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ゆくくる修理(2023年10月)

こんにちは、ばしです。

 

11月最初の投稿です。

今年も残りあと2ヶ月ですね。いやあ、月並みですが時が過ぎゆくのは早いです。ついこないだまで残暑に悩まされておりましたが、朝晩は上着はマストだし、見てる間に本格的な寒い季節の到来です。

備えあれば憂いなし。

ということで、季節の変わり目である先月10月は、靴のことよりもネクタイやジャケットなど、本格的な秋冬を迎える準備に気持ちの大半が向かっていた私です。

なもんで、「今月は靴はもうお休みしよう」なんて感じで、月半ばに1足メルカリでぽちっただけ。リユースショップのパトロールもネットサーフィンもさぼり気味。

だったのですが、

そんなときに限って、月末に私の油断を突くような出来事などがありまして、結局普段と変わらない活動結果となってしまったのでした。どんなかといいますと、

こんな感じ。

 

 

 

おお。

なんか結局、いつもと変わらぬ見慣れた風景ですね。収支は結構な赤字ですが、先月は久々にリペア費用もかけましたので、まあ、こんなもんでしょう。そもそも赤字だとか黒字だとか、そんなことにはもう一喜一憂しない私です。

なんせ、そもそもが中古の靴です。売っぱらったら買った値段に近しい金額で売れる(はず)。なもんで、私の場合その活動は「消費」ではなく「貯蓄」であり、今月も結構貯まった(はず)。

内訳をご紹介です。
いつも通りまずは売りから。

 

 

【旅立った靴その①】American Classic 2238

1990頃のリーガルのペアです。
春に近所のトレファクで拾ってきて、半年後の秋に旅立ってゆきました。

カタログもゲットしていましたので(過去記事)、できれば自分で履きたかった。のですが、小さいものはしょうがない。きっと新たな持ち主の足元で活躍してくれていることでしょう。達者でな~。

 

はい、

そんな感じで売りは1足だけでした。
うーむ、寂しい、つまらん、儲からん。

続きまして買いの4足、ご紹介。

 

 

【拾ってきたその①】 Francesco Benigno

チャーチのシャンガイ風のコンビ靴。
メルカリさんありがとう。

この秋冬は仕事でもカジュアルに攻めよう、とのことでゲットした1足です。そろそろ履き下ろさねば。出番は近い。

 

【拾ってきたその②】John McHale Caravan Collection

久々のカナダ靴。
夏にぽちって、カナダから船便で2ヶ月かけて到着しました。

左右で異なるロゴ。「キャラバンコレクション」は、マクヘイルの1970-80s頃のエキゾチックレザーによるラインなのだそう。今回のこいつはWATER BISON=水牛、です。こいつもそろそろ履き下ろさねば。

 

 

【拾ってきたその③】Weynberg LWB

ウエインバーグのロングウイング。
久々に足を運んだ大阪鴫野のODDEMNT STOREでゲットしました。

握手マークのUNION MADEが見えます。
1980s頃かな。久しぶりにウエインバーグが1足欲しいな。なんて思ってた矢先に出会ってしまいました。こないだの日曜にゲットしました。この週末にメンテ予定です。詳しくは来週あたりに。

 

【拾ってきたその④】???

ウエインバーグの「おまけ」で頂きました。
ぐおお、谷口オーナー、ありがとうございます。ちょうどチェルシーブーツを1足欲しいと思っていたところだったんですよね。普段は8Dですがブーツは7.5Dでサイズ感ばっちし。何者かなど詳しいことは、こいつも来週以降で。

 

以上、買いの4足(3足+おまけ1足)でした。
おお、どれもこれも素晴らしい。

さて、最後に久々のリペアしてもらったやつら。

 

 

【修理してもらった靴その①&②】

左:Allen Edmonds Walton
右:Poulsen Skone by C&J

どちらも爪先を足したうえでハーフラバー&トップリフト交換頂きました。

アレン。

ポールセンスコーン。

どちらも履き下し済です。茶靴が多い中で黒のハーブラバーなやつは出番多そうです。まあ、よろしく頼むわ。

 

