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STUART HOLMESをメンテナンス

こんにちは。ばしです。

 

早いもので今日から10月。すっかり秋めいてきましたね。
ま、私の場合、季節を問わず、週末の過ごし方って、相も変わらず古靴遊びなんですけどね笑

この週末は、こんな感じ。

 

STUART HOLMES Custom Crafted

先週我が家にやって来た、1960年代製と思しきこいつ。
半世紀を経た貫禄というか、古びて枯れた感じがまさにビンテージ、といった雰囲気です。

若い人がデニムジーンズに合わせるならこのままでも良いんでしょうが、おっさんにとっては普段の仕事靴なのです。
ということで、メンテしてみました。

 

(1) ステインリムーバーで汚れ落とし
(2) グリセリン保湿
(3) 色んなクリーム塗りたくり
(4) ブラッシング

 

ビン靴愛好家の方のブログなんかを拝見してますと、(2)と(3)の手順で、聞いたことのないようなメーカーの様々なグッズを使用されているようです。

保湿一つとっても、いろんなクリームがあるみたい。USメイドの様々なクリームやら、ヒト用のローションなんかでも良いみたい。

あと、水分だけでなく油分も必要。かといって、ミンクオイルなど塗ってしまうと色目だけでなく雰囲気まで変わってしまいます。なので、油分を含んだクリームやら馬油やらを塗り込むようです。コードバンクリームは適度に油分もあるようなので、私はこれを使いことが多いです。

そのうち、私も色んなものを買い求め、スキルアップせねば。

ま、結局、今回はいつも通りです。

 

 

ステインリムーバーで汚れ落とし。

まずは左だけいってみました。あんまり汚れてませんでした。むしろクリームもワックスもなくて、かさかさな感じ。

ステインリムーバーの水分を吸って色が変わるくらいカラカラです。

 

で、グリセリン保湿。

30%ほどの濃度のグリセリン水をコットンパフに浸して30分ほど放置。
ベロの部分はビフォー・アフターが分かるよう、あえてそのままにしておいたのですが、まあ、なんといいうことでしょう、上部までぐんぐん吸い上がっていきます。

このあと、↓こんな感じに。

このまんま、パッツリとラインが入ったまま仕上がるのはいやだな。ということで、最終的には結局、ベロ部分も保湿しちゃいました。

その後、生乾きの状態でデリケートクリーム塗り込み、一晩寝かして乾かして、コードバンクリーム、クロニルシュープリームデラックス、ブートブラックのニュートラルと、手当たり次第に塗り込んでみました。

 

ブラッシングして、仕上がり。

やはり、かなり乾燥していたようで、水分やら油分やらを吸い込んで、色目は少し濃くなりました。カサカサだった感じもだいぶ改善されました。ビンテージと言うよりアンティークな感じになったような。

あらためて、ビフォー・アフター。

【BEFORE】

【AFTER】

結構ムラがあります。つま先と踵周りは特に、改善の程度が薄いような気がします。特に、爪先はキズだらけだったので。

【BEFORE】

【AFTER】

ね、踵も改善の余地ありですね。

あと、全体的にもう少し艶感が欲しいです。このあたりは上等なクリームなど、グッズに頼る部分も大きいのでしょうか?新たなのを買い揃えて再チャレンジしてみよう。

色目に関しては・・・。

【BEFORE】

【AFTER】

まあ、だいぶマシにはなりました。グリセリン保湿の効果でしょうか。

このくらいの薄目の茶色って、育てていく楽しみがあっていいですね。アラフィフのこいつがまだこれからも育つのか?楽しみにしつつじっくり付き合っていくつもりです。

死ぬまで手放さないペア、が、1足増えました(笑)

 

 

で、これだけでは終わらない、というか、満足できない私。

週末のルーティーン。いつものリユースショップを3軒ほど廻って、こんなの拾ってきました。

メーカー不詳のビンテージブーツ。

かなり古そうですが、何者なのでしょう?

ごきげんよう~

 

(最後のブーツの記事:「拾ってきたビンテージブーツをメンテナンス」)

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