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ジャックパーセル・ラリーを丸洗い

こんにちは、ばしです。

 

8月1日。月初の月曜日。

仕事帰りに立ち寄ったリユースショップでこんなのに出会ってしまいました。8月の1足目として、持ち帰って参りました。

 

 

ジャックパーセル・ラリー

こんなコンビなモデルがあったんですね。

「ラリー」というらしい。恥ずかしながら知りませんでした。これはその復刻モデルのようです。ラリーの登場がいつで、復刻モデルが出たのがいつで、なんて話はよく知りませんし今回はそんな堅い話もなしです。ま、正直どうでもよい。

白✕ネイビーのジャックパーセル。いつ頃の品かなんてどうでもいいです。こんなジャックパーセルがあったこと自体が私には衝撃でした。値段もいつもの2000円でお釣り。もう、迷うことなくレジへと向かったのでした。

サイズ表記はUS8.5。

スニーカーなんて滅多に買わないのでサイズ感がよくわかりませんが、革靴と同じノリで構わんかな。レトロなスニーカーはクッション性がいまいちなこともあるので、中敷き1枚追加したらジャストくらいでなおかつ履き心地もアップしてちょうど良さそうです。そういう意味でもちょうど良さそうです。

内側にも「8 1/2」の印字。ハンコで押した風の書体と素っ気なさがビンテージライクで大変素敵です。

「ヒゲ」が半分なくなる程度にまで履かれてますが、まあ、まだまだ履けるでしょう。

 

 

ジャックパーセルとの出会い

1980年代の後半ころ、高校生だった私の足元はジャックパーセルでした。

きっかけが何であったかはよく覚えていないのですが、どうしてもどうしても欲しくて、履きたくて。それが白いジャックパーセル。高価な品ではないとはいえ、部活が忙しくてアルバイトもしていない私にはお安くない買い物でした。

手に入れて足を入れたときはホントに嬉しくて、大事に大事に履いた懐かしいペアです。汚れたら漂白剤と一緒にバケツにぶち込んで、からっからに乾くまで真夏の太陽の陽射しに晒して、なんてことを繰り返しながら擦り切れるまで履き倒しました。

結局、高校~大学の間に2足履きつぶしたのかな。その後、大人になってからはスニーカーはあまり履かず。いい歳したおっさんになってから、懐かしくて何度か買おうかとも思ったのですが、結局1度も買わず終い。

そうこうしているうちに数年前に娘が買ってからは、さらに買いづらくなりました。ペアルックになってしまいます。被ったら娘から嫌われるかも。そんな思いもありずっと買わずにきました。

なんだけれども、

懐かしいソールの造形とは裏腹に、アッパーがツートンなだけで別の生き物みたいに見えたジャックパーセル。これなら娘とかぶりません。おそらく滅多なことでは他人ともかぶらなそう。それでいながら懐かしのジャックパーセルです。

これこそ今の私に相応しいジャックパーセルです。

夏が終わるまでに履き下ろさねばなりません。メンテ待ちの他のビン靴を後目に、週末に綺麗にいたしました。

 

 

白スニを丸洗い

白スニは丸洗いするに限ります。以前もやりました。
そん時はこの2足でした。

SPECTUSとSTANSMITH(過去記事)。

今回はこの4足。

2度目の丸洗いとなるSPECTUS。娘のジャックパーセル。家内のVANS。どうせなんで、4足まとめて綺麗にしましょう。

SPECTUS。

トゥが汚れてます。

3年前に奈良公園で鹿に踏まれた跡もそのままです(過去記事)。もういい加減に綺麗にしましょう。

 

家内と娘の白スニ。

娘のジャックパーセル

スマイルも白なので汚れがより一層目立ちます。

家内のVANS。もうね、ひどいね。汚れ?接着剤が染み出てる?
まあ、できる範囲で綺麗にしましょう。

 

手順はシンプルです。

①ぬるま湯にドボンと浸け込む
②石鹸洗剤&タワシで洗う
③脱水機にかける
④消しゴムをかける
⑤乾かす

 

