こんにちは、ばしです。
今回は春らしい色目のこちら。
EXECUTIVE IMPERIAL by MASON
・SIZE:8 1/2 D
・360グッドイヤー
・ダブルソール&オサリバンのヒールトップ
・MADE IN USA
古靴を漁り始めて間もないころに、今は潰れてもうない近所のリサイクルショップで拾ってきました。アンノウンブランド扱い。
インソック、擦れてますが、ほんとはバッキンガム宮殿前の衛兵みたいなイラストと、その上に「EXECUTIVE IMPERIAL」のレターが弧を描くペアです。
思い起こせば、この時期くらいからこの趣味の世界への傾倒に拍車がかかり始めたような気がします。明るめの茶色のロングウィング。私にはちょっぴり大き目ですが、中敷き入れてジャストサイズなやつです。
MASON
“CHIPPEWA FALLS WIS”とあります。最初見たとき、え?MASON?チペワ?と訳分かりませんでしたが、ウィスコンシン州の「チペワフォールズ」という町で生まれたメーカー、らしいです。
ワークブーツで有名な「チペワ」もこの町で生まれたらしい。ランバーマン=樵(きこり)の足元を守る頑丈な靴の製造なんかが盛んだったみたいです。
ワーク系の靴が得意なブランド・MASON。その高級ラインがEXECUTIVE IMPERIAL。
今も「WORK AMERICA」という名前に変わって現存するみたいですが、MASONとしてはアメリカでの生産は2003年で終了した模様。こいつはおそらく、1980年代頃の製造。月に2~3度仕事履きするお気に入りのペアです。
靴とベルトとカバン
この3つの色を揃えるのがおしゃれの上級者、と、学生時代に読んだ本や雑誌に書いてました。カバンはそんなに持ってませんし、そもそもそんなたくさんいらないし。履く靴の色ごとに毎日中身を入れ替えるのも大変です。
ですが、靴とベルトの色は社会人になてから30年弱、できるだけ統一するようにしてきました。例えば、最近だとこんな感じ。
バーガンディのアレン・チェスターにはこいつで、ヌバックのパラブーツにはこいつ。
紺と茶のコンビのスコッチグレインにはこいつで、グッチのビットモカにはこれ。
写真ないですが、そもそも、黒には黒、です。で、このMASON買った時に、探しまくって買い求めたのがこのベルト。
実は、買った時はドンピシャな色目でした。が、シボの隙間に残ったワックスのくすみがどうしても気になって、がっつりケアしましたところ、まあ、なんということでしょう、前より薄いオレンジ色に変身してしまいました。この色のベルト、探すの結構大変だったのに。
ですが、極端に異なる色目ということでもないし、まあ、このままでいいか。と、普段使いしていたところ、同じ色のが、靴の方からやってきました。
それが、写真の右側、先日登場したこいつ。
リーガル・イーストコーストコレクション。
せっかく来てくれたけど、君、絶賛売り出し予定、なの。ごめんね。
ベルトと一緒に売り出そうかとも思いましたが、MASON履くときのベルトがなくなるのでやっぱりやめよう。
そんな、どうでもよいことで頭がいっぱいな、今日この頃の私なのでした。
いやー、春ですねぇ。