こんにちは、ばしです。
今週から10月。
未メンテの靴は何足かあるのですが作業途中だったりしてネタがないこともあり、今回は前月の振り返り、9月の「ゆくくる」です。
こんな感じでした。
8月にかなり買ったので9月は大人しくしといた。まあ、売りはもっと賑やかな方が嬉しいわけですが、結局新規出品をサボってしまいましたので、1足だけでも売れて良しとしようと思っております。
てなわけで、さくっと、個別の振り返り。
いつも通りまずは売りから。
【旅立った靴その①】Dexter のサドルシューズ
今年5月にゲットしたデクスター。私には相当にでかかったので転がしました。元箱はないもののデッドストックでしたので、もう少し早く旅立つかと思っておりましたが、結局夏を越してしまいました。
まあね、紺ブレ・ジャケパンスタイルなんかに嵌りそうなペアですので、今の時期こそ売れ時といえなくもない。歩きやすそうなクッションの効いたソールのペアで、マイサイズなら手放さなかっただろうな。私も探してみよう。できれば黒が欲しいかな。
てなことで、売りはこの1足だけでした。
やむなし。
引き続き買いの3足ご紹介。
【拾ってきたその①】マイファースト・STUART McGUIRE
メルカリで2千円ちょっとでゲットしたマイファーストな奴。
ストラップをぶった斬り、センター・エラスティック・シューズに変身させました。サイズ感もちょうどで、いい買い物ができたと自画自賛です。黒も欲しいな。
【拾ってきたその②】LWB made in ITALY
前回記事で紹介したばかりの布タグのイタ靴。どこの何者かは知りませんが、特徴的なトゥのメダリオンほか、大変個性的でっチャーミングな1足です。
早速履き下ろしました。履き口に踝がやや当たるものの、それ以外はサイズ感も歩き心地もグッドです。セカストで税込み6千円ちょっと。使用頻度の少なさも加味しますと、激安ではないけれどもかなりお買い得といえるかと。まあ、だから拾ってきたんですけどね。
【拾ってきたその③】Apron Front Derby by FLORSHEIM
タン裏はフエルト。紐も旧そう嬉。
1960s のフローシャイムです。
アメリカ村のFLAGさんでゲット。今週末にメンテ予定のつもりが、週末は予定が詰まってしまってどうしようかと悩み中。とりあえずBEFOREの写真だけ撮ってみた。革質が良さそうで弄るのが楽しみです。履き下ろす頃にはご紹介予定。
以上、買いの3足でした。
【まとめ】
古靴漁りを始めて十年ほどかと思いますが、このところ「当たり🎯」を掴むことがほんと多いな、との印象です。購入先も多様ですが、それぞれに発見や変化があって楽しい、興味深い。
「スチュアート・マグアイア」
は、ある意味リメイクともいえる「ストラップ斬り」だったわけですが、メルカリで実物を見ることなく「斬って履く」と決めて購入して、目論見通りの仕上がりとなりました。スタイルの好き嫌いはさておき、頭の中で想像・シミュレーションできるほどに色んな靴を見て、弄ってきた、ことの成果かと思われます。
「アンノウンなイタ靴」
は、セカストにて購入。ユーズド品にも値上げの波が来ているようで、以前のような「2千円でお釣り」といった拾いものは最近かなり減った印象です。革靴に関しては、リユースショップでの狙い目の価格帯は5千円前後に移ったようにも思える。5千円出せばそれなりに色んなものが物色できる。セカスト巡りの際は「財布の紐は以前より少し緩めて」「気持ちは引き締めて吟味して買う」、というスタンスがいいのかもしれない。最後の
「1960s のフローシャイム」
は、ビンテージショップ・FLAGさんでの購入です。1万円で千円札のお釣りが来ました。ビンテージショップはもっと値が張る印象でしたが、このところいい意味で裏切られてます。メルカリの「ど・ビンテージ」は、最近かなりの値が上がっている印象です。靴専門でないビンテージショップは「靴で稼がなくてもいいから」なのでしょうか、程度の良いものが良心価格、との印象が強いです。もっと早く、もっと積極的に通っておくべきだったなと後悔し始めてます。円安で海外が高いですので、個人輸入はお休みしてその分を(遅ればせながら)ビンテージショップに足を運ぼうと方針転換しつつあります。
収支に関しては、
これまでの9か月で【▲56,126円】。ひと月あたり6千円ちょっとですので、「お小遣い」の範囲は越えておりません。なもんで、このままのペースで遊んで良いように思わなくもないですが、やや問題が発生しつつあります。なんせ、これまでの9か月間で26足増えておりますので、最近また靴棚やクローゼットから溢れ出し始めました。これはそろそろどうにかしないといけないかも。策を練りましょう。
具体的には、一番は出品数の増加です。極端に登板頻度が少なくて、似たようなスタイルが複数あるやつは一旦手放すのも悪くない。ただ、そんなやつばかりなことが悩ましいところです。
二つめとしては、リユースショップの活用ですかね。そもそも売れづらそうなやつもありますので、そんなのは値が付かなくてもいいからリユースショップで引き取ってもらうことも積極的に検討した方がいいのかもしれない。。
三つめの策は「時間差攻撃」です。どういうことかといいますと、「到着まで時間のかかる海外から買う」というもの。届くまでの間に出品作業に取り組めます。いつものカナダのセラーからだとおおむね2ヶ月かかります。2ヶ月あれば色々と手は打てる。余裕をもって取り組むことが可能です。
ちなみに、今月はまだ一足も買ってません。太平洋上には1足だけ。船にゆらゆら揺られております。到着予定は10月末もしくは11月頭。
残された時間はそう多くはないな。
(おしまい)