よし、いってみましょう。

 

①ぬるま湯にドボンと浸け込む

風呂場で作業です。約30分放置

 

②石鹸洗剤&タワシで洗う

ガシガシといきましょう。

今回、洗剤は「ウタマロ石鹸」にしてみました。家内のお勧めなもので。

しっかりと濯ぐ。

綺麗に綺麗になーれ。

 

③脱水機にかける

九分回しました。十分でしょう。いや、九分です。

 

④消しゴムをかける

脱水機の後いったんベランダに干しましたが、キャンパス地は未だ生乾きです。ゴム部分は関係ないので、早めにごしごしと消しゴム掛けです。今回は屋内作業です。いやー、快適です。

石鹸とタワシでは落ち切れない箇所を消しゴムがけ。

まだ残ってますが、まあいいか。

左足の外側も。

まあ、いいか。

 

⑤乾かす

再度ベランダへ。東向きなので、このまま明日の朝まで。夏の熱い朝日を浴びさせよう。

 

☆★☆

 

翌日。

お、まあまあいい感じかも。

爪先。

まあ、こんなもんでいいでしょう。誰もこんな間近では見ないでしょう。
あれれ??

シミ汚れが取れてません。これはもう落ちません。隠しましょう。

今回は百均の絵の具で。

綿棒に直接つけて、

この汚れに、

直接つけて、

周囲を掠れさせながらぼかすように塗り広げる。広範囲に広げ過ぎぬよう注意です。

左の羽根の縁部分も同様に。

目立たなくなればオーケーです。

うん、目立たない、分からない。すっきり綺麗になりました。

紐を通してメンテ完了です。

 

【BEFORE】

【AFTER】

おお、だいぶすっきりしました。

 

【BEFORE】

【AFTER】

うん、オッケーです。

踵も問題ないでしょう。

 

他のペアも確認です。

 

SPECTUS。

鹿に踏まれた跡もすっきりです。

 

娘のジャックパーセル。

ま、いいんでないかい。

 

家内のVANS。

ぎゃ、まずいです。これは一体どういうことだ。なんだかメンテ前よりも汚れが酷くなったような。絵の具で誤魔化そう。もとい、化粧しよう。

綿棒で薄めに直接塗ったあと、水で湿らせた指先で塗り広げました。邪道ともいえますが、汚いよりはよいでしょう。

まあ、こんなもんで勘弁してください。

 

さて、戻りましてジャックパーセル・ラリー。

うん、やはりこの水色のソールが良いですね。嬉しくなります。
足を入れてみました。

お見苦しくてすみません。で、やはり当初の見立て通り、素足だとすこしばかり大きめだったので、スニーカー用の厚手の中敷き追加しました。ちょうどいい感じになりました。

SPECTUSも中敷き入れてます。メンテ前と同様に色は青ですが、新しい厚手で少し硬めのやつに交換しました。

この2足、サイズ感はほぼ同じです。白スニはこの2足あれば十分です。この夏は、ジャックパーセルをメインで履こう。

 

嬉しいです。早速履き下ろしましょう。

おお、良い感じです。なのですが、アラフィフですので、短パンにスニーカーはカジュアル過ぎるかな。

おお、こっち方がいい感じ。

濃いめの綺麗めパンツに合わせよう。
オッサンは小綺麗にしといた方がいいでしょう。

 

あらためて全景。

ツートンが素敵です。
白とネイビーはとっても爽やか。
永遠のコンビネーションといえますね。

ところで、紺色部分の形状は誰がどう決めたのでしょう?

もとはバドミントンの足元用らしいですので、競技場面での動きに合わせて強度アップや改善を図った結果がこの形状、なのでしょうかね。

詳しい理由や経緯が気にならないこともないのですが、私の場合、メインの趣味はあくまでも革靴です。スニーカーにまで手を広げるつもりはないので、蘊蓄はなしでいいや。

ま、素敵であればなんだっていいかなと。

 

(おしまい)

 

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