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UNION STAMP, FACTORY No.382

こんにちは。ばしです。

 

ヤフオクでこんなの買いました。

ネットショップさんが出品されているのを落札しちゃいました。ていうか、入札したの、私だけ笑。

サイズ、やや大きめかと思いましたが、安かったし、その上、溜まったTポイント使ってさらに安かったし。

まあ、太って足のサイズも若干大きくなってしまった私(過去記事)。

中敷き1枚追加すればちょうど良さそうです。

そんな、こいつ。

 

UNKNOWN SPLIT TOE

 

・SIZE:9D
・黒のスプリットゥトゥ(Uチップ)
・フェルトのタン裏
・3穴
・Made in “the” USA

 

メーカー不詳です。

アーチサポートつきのインソック。

土踏まずには、”IMPROVED ARCH for support and comfort”の文字。

形も変わっていて、カッコいいです。

踵部分に”Cushion Flex”の文字がありますが、これはメーカー名ではなさそうですね。

 

踵内側には、

“MADE IN THE USA ”  ” 9D”   “3830”  “884”  “1S2  (IS2? 152?)”

との表記があります。どれかが製造年月を表しているのでしょうか?
84年の8月?そんな新しい? 52年の1月?そんなに古くはなさそう。

トップリフトには「SPEEDWAY」とその下に恐らく「GOOD YEAR」の文字。オリジナルかどうかは不明ですが、それほど削れてはいない。

アッパーにキズや皺もほとんどなく、綺麗です。

で、こいつ、1960’sのペアみたいです。

理由は、こいつ。

 

ハウス型ユニオンスタンプ

 

インソックの真ん中にある家の形をしたスタンプ。これがハウス型ユニオンスタンプ、とよばれるものです。

ユニオン=労働組合のことで、このスタンプが付いているものは、組合員がつくった製品、すなわち、UNION MADEである証です。

労働組合の力が強かったアメリカでは、このスタンプのない製品=組合を認めない会社の製品、の、不買運動などもあったそうです。

日本は会社ごとの企業内組合ですが、アメリカは業界、職種別の組合で、同じ労働組合でも日本とは様相が異なります。

で、このスタンプも年代によって異なるため、年代判定の手掛かりとなるようです。

今回の、家のような形のハウス型ユニオンスタンプがあるものは、1960年代~1972年頃までの製品とのこと。

おお、まさにアラフィフ。確かに、スタイルも、穴あきのトップリフトも、60’sぽいですね。

 

 

FACTORY NUMBER

ファクトリーナンバーによって、どのメーカーのものか分かるはず。
と、ブログやらWEBショップなど、ネットで、ファクトリーナンバー付きのユニオンスタンプのペアを調べてみました。

・BOSTONIAN:365
・FLORSHEIM:300
・FREEMAN:208
・LEHIGH:49
・MASON:380
・REDWING:99
・SHAW:144
・WEYENBERG:130

分かった範囲で、メーカーのアルファベット順に並べてみましたが、不規則で訳分かりません。

フローシャイムは「300」みたいですが、「UNION MADE」のみのそっけないスタンプがほとんどみたいですし、どの程度、組合が横並びで、同じルールでスタンプしていたのかも定かではありません。

そもそも、新しい年代のスタンプは、ファクトリーナンバーのないものに変更されてるみたいですし。

 

で、今回のペアは「382」です。どこのメーカーなのでしょう?

同じファクトリーナンバー「382」のデッドストックをネットで発見したのですが、そちらでも詳しいことは分からないようでした。

 

FJ=1969年6月製のフローシャイムのペアに出会うための旅の途中ですが(過去記事)、探索の目的が新たに増えました。

Factory No.382、とは、どのメーカーなのか?

おっさんの旅は、まだまだ長く、険しく続くのでありました。

 

おしまいっ。

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