こんにちは、ばしです。
嬉しいことに明日から三連休。
初日の金曜は寝坊したいんで、前倒しで本日木曜にブログ更新いたします。そんな明日、春分の日の3月20日は私と家内の結婚記念日であります。
今年で29回目。特段イベントの予定はありませんが、来年は30回目の記念日となりますので何か盛大にやらねば。よし。どの靴で30周年を迎えるか。今から一年かけて検討です。言うてる場合か。
さて今回は2週間ごとの定例の企画です。
定例の記録です。手入れの記録ではない。あ、言わんでもわかりますね。記録ばかり積みあげてどうするんだとの声も聞こえてきますが、実はたまに自分でも「タイクツにジャケパン」の過去記事を振り返ることがあります。目的は
「俺、どんなネクタイ持ってたっけ?」
の確認です。どんな靴を持っているかはほぼ正確に把握しておりますが、ネクタイはそうではない。主要なモノ以外は記憶に残っていないものも少なくなくて、「え?こんなの持ってたっけ」なんてことがたまにある。記憶に残らない理由は、靴のように手入れすることがほとんどないからでしょうね。
(参考:タイクツにジャケパン記事一覧)
まあそんなわけで、
3月前半2週の靴とネクタイの記録です。
【第21週】
3/02 MON
a.testoni
a.testoni
「a」のつく時代のテストーニに合わせるべくネクタイを購入しました。色目も地味だしデザインもなんだかなー、とも思えるのですが、今後もこいつらはセットで登板させます。靴はこの日踵を傷つけました。ネクタイはご覧の通り皺がついている。ということで、先週末にどちらも手入れしました(過去記事「a.testoni のリペア」)。今シーズンもう一度くらいは登板させよう。
3/03 TUE
MARINELLA NAPOLI
足元は旧いリーガル。コンディションも良くジャストサイズで大のお気に入りです。タッセルものはローファーよりもドレス感あってジャケパンに持ってこいなスリッポンだと思う。そんな日の上着は紺ブレが気分です。ネクタイは旧いマリネッラ。ブロック体の旧ロゴがチャームポイントです。厚手で光沢のないシルクが締めやすくてグッドです。タイの色も上着の色も全部ブルーにしてみた。
3/04 WED
Franco Minucci
足元はスチュアート・マクガイア。元はストラップつきだったのですが、ごちゃごちゃと五月蠅いんでぶった斬ってやった。ネクタイはミヌッチ。とてもとても上質なシルクで締めやすさも抜群です。ひと捻り効いたドットのデザインもお気に入りな一本です。
3/05 THU
Kiton NAPOLI
足元はアンノウンなジャパンビンテージ。文字の類が一切ないので恐らく旧い時代の誂え靴と思われます。クラックの素がちらほら見受けられるので、前日夜にマスタングペースト塗り込んでおいた。ネクタイはKITONのセッテピエゲ。シルクなんだけどウールライクな肌触りが心地よい。
3/06 FRI
ISAIA
足元はニトエル。現在休業中の大阪の靴職人さんのブランドです。シボ革の色目と分厚いアウトソールが履き心地グッドです。ネクタイはイザイアのセッテピエゲ。これもシルクなのですがウールライクな感じです。そういうやつ、好きです。
てなことで、この週は「スリッポン&イタリアのネクタイWEEK」でありました。ミッション☆コンプリート。
【第22週】
3/09 MON
アンノウン・クレストタイ
足元はアレンのトンネルストラップスリッポン。1980sのペアですがコンディションも良くそんな前のモノには見えないやつ。見た目も履きやすさも大変グッドな一足です。ネクタイはアンノウンな日本製。つい最近セカストで拾ってきました。クレストタイは大好物です。
3/10 TUE
Brooks Brothers
足元はアレンのサイドレース。今年買った唯一のペアを履き下ろしました。丸っこいフォルムがかわいくて良いのですが、こいつ、ひょっとしたらカジュアルで履いたほうが良いのかも。ネクタイは黒タグBB。こいつも最近セカストで拾ってきました。激安だったんで転がせば儲かりそうですが、黒タグBBは蒐集中であります。売れない。
3/11 WED
CELINE
足元はこの日もアレン。Utipの「ウォルトン」。BONTAさんでコマンド風のハーフラバー装着してもらいました。大のお気に入りの一足です。ネクタイは旧いセリーヌ。色柄に一目ぼれして購入したのですが、スペイン製のセリーヌのネクタイはおおむね1980sらしい。やはりビンテージに吸い寄せられる私なのでした。
3/12 THU
valentino garavani
足元はコードバンのアレン。内羽根ウイングチップのケンブリッジのアッパーはコードバン仕様のみなので、「アレンのケンブリッジ」=「コードバン」となります。ネクタイはバレンチノ。こいつも色柄が気に入って拾ってきました。シルクなんだけど光沢がないのが好みです。ネクタイなんてブランドはどこでも良い、それよりも色柄が全てだ。とまでは言いませんが、「ブランド<色柄」ではあると思う。