 

 

【総括】

 

買いに関しましては、

なかなかいい買い物できたかなと。前月の9月は千円以下のペアで遊んだり、それ以前もこのところ日本製や英国靴が多かったので、本格的な米国靴やカナダ靴はなんだか新鮮な感じがします。来年は原点回帰しまして、1970s頃の米国ビン靴を漁ろうかと思う次第です。

といいますのも、国内もそうですがebayなどでも古い年代のものがどんどん少なくなっているように感じておるところです。まあ、減ってくのは当たり前なのですが、枯渇する前にいろいろ搔き集めておきたいなと。とはいえ、あまり値の張るものには手が出せませんので、こつこつと丹念に拾っていかねばなりません。まあ、それは来年の話。

 

で、売りに関しましては、

売れませんね。ええ、売れてません。新規出品さぼっちゃったし、まあ、しょうがないですね。それにしても売れない。なんでですかね。まあ、ほとんど買ってない私がいうのもなんですが。円安で海外からは買いづらい中で、比較的お買い得価格かと思うのですが、なんででしょう。

皆さん、ビン靴はお腹一杯になってきたのでしょうか。あるいは、新規にビンテージの世界へ足を踏み出す人が減ったとか。はたまた、そもそもの消費の減退が中古の革靴にまでその影響を及ぼし始めたのか。大体いつも少しくらいの値下げのオファーは快諾するのですが、個別にそのような依頼もあまりありません。

 

で、そうそう、値下げの依頼と言えば、

メルカリさんの今年から加わった新機能である「希望価格」ってやつ。あれは一体どういう目的のものなんですかね。これまで2度ほど、あの機能を使っての値下げ依頼がありまして、2度とも希望価格に変更したにも関わらず一向に購入されない、なんてことばかりでした。

あれって、ebayでいうところの「MAKE OFFER」みたいなものかと思い、「希望価格に変更したのに購入されないのはおかしいのでは?」とメルカリさんに問い合わせたのですが、希望価格通りに価格が変更されても購入の義務はないとのこと。へえ、そうなんですね。そうであるならば、一体全体何を目的とした誰のための機能なんですかね。よーわからん。

まあ確かに、コメント欄で値下げ交渉したら他の検討中の方へのアラートになりかねないので、それを気にするのは分かる。実際、過去にそのような理由から、購入希望とは異なる別の出品物のコメント欄に「実はこっちではなくあっちのを値下げして欲しいのですが」なんて依頼が来て、そのように対応したこともありました。

けれども、そうであるなら尚のこと、一方的に匿名で「わざわざ」「指し値」して、その後「なしのつぶて」、ってのはどうよ? まあ、まだ2件だけのことですし、私のケースだけなのかもしれませんが、なんか釈然としないし気分悪いんで、これからは対応するのは従来通りのコメント欄からの価格交渉のみ。「希望価格」機能での通知は無視しようと考えてます。よろしくお願いします。

 

☆★☆★☆

 

・・・そんな風に独りごちながら本記事をしたためておりました矢先。10月31日(火)夜のことです。仕事から帰ってきて何気に自宅のポストを覗いてみたところ郵便局からの不在通知が。宛名である私の名前と差出人の名前がローマ字表記になってます。

そう、いつものあの見慣れた通知です。おお、ブログ開始7年目を記念するあのペアが届いてるみたいです。予定通りだな。早く取りに行かねば。ええ、海外からの品は大体いつも自分で引き取りに行きます。再配達でもいいのでしょうが、なんというか、郵便局までの道のりがまた楽しい笑。

翌11月1日(水)の仕事帰り、月初からうきうきしながら郵便局へと向かいました。このドキドキワクワク感が堪らない。これから日に日に寒さの増していく季節の中でも、私の古靴熱はまだまだ冷めない、いや、それどころかさらに熱くなっていくのではないか。

 

2023年の11月はそんな予感とともに始まったのでした。

 

(おしまい)

 

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