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Bison LWB by CHEANEY

こんにちは、ばしです。

 

平日の仕事の足元。

何を履くか、毎日結構悩みます。靴の数が多いので、偏り過ぎないように、満遍なく登板の機会を与えないといけない。そんな中でいつどれを履くか。「今週は〇〇ウイーク」などとテーマを決めますと、1週間の予定が比較的すんなりと立つわけですが、テーマを決めぬまま月曜の朝を迎えますと、出掛けに下駄箱の前で悩むことになる。実際、昨日の朝もそうでした。で、そんな風に悩むのは平日だけかといいますとそうでもない。

 

休日の足元。

何を履くか、実は結構悩みます。平日はパンツが黒かグレーで、靴は黒か茶。ですが、週末のパンツはデニムにチノパンにコーデュロイ、色も様々。朝着替えるときに「今日の足元はコレ」と決めておきませんと、服も選べない。で、何も考えずに服を選ぶと、いざ出掛ける段になって何にでも合いやすくラクチンなラバーソールなやつら(マーチンやパラブーツなんか)を履きがち、となる。

ビン靴フリークですので、たまには休日にも「ど・ビンテージ」を履きたい。仕事用のを履いてもいいんでしょうが、しっくりくるものはあまり多くはないような。そうか、どうやら休日用の選択肢が少ないのかもしれない笑。ということで、休日用のビン靴を購入。週末にメンテしました。

こいつ。

 

 

Bison Long Wingtip Blucher  by CHEANEY

 

休日用にソールの分厚い茶シボのペアを探しておりました。トリッカーズは私には少し若すぎるような。それに欲しいのはシボ革なやつです。ほんとはケンゴンⅡが欲しかったのですが、値段が高い。

その後、英国メイドのヴェルトショーンの靴を色々漁ったのですがお買い得なマイサイズなのがなかなか見つからない。うーん、どうしよう。そうこうしているうちに、いつものカナダのセラーからお安いペアが出品されておりました。

BISON=水牛です。送料込みで72カナダドル。ざっくり6500円です。永らく思案した挙句、安さもあってこいつに決めました。

11月初旬にぽちったので、年内には届くかな。初詣に履き下そう、と、決めていたのですが、結局届いたのは1月上旬。この時期にメンテすることになるとは夢にも思いませんでした。

2ヶ月ちょっとかかって届いたこのペア。開梱して笑ってしまいました。

なんと! 蜘蛛の巣が張っています! 
輸送中にできたものなのか、それ以前からあったものなのかは分かりませんが、こんなことは初めてです。まあ、出品されてから購入するまでも結構期間がありましたし、永らく倉庫かどこかに鎮座していたペアであることは間違いなさそうです。

いやあ、しかし到着まで結構時間かかりましたね。
長旅、ご苦労さん。
お疲れのところ申し訳ないが、早速、儀式です。
いつも通りまずは左から。

 

ステインリムーバー

アッパー全体、と同時に、靴の中も蜘蛛の巣を除去した上でしっかりと拭き取りました。

すっきり綺麗になりました。すみません、左の写真撮り忘れまして右足ですが、どちらもおんなじ状況・おんなじ仕様でした。

中央の刻印、「LEATHER INSOLES」「MADE IN ENGLAND」がチーニー製の証です。ソックシートの金の文字、ほとんど消えてしまっています。なんて書いてあるのかな。

うん??これは「HARTT」ですね。
セラー曰く、「GOLDBOND by Dack’s、だけどCHEANEYメイド」とのことだったのですが、ダックスではなくハート社製でした。ただまあ、ハートはダックス傘下になりますし、まあ、似たようなもんといえばそうですな。次。

 

LEXOL

白い容器、中身はLEXOLです。移し替えて使っています。

歯ブラシでゴシゴシと。アッパーだけでなくコバ周りも。

さて、シボ革に入り込んだ汚れ、どうしましょう。このままでもムラ感があって悪くないのですが、、。まあ、儀式ですし、どの程度落ちるか知りませんが、がっつりやりましょう。

 

レノマット

強力リムーバーを投入。シボの隙間を狙い撃ちできるよう歯ブラシでガシガシやってみました。

これが、

 

こんな風に。

・・・あんまり変化ないかな。

内側も、

 

これがこんな感じ・・・。

 

黒いのが少しなくなりました。写真では変化あるのかないのかよく分かりませんが、全体的に少し赤さが増したように思えます。

さて、次のステップへ。

 

