SHARK’S ATTACK(その2)

こんにちは。ばしです。

先週日曜は「父の日」でした。で、私も、1940年製のオヤジの顔を見に実家へ。

折角なんで、実家近くにちょっと前にできたらしいセカストまで足を伸ばしてみたところ、鮫の襲撃に・・・。こいつ。

 

タンカーブーツ  with シャークソール

・SIZE:不明(たぶん26.0-26.5くらい)
・黒?のタンカーブーツ
・シャークソール
・ブランド:MEN’S FLANDRE

 

3足目のシャークソールです(1、2足目はこちら過去記事)。

アッパーもソールも、傷みがあるわけではないのですが、なにせ古いペアです。「メンズフランドル」って、若い人は聞いたことすらないかも。1980年代後半~90年代、バブル期に全盛を迎えたDCブランドの一角です。このブランド、今はもうないらしい。会社はあるものの、メンズからは随分前に撤退してレディスのみの展開だそうです。

そんな懐かしいブランドの、結構古いワークブーツ。20~30年前のものでしょうか?永らく履かれることいないまま、干からびていたんだと思われます。くすんだアッパー。当初の色がどんなだか、想像すらできないほどの枯れっぷりです。で、変な色の紐。

いやまあ、ワークブーツにこの手のシューレース、というのはありますが、この組み合わせは変じゃない?まあ、古い靴ですし、オリジナルの靴ひもではないのかもしれませんが、こんな状態ではそりゃ誰も手に取りすらしません。私みたいな変人を除いて(笑)。

 

 

で、よく見てみるとこいつ。モカ縫いのアッパー、ワークブーツというには、結構綺麗でカッコいい面構えです。ま、そりゃそうです、バブル全盛期のDCブランド、それなりにオシャレに仕上ってる、はず。で、なぜかシャークソール。一体どんなコンセプトだったのでしょう?

手入れによってはカッコよく生まれ変わりそうな予感です。で、500円!だし笑。こりゃ、持ち帰って、がっつりいじってやるしかないでしょう!

 

そんなこんなで、早速メンテナンスしてみました。

カラッカラ、です。ステインリムーバーで汚れ落としの後、デリケートクリームで保湿。まず左、次いで右。で、あれれ・・・さっき塗ったはずの左がまたもやすでにカラッカラ。3度ほど塗っても同じ。こりゃだめだ、デリケートクリームがもったいない。ということで、グリセリン水塗りたくって放置。ようやく落ち着きました。

で、なんとこいつ、おそらく豚革か何かでしょうが、ライナーも一応オールレザーです。なので、内側にもデリケートクリーム塗りたくってみました。内側も結構乾いてましたが、ようやく柔らかな本来の感じになりました。その後、アッパーに、モゥブレイのクリームナチュラーレ、次いでクロニルシュープリームデラックス。手あたり次第に塗ってみました。こんな感じ。

 

随分元気になりました。ここまでは悪くない。で、どうしても気になるのが白いステッチです。このまま仕上げてもよいのでしょうが、白のままでよい?靴ひもは当然新品に交換予定です。黒の平紐にして、よく見かけるオールデンのタンカーブーツ風に仕上げたい。

悩んだ挙句、黒のステッチに変更することにしました。いい年したおっさんの選択は、私に限らず、カジュアル寄りよりもドレス寄りになるのです、きっと。で、黒のクリームを、ドキドキしながら、まず左。

 

おー、こわ。果たして、これで本当によかったのか・・?でももう後戻りできません。次いで、右も。ま、白いままでも悪くはないが、黒でも全く問題なし。と、自分に言い聞かせながら最後の仕上げ。

トゥだけですが、鏡面磨き風に、クリーム塗ってがっつり磨く、を、6回ほど繰り返してみました。こんな感じ。

見違えりました!グッジョブ!俺! ていうか、皆さん、靴の手入れ、も少しちゃんとしましょうよ・・・。あらためて、ビフォーアフター。

 

 

 

あとは、靴紐買って完成です。黒の平紐100センチ。買って装着したら、この写真差し替え予定です(6/24付:差し替えました)。で、生まれ変わらせて転売して、次のペア購入の資金に充てるつもりですが、またもや!こいつもほぼほぼマイサイズです。中敷き1枚入れてちょうど、の、パターンです。ったく。こんなのばっかです。

売るのか?これ?

売れるのか?本当に?

履くのか?俺!?

 

・・・しばらく思案したいと思います。時間ください。。

あー、また靴が増えた。

・・・ちょこっと、嬉しかったりして。ちょこっと、だけ、ね(笑)

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