こんにちは、ばしです。
今回は2週間おきの企画です。
桜が咲いてそして散り、コートを羽織ることもなくなったこの2週間の靴とネクタイの記録。そんなもの記録したからと言って、いったい誰の役にも立つのか。
などと思いもしますが、ひょっとしたら先々誰かの役に立ったり喜んでくれるかもしれない。まあね、そんな風にでも思わないとやってられませんわ笑。
まあね、あなたの役にはまだ立ってないかも知らないけれど、私自身にとっては役に立ってるんです。。毎年「よく履いた靴ランキング」というのをやってまして、要は1年でどの靴を何回履いたか数えてランキングするというものなのですが、その振り返りに大変役立ってます。
なんだけど、思えば昨年2024年のランキングをまだ発表してませんでしたね。オーノー。役に立ってないやん涙。いやあ、すっかり忘れてました。そのうちやりましょう。てなことで、
今回は27&28週目の記録であります。
【27週目】
4/07 MON
竹ヶ原敏之介 ✕ バックスバニー
ネイビーのセミブローグを履き下ろし。黒のクリームを入れて濃紺にしてみた。羽根も開き過ぎずでなかなかに男前なペアです。
ネクタイは「アイスバーグ」とかいうブランドのモノらしい。卯年にしめようと拾って来たモノですが、しまい込んでいてすっかり存在を忘れておりました。時は流れ巳年ではありますが、紺の色目が靴とよくマッチするので登板させてみた。ぱっと見にはストライプに見え、は、しないか。まあ、たまにはふざけてみるのも悪くない。
4/08 TUE
Allen Edmonds ✕ アセテートタイ
3月に購入したアレンのペア「BREWSTER」を履き下ろしてみた。毎度のことながら履き心地は申し分なし。アレンがなければ生きてゆけない私です。たぶん。
ネクタイはどこのブランドか忘れました、生地は「アセテート」=木材パルプと石油を原料とする「半合成繊維」だそうです。まあ、私の場合、ネクタイは色柄が全てなのでどんな生地で、何が原料かはどうでもよい。ちなみに、今の私に必要なのは減量、かもしれない。長らく体重計乗ってませんで、少々怖い今日この頃です。
4/09 WED
Florsheim Penfield ✕ Stefanobigi
足元は7穴のフローシャイム・ペンフィールド。同じ7穴の「アレン・ブルバード」はサイズが窮屈で売っぱらってしまいましたが、これはジャストサイズで履き心地も大変グッドです。
ネクタイは「ステファノ・ビジ」。息子にと拾って来たのですが、ネクタイは研修期間だけでそのあと職場ではユニフォーム(作業着)らしい。なもんで、必要なときまで私が締めることにします。
4/10 THU
塩野 ✕ イヌ
足元はジャパンビンテージ。真横に「すぱっ」と切り落としたようなスクエアなトゥがチャームポイントです。アウトソールに白いチョークで「塩野」との落書きがありました。塩野さんがオーダーされたものと思われますが、私の足にもジャストフィットであります。
ネクタイは旧い日本のものっぽいです。この手のワンポイントの刺繍があしらわれたものはこれしか持ってませんが、緑一色のソリッドよりもこの方がもろもろ合わせやすいような気がする。紺ブレでも似合うかも。そのうち試してみようと思います。
4/11 FRI
NUNNBUSH ✕ BRICKHOUSE
足元は旧いナンブッシュ。1950s前半のペアです。70年も前の品ですが普通に履けてしまいます。シングルのアウトソールが木材の板みたいにかっちりしていて、やはり昔の革は製法など今とは異なるのかな、なんて風に履くたびに実感します。一生離さないやつです。
ネクタイはツープライスの店で買ったやつ。リユースショップ巡りを始める以前なので、恐らく10年以上前に購入したものです。値段は安いけどモノはそんな悪くないし、何より色柄が大のお気に入りです。春らしい色目がこの季節には欠かせない。
4/12 SAT(おまけ)
休日のこの日は朝から天気も良くて暖かくて、思わず素足にローファーです。まあ、こいつの場合サイズがタイトなので素足でしか履けません。
皇室御用達である大塚製靴。その創業は1872年で、チャーチよりもエドワードグリーンよりもフローシャイムよりも旧い。そんなオオツカのビンテージはこれもまた一生離さないやつなのです。
【28週目】
4/13 SUN(おまけ)
この日も素足にローファー。寒いほどではなかったものの雨が少し冷たくて、ベルベット地のドリズラージャケットを投入。ネイビーのこの上着はYing&Yangのもので、恐らく1980-90頃のモノと思われます。状態もよくて他人とも被らないお気に入りの一着です。
4/14 MON
MARTINIQUE ✕ Simplicite
足元はこの日もローファー。そう、週末土曜日から数えて3連続ローファーです。この週はローファーWEEKとすることに決めました。