3/13 FRI
FRANCO BASSI
足元はアレンのUtip。スキンステッチがチャーミングポイントです。甲に皺も沢山で見た目の状態はイマイチなのですが、ジャストサイズでとても履き心地が良い。ネクタイはフランコバッシ。こいつも最近拾ってきました。ここのネクタイがお買い得だとついつい手が出る。「ばしがバッシ」。ただそれが言いたくて。
てなことで、この週は「アレン&最近拾って来たネクタイWEEK」でありました。ミッション☆コンプリート。
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スーツを着なくなって久しい。
7年半前に久々にパターンオーダーで1着作りましたが(過去記事こちら)、何度か袖を通しただけでもう何年も着てません。体形はさほど変わってないので着るには着れるのですが出番がない。
私がスーツを着なくなった一番の理由は、
スーツよりジャケパンの方が手持ちの靴の出番が多い
と思うから。例えばブーツ。例えばローファー。例えばタンカラー。一般的にフォーマルにはそぐわない靴のスタイルと言うものがあるわけですが、スーツにはNGもしくは微妙なモノでもジャケパンであれば問題ない、そんなのも少なくない。まあ私の場合大前提として「職場でのドレスコードが厳しくない」こともあるわけですが、そうであるならばそれをめいっぱい楽しむことにしました。
結果として、
ジャケパン&ネクタイ&様々な革靴たち
というのが私の定番スタイルとなりました。そしてそれは、靴の数が増えれば増えるほど強化されてきたように思う。スーツが嫌いなわけではありません。むしろたまには着たいとも思う。なんだけれども、日常の仕事着としてはジャケパンが良い。その方が靴たちに満遍なく登板機会を与えることができる。
結果として、
そうそれはつまり、スーツが重要な商談や面談・会合といった「特別な機会に着るもの」になったということかと思います。で、オフィスでのカジュアル化が進む昨今、それは私だけでなく世の中全般に言えることなのではなかろうか。
結果として、
「茶靴とスリッポンの登板機会が増えた↑」
「ストレートチップの登板機会が減った↓」
という現象が起こり始めたように思う。あらためて振り返ってみても、以前スーツスタイルの頃とは普段仕事で履く靴が様変わりしました。今回の2週間に当てはめてみても、
茶色の靴:5回
スリッポン:6回
キャップトゥ:0回
と言った状況です。
まあ、スリッポンに関しては、第21週を「スリッポンWEEK」としたことの影響もあるわけですが、キャップトゥ=ストレートチップが「0回」というのは、ね。昔は週に2~3度はキャップトゥだったのにね。
私の手持ちのキャップトゥ。
数え漏れがなければ現時点で17足。外羽根に内羽根、黒に茶、メダリオンありなしと様々です。私自身はどのスタイルもジャケパンに合わせて履いておりますが、実はそれなりに気を遣っております。
ただ、どんなスタイルにでも良いわけではなくて、特に黒の内羽根は、ジャケパンでもよりフォーマルに近いような色目や組み合わせのときにしか履きません。結果、この2週間どいつもこいつも出番がなかった。これこそオフィスのカジュアル化の影響を受けていることの証左であろうと思う。
もうすぐ4月。フレッシュマンが街に繰り出す季節なわけですが、雑誌やらWEBの記事で見かける彼ら向けの革靴の指南としましては、
まず買うべきはキャップトゥ
というのが一般的です。ずっと以前よりそのように指南されてきていて、今もそれは変わらず続いているように感じます。なのですが、間違いとは言いませんが、自分自身を顧みても、果たして今の時代も本当にそうなのか、とも思う。ではどうすべきなのか、どうあるべきなのか。令和時代の若者が買うべき革靴の優先順位はどうなのか。
最近様々に思索しておりまして、私なりの考えを取りまとめて若者向けの記事をリリースしてみようかと思ってます。フレッシュマンだけではなく、これから本格的に革靴の世界に足を突っ込んでみたいそんな方々向けの参考になるような記事になればよいな。
しかしここで問題が。毎度の如く「そもそもビン靴ブログでそんな記事書いて一体誰が読むんだ」って話もあるとかないとか笑。確かにそうなのですが、若者数人くらいの眼には触れるでしょう。そしてそれは「革靴好き&ビン靴好き」な仲間を増やすための一助になるのではないかと思う次第であります。
オフィスカジュアル全盛な今の時代ではありますが、「革靴にネクタイがカッコいい」、そんな流れがまた来て欲しいな。そうすれば街はオシャレな野郎どもで溢れ、靴屋も服屋もネクタイ屋も儲かってみんなハッピーです。まずは率先垂範、私はこれからもジャケパンにネクタイで行こうと思う。
ええ、足元はもちろんビン靴ね。
(おしまい)































