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ゆく靴くる靴(2025年6月)

こんにちは、ばしです。

 

空梅雨が終わり今週から7月。

ついこないだ正月だった、というのは多少大袈裟ですが、光陰矢の如く2025年の前半が過ぎ去りました。振り返ってみますと、上半期の個人的なトピックスとしましては、「体重が増えて」「高止まりしている」ことです。

理想は60kg台なのですが、まあそれは理想が過ぎるとして、ここ数年は72-73kgあたりを行ったり来たり、でした。それがこのところは75-77kgを行ったり来たり。これまでの人生での最大体重が確か78kgだったと思いますので、かなりやばい状況です。

年齢を重ねるにつれ(※「加齢」とは言わない。私にとって「かれい」とは食べる「カレーライス」一択なのです)基礎代謝が落ちているせいでしょうが、食べる量を減らしたり運動したりしても以前のように落ちてくれない。うーむ。これまでと異なるダイエット方法の模索と確立が下半期のテーマです。

 

趣味の古靴蒐集はどうか。今月から始まる2025年下半期の方針を考えるためにもまずは上半期の振り返りです。ということで今回は「ゆくくる6月」。先月6月と上半期の状況を確認です。ちなみに、6月月初の方針は、

①徹底的に売りに注力する
②買っていいのは2千円以下だけ
③買いの上限を税別1万円までとする
★上記により収支の赤字幅を削減する

というものでした。
結果はと言いますと・・・

 

 

うーむ。未達成でした。

赤字幅の削減は叶わず。むしろ若干の拡大です。原因はといいますと、9足も買ったことなわけですが、足数よりも金額が重要です。税別2千円を超えたやつが2足ほどありました。ということで、犯人捜しです。

いつも通りまずは売りから。

 

 

【旅立った靴①】ジャパンビンテージ・ジョン

2年前に拾って来た素敵なジャパンビンテージ。とても素敵なやつでしたがサイズが半端で家族も知り合いも誰も履けず。長らくメルカリに出品していてようやく売れました。真っ赤っかです。そんなこともある。

 

 

【旅立った靴②】Cheaney for United Arrows

チーニー製のキャップトゥ。小さめサイズのこいつは今月拾ってきて手入れ後すぐに転がしました。先ほどの「ジョン」の赤字をきっちり埋めてくれました。いいんだかわるいんだか。

 

 

【旅立った靴③】アンノウン・ワークシューズ

ラバーソールのカジュアルなウイングチップ。こいつ、こう見えて誂えたハンドソーンなペアなのでした。丸6年の我が家での滞在期間で登板回数は数えるほど。息子も履かないみたいなんで月半ばに出品して見事に旅立ってくれました。儲けは微々たるものの、赤字幅の削減に貢献してくれてありがたいです。いい靴だったんできっと新たな持ち主の足元で活躍してくれることでしょう。

 

 

【旅立った靴④】Callaway by NORDSTROM

未使用品をゲットして1回だけ履きました。それも近所で試し履き程度。ミントコンディションのまま旅立たせました。素敵な色目のコンビ靴でなかなか良かったのですが、私の足元では出番はほとんどありません。新しい持ち主の足元で益々のご発展をお祈り申し上げます。

 

てなことで、売りの4足でした。
引き続きまして、買いの9足。

こんな感じ。

 

 

【拾ってきた①】MARELLI のイントレチャート

マイファースト・マレリは夏向けのメッシュ靴となりました。まだ履き下ろしてません。7月中には出番を作らねば。

 

 

【拾ってきた②】Cheaney for United Arrows

今回2度目の登板となる「Mコロ④」のペア。内側はこんな風で本格靴好きの心を擽るものでありました。チーニー製の靴は大好きです。次はマイサイズなやつをゲットしたいものです。

 

 

【拾ってきた③】NICOLE Wing tip

こいつ、インスタ含め全く紹介ししてませんでした。私には小さくて履けないDCブランドのペア。税別700円にしては出来が良く、「Mコロ⑤」とするつもりが放置プレイ。今月中にメンテして転がそう。詳しくは近々ご紹介予定。

 

 

【拾ってきた④】Ⅱ Ⅷ Ⅷ のレザースニーカー

週末にメンテしたレザースニーカー。「Nnmber288」というブランド名だそうです。靴紐をこのままでいくか色目を替えるかはまだ未検討です。秋口に履き下ろす予定。

 

 

【拾ってきた⑤】SCOOPMANのレザーサンダル

昔懐かしいDCブランドのペア。1980-90s頃、バブル経済真っただ中の頃の品と思われるハイクオリティなペアです。今シーズンは観賞用としてステイさせて、来シーズンには転がそうかな、などと思案中。

 

 

【拾ってきた⑥⑦】リーガル2足

久々に奈良を巡ってゲットした2足。左の黒は日本製靴時代のペアで税別1900円。右はアルフレッドサージェント製のトリプルソール。こちらは税別7900円のところ誕生日クーポンで千円引きで購入。お買い得にゲットはしたものの2千円ははるかにオーバー。ですが、後悔はないっ。どちらも近々メンテ予定。

 

 

【拾ってきた⑧】マスダ靴店の誂えデッド

昨日の記事で紹介したジャパンビンテージ。未使用品が税別900円とかなりお買い得でした。秋になったら転がそうかな、などと思案中。

 

 

【拾ってきた⑨】Tomo&Co. のジャーマントレーナー

久々の娘とのセカスト巡りでゲットした記念のペア。実のところ「カインドオル」さんで購入しました。ビンテージ靴の扱いは滅多にないものの、良質な最近のブランドのユーズドが豊富なお店です。税別2900円と予算オーバーしましたが、3900円でも持ち帰ったかもしれない。当面は自分で履いて、そのあと最後は転がすっ。かどうか試案中。

 

以上、買いの9足でした。
どれも素晴らしい。
グッジョブ、俺。

 

 

☆★☆

 

 

【まとめ】

 

あらためて収支等の確認です。

 

 

6月。9足も買ったのですが、大半が2千円以下ということで買いの合計額は2万円ほどでありました。1足あたり平均2312円と結構遊べますが、「安かろう悪かろう」ではない、どれも素晴らしい。それこそが古靴漁りの面白いところであり醍醐味かと思います。

上半期。半年でプラス9足というのは過去数年の実績を踏まえますと控えめな数字です。ただし、収支(マイナス96373円)については狙い通りの改善はせず。うーむ不味いですね、これ以上の悪化は避けねばなりません。ここは下半期中に数足ほど「値の張るやつ」を転がして大逆転を図るしかないかな。どいつを転がすか、早めに人選もとい靴選をしといたほうが良いかもしれない。

ですが、それはそれでなかなかに苦行なのです。

靴減らしを行う際は「マイサイズでない靴」から順にピックアップしていくのですが、最近はそんなのもあまりないんですよね。以前は結構あったんです。自分用に買ったものが届いたらでかかったor小さかった、なんてことが昔は少なくなかったのですが、最近はそんな風に見立てを誤ることも減った。

そうそれは、写真と文字情報を基にサイズ感や状態などを推測する「古靴漁りのスキル」が一段上のレベルにアップしたがゆえのことであります。グッジョブ、俺。自画自賛です。

 

良いんだか悪いんだか。

(おしまい)

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