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Ludwig Reiter のメンテ(後編)

こんにちは、ばしです。

 

このところ珍しく仕事が忙しい私。

まあ、大変ありがたいことです。大変大変ありがたいことなのですが、ひとこと希望を述べさせて頂くとするならば、もう少し平準化してくれないかな。こんな一度に集中しなくても・・・。

まあね、忙しいときは大体そんなもんですね。そんな忙しい中、今日から1泊で家族旅行です。まあ、家族旅行とはいっても、息子は忙しいみたいで、家内と娘と三人です。次は4人で行きたいな。

そんなわけで、明日の月曜日仕事を休みますので、昨日は午後から職場に出向いて少しばかり仕事。片せることは少しでも前倒しです。で、その前に、午前中に1時間ほどの間隙を縫って、先週途中で断念したメンテの続きを行いました。

こいつ。

 

 

Ludwig Reiter ルーディックライター

綺麗なアッパーですが、メンテまだです。
前半戦ではソール周りをメンテしたのでした。

トゥスチールを付け、

手指を真っ黒にしながら踵の補強。

上手くいったかどうかは別にしまして、今回はコスト重視の取り組みといたしました。プロのリペアは別のペアに施す。ということで、昨夕仕事のあとBONTAさんい寄って2足ほど入院させてきました。2足の様子はまた来週あたりにご報告。

さて、そんなこんなでサクッと仕上げます。
いつも通りまずは左足から。

 

ステインリムーバー

まあ、そんな感じ。

 

LEXOL

ええ、そんな感じ。

 

リッチデリケートクリーム

おお、そんな感じ。

 

リッチモイスチャー

ステップを追うごとに色が濃くなってきたかな。

うん、いい艶感です。

 

TAPIR レダーオイル

このオイル専用の布。何もつけなくてもかなりオイリーですが、これにオイルを少々とって、油分補給&保革。なのですが、この工程で除去できていない汚れも落ちるのがありがたい。

たとえば、

汚れ、ではない。
先週のメンテの際、コバインクを塗った際にアッパーを汚してしまったのでした。こんなのもちょちょいのちょい。

おお、簡単にとれた。

オイル投入完了!
なのですが、

先週塗ったコバインクも取れてしまった。
マッチポンプってやつか。

 

コバインク(ダークブラウン)

再度塗ろう。

塗りました。

ま、いいんではないでしょうか。

さて、仕上げ。の、その前に。

髭が出てます。
炙ろう。

右も同じ手順。なのですが、

キズあり。地の色が少々顔を出している。

サフィールクレム・ライトブラウン。
まあ、気休めで。てなことで、最後にコロニル1909(ニュートラル)を塗り込んでメンテ完了です。

どんっ。

ありゃ、間抜けです。

紐がない。

紐がない。

前日AMAZONで注文したのですが、まだ届いてません。

まあ、紐なしでもカッケーわけですが、このままでは履けない。
夜になってようやくポストに投函されたのでした。

下が元からついてたやつ。
上が今回のライトブラウンの靴紐なのですが、
うーむ、思ったよりも派手だな。

なんといいますか、思った以上に発色が良い。
まあ、履いてるうちに適度に薄汚れていい塩梅になるでしょう。なんて思ったけど、太めを買ったら太すぎるし、色もやはり合いません。

結局、元の紐を通すことにしました。

セルが片方外れてしまっているので、5穴の5穴めから、セルの残ってる方だけで一筆書きの要領でパラレルに通していく。おお、新たな技を習得してしまった。

と、思ったら、

セルの外れたバサバサが外側になってしまった。
うーむ、思惑と逆です。
まあ、そのうち通し直そう。

 

 

そんなことで、メンテ完全終了です。

うーむ。

凄くいいです。
ルーディックライター。
素敵です、素晴らしいです。

 

 

もう1足欲しい。

 

(おしまい)

 

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