ネクタイはチェックなやつ。チェックって少し幼い印象がして、若いころはチェックタイって締めたことなかったのですが、40歳くらいからちょこちょこ締めるようになりました。
たまたまなのですが、駅に向かう通勤途中の空き地の風景と色が絶妙にマッチしました。いよいよ本格的な春の到来に気持ちも上がります。
4/15 TUE
WH(ダブルエイチ) ✕ BRICKHOUSE
足元はバタフライローファー。ラバーソールでソフトな履き心地が心地よい。加えて、雨もへっちゃらです。レザーソールでドレス感強めの黒も欲しいと思う今日この頃です。
ネクタイはツープライスのやつ。これも十年くらい前に購入したお気に入りの一本です。エンジのネクタイは黒でも茶色でも靴の色を選ばないのが良い。カジュアルなジャケパンのときは、光沢のあるシルクではなく素材感のあるやつのほうが肩肘張ってなくて好きです。まあ、好みの問題ですかね。
4/16 WED
REGAL IMPERIAL ✕ Gilbert & Lodge
足元はリーガルのタッセルローファー。旧い字体のロゴなので、1989年以前、日本製靴時代のペアです。素足でも履けますが、薄手の靴下でジャストサイズなやつです。
ネクタイは茶色ベースのペイズリータイ。メイカーは「Gilbert & Lodge」というそうな。どこの何者かはよく存じ上げませんが、色柄ともによくできた一本かと思います。お気に入りの一本です。そんなのばっかりですが笑。
4/17 THU
Berluti ✕ 旧い日本製ネクタイ
足元はベルルッティ。ベルルッティのローファーと言えば、かのアンディ・ウォーホルのために作られた「アンディ」が有名ですが、これはサドル部分のデザインが異なる。なんだけど、ベルルッティのローファーだし、これもアンディ、でいいのでしょうか。
ネクタイはストライプみたいなチェックみたいなやつ。素材もなんなのかよくワカラナイ、旧い日本製でたまに見かけるタイプなのですが、意外となんにでも合わせやすくて好きです。ただ、ジャケパンにネクタイの場合、「ジャケパン」な時点で色使いが多くなるので、ネクタイの色目は靴・ジャケット・パンツの色目を拾うようにしてます。いい歳したオッサンが多色使いでチンドン屋みたいになるのは避けタイ。
4/18 FRI
ジャパンビンテージ ✕ FAIRFAX
足元は日本製の誂え靴。ローファーと呼ぶべきか、スリッポンと呼ぶべきか。調べてみたところ、「甲に飾りのあるものがローファーで、スリッポンのほうがカジュアル」なんて風に書いてあります。こいつにはシンプルながらも一応甲飾りがありますし、丸っこいけどカジュアルには程多いドレス感でもあるので、ローファーと呼ぶことにします。
金曜日ということで綿パンに綿のジャケット、ややカジュアルにしてみた。ということで、ネクタイはきちんとトラッドに見えるやつということで、フェアファクスのロイヤルクレストタイ。パンツがカーキなのでネクタイの色目は控えめにしといた。こいつは色目は抑えめなれど、メリハリの効いた若々しい雰囲気が大変好みです。
てなことで、
この週は前の週末土曜日から7日連続ローファーとなりました。そんなときは手に取る雑誌もやはりローファーでしょう。そうまさに、
HIRE COMES THE LOAFER!
であります。
7days ローファーWEEK。
ミッション・コンプリートリー・コンプリートっ。
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振り返りますと、
2024-2025の秋冬春シーズンのスタートである「その1」は昨年10月前半の記録でした。今回は「その14」。27&28週目分でした。1年は52週ですので、すでに半年を超えました。5月いっぱいまでジャケパンにネクタイとしますと、1年12か月のうち8か月間ネクタイを締めることになります。
最近はクールビズでネクタイを締めなくなったわけですが、それでも1年の3分の2は首からイチモツをぶら下げている状態です。おお、よかった。イメージではネクタイ締める頻度はもっと少なくなってるような気がしてました。
とはいえ、あと1か月半もすればノーネクタイの季節に突入です。いやあ、ジャケットもネクタイもないと何処となく締まらないんですよね。とはいえ、真夏にネクタイ締めてジャケット(※若いころはやってましたが笑)だと、頑張り過ぎてる感出すぎてしまうかもしれない。
ただ、今年はできうる限りジャケパンにネクタイで頑張ってみようと思う。暑くなってきて、どうしても我慢できなくなってきたらその時は、寒いダジャレで自分を冷やすこととしよう。それでもまだ暑い場合は、やってみますかね、仕事で素足にローファー。
誰も気付いてくれなかったりして。
(おしまい)