクタイ多数。休日用にはニットにカジュアルな上着。7月頃から物色し始め、もろもろゲット済です。ま、ネクタイはそれ以前から年がら年中買い漁っておるわけですが、いずれにせよ、秋冬ものはオフシーズンである夏場に買う方が断然安い。

まあ、安さの理由は「ユーズド」であるからなわけですが、三連休中、そのままでは少しばかり使用しづらいやつらに手を入れました。ネクタイの幅詰め等を行った後(「セカストでネクタイを漁ってみた③」)、ほかにも秋冬支度です。

今回はこいつについてさくっと。

 

 

BARBOUR POLAR QUILT

セール品のバブアーを発見。

5千円ほどと手頃な値段ということで持ち帰ってきました。「POLAR QUILT」というのがモデル名らしい。ユーズドの服はレザー製品などを除き洗えるものは必ず洗います。

古靴を大量に買い込んどいてなんなのですが、古着ってどんな人が着ていたか分かりませんからね(棒読み)。今回も持ち帰って早々にすっきり洗って夏の乾いた陽射しに晒したわけですが、ありゃまあこんなことに。

白っぽいシミがそこかしこに。

洗濯する前はこんなのなかったんですけどね。

あるいは気づかなかっただけ? まあね、昨日記事のおんぼろオールデンのようなでかい破けにすら気づかないことのある私ですので、あまり偉そうなことは言えません。

しかしまあ、何が付着しているのか、なぜ洗濯後に表出してきたのか。ワカラナイ。ペンキとか、そのたぐいでしょうか。だれかが何かの方法でシミを目立たなくしてたとか。洗濯することでそれが取れて本来の姿にもどったとか。いやあ、しょうがないね、も一度洗うか。いや、その選択はない。これ以上洗っても多分改善はしないな。

内側のフリース部分にはシミは皆無です。

あらためて、いい感じに着こまれたジャケットです。ですが、「Barboour」のタグがなければただのジジイの上着と言えなくもない。まあ、それを言ってはおしまいなわけですが、そもそもブランド品かノーブランドかについてはあまり頓着の無い私です。

特に、ブランドロゴが目立つ服は苦手です。なんで金払った上に歩く広告塔みたいなマネをせなあかんねん、などと天邪鬼なことを考えてしまう。今回は、薄茶のこのくらいの草臥れ加減のジャケットを前々から探してたんですよね。安くゲットできた上にそれがたまたまバブアーだなんて、なんてラッキーな私でしょう。

ええ、こだわりはありませんが、メジャーなブランド品を好きか嫌いかと問われれば「大好き」と答える私でもあります。ただ、目立つロゴはいけません。「分かる人が見ればそうと分かる」という塩梅がステキだな。天邪鬼な私です。

ただ、流石にこのままでは着づらいな。ということで、手を入れることにしてみた。

 

 

アクリル絵の具

何が付着したのかしりませんが、

除去できないのであれば誤魔化すしかない。白っぽいシミ部分に薄茶の絵の具を入れて周囲と同化させよう。「おお、こんなにうまくリペア出来るなんて、同化してるぜ」と言われるレベルを目標としたい。そんなことで、早速作業です。おお古着の神様、どうかうまくどうかさせておくんなまし。

 

では早速。

 

白と茶を混ぜてみた。

ミルク多めのチョコレートぽい茶色さ加減がジャケットの色目に近くていい感じっぽい。今回は水で薄めずそのままうっすらと塗ってみる。で、筆ではなく綿棒を使ってみた。

まずは目立たなそうな脇腹あたりで色目の確認です。

ぐりぐり。

 

お次。

さっきより目立つ白い汚れ。

まあ、微妙ですが色目はこれでよし。
全体的に塗り進めよう。

実際は「塗る」というよりは「微量を叩きつける」「こすりつける」といったイメージです。若いころであればシミのままでも悪くないのですが、いい歳したオッサンですので汚すぎるのはやっぱり、ねえ。

乾いたら色目が変わるかもですが、誤魔化せたらそれでよい。誰も他人のキルティングジャケットのシミなんて気にしてません。たぶん・・・。

あ、今度は黒っぽいシミを発見。

どうでしょう?

うん、ほとんどわからんでしょう。

結構悪くないかな。
ただ、もう洗えない。
二度同じ作業は御免です。

 

さて、実はもう1着手入れしないといけないやつがあります。

昨シーズンの終わりに手に入れたBEAUFORT。1万円とこれもお買い得でしたグヒヒ。と思ったら、

背中に、

あ、穴が。安いのには理由があるのね。
で、実はにこいつ。

オイル臭がかなりきつい。

家内から「匂いが他に移るからクローゼットに入れないでね」とのことで、春先からベランダに野ざらしです。そろそろ5か月ほど経過します。しかしまあ、あれですね、屋根があるので直接雨はかかりづらいとはいえ、雨の日も風の日も、夏の太陽の日差しも浴びたにも関わらず変化はほとんどありません。

うーむ、流石です。

これがバブアーがバブアーたるゆえんなのでしょうね。やっぱ買ってよかった。とはいえ、このままではいけません。そろそろクローゼットに取り込みたいのですが、ひと夏越しても匂いはきついままなのです。ということで、この3連休に丸洗い&穴の補修をしようかと思ってます。

 

まずはマイブームなやつで。

ウタマロクリーナーを振りかけてみようかな。

と、思案中。

 

(おしまい)

4件のコメント

  1. こんにちは
    店頭の照明では見つけられなかったダメージが外の光や自宅の照明下で発見してテンション下がることあるあるですね。
    古着のシミ落とし、汚れ落としは自分も色々チャレンジしてますが、上手くいくと嬉しい反面、余計に悪化させてしまうこともよくあります(笑)

    それにしてもバブアーのオイルドジャケットってそんなに厄介なものなんですね。お店でビニール被されて陳列されてるのを見たことがあるので、只者でないなとは思ってたのですが、所有しがいがありそうですね。安いのがあれば僕も手に入れてみたいです。

    1. 三十郎さん
      こんにちは。いやはや、この手のことは私だけでなくよくあることなんですかね。お買い得なのを見つけて「ラッキー」と思った瞬間に細かいことが見えなくなるという笑。今回は草臥れてることと色目も地味な感じなんで目立たないのが幸いでした。
      オイルジャケットの件ですが、たぶん旧いモノほど匂うような気がします。最近の新しいのはそんな臭くないし、別売りのオイルも最近のは臭くないらしいです。買っちゃったので、とりあえずとことんやってみます笑

  2. こんにちは!
    バブアー、私も好みで、オイルジャケット5着(ビデイル緑・紺、ビューフォート緑、ノーザンブリア緑、ダーハム)
    インナーライナー、フード緑・紺
    こだわりがあって、全て90sEngland製
    レザーパッチ付きの90sキルティングジャケット、プラス、ばしさんのと似ている裏が茶色のボア仕様のキルティングジャケットです。
    どうもコレクション癖があります(>人<;)
    フードとライナーベストは、ホックが付いていれば、他のモデルと共用出来るので便利ですよ!
    急に寒くなって来そうなので、そろそろ衣替えですね〜

    1. としさん
      こんにちは、えらいたくさんお持ちなんですね。で、バブアーのライナーベスト、ちょうど2、3日前にセカストで見かけました。中古でも結構値が張るんですね。見かけたやつは30%オフだったんですよね。買っときゃよかったですかね笑

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です