こんにちは、ばしです。
私ごとですが、先日55歳になりました。
ああ、ありがとうございます。お陰様で順調に歳を重ねております。数えること55回目ともなりますと「誕生日を迎えることに関してかなりベテランの域に達してきた」といえそうです。何はともあれ、この世に生を受けこの歳まで無事に過ごしてこれたことについて、両親とご先祖様に感謝の気持ちでいっぱいです。
とはいえ、生まれて半世紀を超えてきますと、一般論といたしましても、誕生日自体は目出度いことではあるものの若い人や子供たちに比べますとその目出度さも徐々に減ってくる、わけであります。特に我が家の場合、娘と私、二人揃って6月10日が誕生日がということで、彼女が生まれて以降の二十数年、主役は娘で私は「おまけ」感もあったりいたします笑。
だからという訳ではないのですが、
ここ数年は誕生日プレゼントは自分で用意しております。ええ、毎年「靴」です。馬鹿の一つ覚えで恐縮です。今回は今年55歳の自分へのプレゼントについて、なわけですがその前に、これまでの歴代のペアを振り返ってみたいと思います。
【2018年(49歳)】
Hanover L.B.Sheppard signature
ハノーバーのLWB。墓参りの返りにゲットしていた模様です。とても素晴らしいペアでしたが、太ってしまいUS7.5Dが徐々に窮屈となり、手放して今はもう手元にありません。
【2019年(50歳)】
海外から取り寄せたマイセカンド・オールデン。ミニマムなデザインがステキでしたが、こいつも随分前に売っ払ってしまって手元にはありません。ちょっぴり後悔。なぜ売りに出したのか。覚えてません。
【2020年(51歳)】
メルカリでゲットした米国ビンテージ。1950sとの触れ込みの大変素晴らしいクオリティなやつ。ジャストマイサイズで、これは死ぬまで手放さないペアです。
【2021年(52歳)】
FREEMAN / new old stock with box
自身初の箱付きニューオールドストックです。大変美しいジャストマイサイズのフリーマン。あれから3年経ちますが、まだ新品のままです。履き下す勇気がまだ湧いてこない。
【2022年(53歳)】
踵にVcleat。ヒール付近で巻き上がるビンテージな意匠。こいつ、1960sの米国製のリーガルです。なんやかんやでリーガルさんは沢山履き転がしてきた私ですが、「本家USメイド」を1足欲しいと思っていたところ出会ってしまった。これも大のお気に入り。転がしません。
【2023年(54歳)】
左:Loake & Sons
右:Allen Edmonds Walton
そうそう、そういえば昨年はUチップ2足だったのでした(過去記事「Happy Birthday 2 U-Tip」)。どちらもかなり気にってますが、昨年秋からこの春までの半年ほどの間が「毎日違うタイクツ」中であったこともあり、この1年間での出番は数えるほどの状況です。近々「エプロンフロントダービーWEEK」でもやってどちらとも登板させる予定です。
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ほう、なるほど。
こうして振り返ってみますと、これまでの誕生日は素敵な靴をゲットしてきたようです。まあね、誕生日以外も素敵なやつをゲットしてますし、そもそも毎月が記念日みたいな私であったりもします。とはいえ、やはり「節目」というものは大切ではないかと、思う次第です。
今年から当面は「年齢の一の位を四捨五入することはもうやめる」と決めたわけですが、そんな55歳を迎える今年の自分への誕プレは5月下旬にゲットしました。墓参りに出掛けた帰り道で遭遇したSo-Goodなやつなのであります。
じゃんっ。
【2024年(55歳)】
今回は茶のローファーにしてみた。
グラマラスなバックシャン。
お尻のカタチの良い靴は大抵素晴らしいことが多い。特に今回は凄そう。ローファーでこんなにボリューミーなお尻というのは滅多にないのではないかな。
お尻に限らず、ローファーにしては全体的にかっちりどっしりした造作です。ソールはリッジウェイソールで、オールシーズン&オールウエザーかつオン&オフどちらでも活躍するオールラウンダー、との印象です。
どこの何者か、と言いますと・・・。
(次回につづく)