デリケートクリームもどき

百均のやつをたっぷりと。

初めての水牛のアッパー。ごつく分厚いですが、見た目よりも柔らかです。

 

ブートブラックリッチモイスチャー

もちもちになるやつ。

少し変化があるような、ないような。

 

クリストフポーニー レザークリーム

レザークリーム、何て言いながら、オイルですよね、これ。油分補給です。なぜTAPIRレダーオイルではないかと言いますと、この日は日曜です。1日放置する時間がない。最近はオイル入れる場合は次のステップまでしっかり時間を空けるようにしてます。その点、説明書等によりますとこいつは15分程度で良いみたいなんで、日曜のお伴に最適です。

おお、なんかギラっとしてきました。15分放置です。その間にソールのケアです。ソールトニック、パレードグロス、最後にコロニルのニュートラルを入れて磨く。

おお、まずまず良い感じ。コバ周りは黒のクリームを入れて引き締めました。ちなみに、このソール、リペアされてるみたいです。半貼りみたいになってる境目に釘が並んでます。こういうの、好みです。で、

そうこうしているうちに15分経過しました。アッパーを拭きあげて仕上げです。

 

コロニル1909(ムショク)

いつものやつ、投入。このペアには色は入れないおこうかと。理由はありませんが、休日用だし、小綺麗すぎるよりも色ムラなど味が出てた方が好みです。

まずまず、良い感じにシボ感が強まりました。

色味もくすみが取れました。赤いゴジラのようです。
サイドビュー。

「チーニー製」の「ロングウイング」というのが面白い。なのですが、ウエルトは270度と英国らしい。面白い。

良い赤さです。いい感じです。ソールも分厚くて私好みです。

で、グッドイヤーのステッチなのですが。。。

内側、というか、ストームウエルトの立ち上がりの直角になっている部分に沿ってもステッチが見えます。

ダブルステッチ、ていうんですかね。こういう仕様は初めてみます。コバのステッチの荒々しさはなんとなくヴェルトショーンっぽい雰囲気なんだけど、グッドイヤーウエルト、で、ダブルステッチ。英国靴ではこういうのは結構普通なんですかね。よくわかりません。

まあ、なんにしても頑丈そうな作りです。そういうのが好みです。
右も同様の手順でメンテ完了。

ビフォーアフター。

 

 

【BEFORE】

【AFTER】

まあ、まずまず。

 

【BEFORE】

【AFTER】

赤みが増して艶やかになったかな。

さて、このペア、サイズはと言いますと。

左に「D/E」

右に「85」

カナダ国内流通分ですので、US8.5E、ということでイーのでしょうかなんちゃって。ちなみに、8.0Dの私にはやや大きいはず。

なもんで、百均の中敷きINしました。
足入れてみました。

やはり8.5のEウイズですかね。長さも幅も少しゆったりで中敷きなしだとでかいです。まあ、思っていた通りのサイズ感です。

外羽根のペアは、羽根と羽根の間は閉じ気味なのが好みなのです。開いているのはなんかみっともないし。余裕があるくらいのサイズ感のをぎゅっと紐を引き締めて履くのが結構好きかも。

その点では申し分ない。ただ、当初はもう少し細かいシボを探していたのですが、まあ、これはこれでありかな。悪くない。

 

遠目に見てもしっかりシボ革です。甲の部分、粗くて深い。履けばもっと深くなるかな。サイズ感としては息子の足にちょうど良さそうな気もします。

彼と二人で兼用で履こう。

 

☆★☆★☆★☆

 

これまで、家庭内での味方づくりを長期戦で行ってきた私です。

今年成人式を迎えた娘には、彼女が中学生の頃から古着に親しませてきました。中2のときの何かの御褒美が大阪のビンテージショップ・JAMで買った中古のUKマーチン。いい値段しました。お陰で早くから私のユーズド好きにも一定の理解を示してくれています。彼女の今のバイト先も近所のリユースショップです笑。

その点、兄である息子の方は永らく反応があまりなかったのですが、最近は興味が少し湧いてきたようです。先日届いたRedWingも気に入ったようで、毎日のように履いてくれてます。あ、いや、ちょっと待て。俺の息子が毎日同じ靴履くなよ、1日履いたらツリー入れて1日休ませろってっ笑。ですが、私の長年にわたる涙ぐましい啓蒙活動とその努力が、ようやく実を結びそうです。

 

機は熟したか。
チャンス到来です。
おお息子よ。
一緒に沼にハマろうぜ。
任せとけ。

 

オレが道案内してやる。

 

(おしまい)

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