こんにちは、ばしです。
3月も半ば。
桜の開花宣言もちらほらと聞こえ出しました。コートを脱ぐ季節もさほど遠くはありません。嬉しいような、そうでもないような。コートもジャケットもネクタイも、季節によっては出番がなくなる。靴はその点いいよね。年中楽しめます。
今回は、ラバーソールでオンにオフにとオールシーズン活躍しそうなやつの件。
先日履き下ろしたサイドレース。
今年これまで購入した唯一の靴であるモデル名不明のアレンエドモンズ。大きめサイズをいつもの要領で中敷きで調整したのですが、フィット感はまだ改善の余地が感じられる。
サイズと前回の補正の状況をおさらいしておきますと、
1)サイズ表記は8.5E
2)実サイズは9~9.5相当
3)自作のコルクシート中敷きをIN
4)その上に百均にカップインソールを重ねる
というものでした。
ちなみに、「2)実サイズは9~9.5相当」とありますのは、どうやら前の持ち主がデカ足な人だったようで履かれるうちにアッパーが伸びた、そんな風に推察されます。丸洗いをして乾燥させる過程で適度に縮んだのですが、それでようやく表記サイズ程度で私の足にはまだ少し大きい。
で、中敷きを足したわけですが、「長さ」と「高さ」はほど良いものの「幅」にまだゆとりがある。特に踵周りが若干緩い。
皆さん、大きめサイズの靴を履かれた経験ありますでしょうか?私は若い頃に経験あるのですが、歩いてるときに靴の中で足が遊ぶととてもしんどいです。足が接地した時点で靴の中で足がずれる様なサイズ感だと上手く踏ん張れず相当に疲れます。
全長が長過ぎるのも厄介なわけですが、幅が広過ぎるのもかなり辛いです。もうね、遊んでんじゃねーよ、なんて言いたくなる。
まあ、そもそも論で言えば靴はジャストサイズをチョイスすべきなのですが、一点モノのビンテージ靴ではなかなかそうもいかない。「同じモデルの小さめサイズ」なんてものがないわけで、入手したペアが大きければそれをそのまま履くことになる。で、そんなときは隙間を埋めて調整せざるを得ない。
今回のペアは調整の結果そこまで緩いわけではない。現状のままでも大きな問題はないのですが、フィッティングはタイト目が好みの私としてはもう少しタイトにして履きたい。ということで、再度の調整を行うことにしたのでした。
サイズ調整に当たっては、幅が広めなものにはいつも百均の「カップインソール」を足すことが多いです
今回すでに投入したのははseriaで購入したこいつ。「革靴用」ではなく「スポーツシューズ用」のモノな訳ですが、何が良いのかと言いますと、真っ平らではないのが良い。
こんな風に端が捲れ上がってます。
なので、靴の中でこの捲れ上がった部分が足の周囲を囲うこととなり、その厚みの分だけ全体的にタイトになる、ということかと思います。今回すでにカップインソールを投入済ですので、全く別の何かを仕込む、と言っても何が有るのか、アイデアが浮かばない。代替案としては、「今よりも厚手で、もしくは大きめサイズのカップインソールに交換する」というのが良さそうです。
一番下に仕込んだコルクシートはそのままでも良いし外して良い、どちらでも構わん。いずれにせよ、踵周りのフィット感が今よりも上がるようなしっかりしたインソールを探すことにしました。
候補はすぐに見つかりました。
ワークマンです。
これまであまり活用してこなかったワークマン。周知のとおり随分以前から作業着以外にも注力されていて、スポーツやアウトドアでも活躍する品々が豊富と評価の高いワークマン。つい最近ですと、「スニーカーローファー」を三千円ちょっとでリリースしたりと、流行に乗った商品開発等も行っておられ何かと話題になることも多い。
そうそう、こいつです。
ちなみに、いまのところ一部の「ワークマンカラーズ」「ワークマン女子」での限定販売らしく、足を運んだ「ワークマンプラス」では扱いはないらしい。残念。3月20日以降は「ワークマンカラーズ」「ワークマン女子」で一斉発売らしいので観に行ってみようと思うのですが、そんなワークマンは靴だけでなく中敷きも様々な品揃えがあると聞いておりましたので、それを目当てに昼休み、職場近くの布施店に立ち寄ってみたのでした。
靴売り場。
おいおい、
こんなに沢山種類があるのか。ワークマンに入店するのは今回が初めてではないものの靴コーナーを意識して見て廻ったことはこれまでありませんでした。壁際の通路の左右ともに靴、靴、靴。そんな通路を突き当りまで歩を進め左折すると、
うげっ。
壁際奥までずっと靴コーナーです。一体何種類あるのでしょう。カジュアルでも履けるようなデザインのもありますが、基本的にはプロギヤですので機能的には優れたものが多いらしい。
で、写真の左側にぶら下げられているのがインソールです。
たくさんたくさん。
種類もサイズも豊富です。
事前にネットで調べていた中で評価が高かったのがこの「Musckle Booster」というやつ。税込み980円。厚手で立体的で柔らかすぎないいい感じなやつなのですが、
全体的にスリムです。クッション性が高そうで使ってみたいと思えるクオリティなのですが、特に踵が細身ゆえ今回のアレン向きではないな。スルー。
もうひとつ、評判が良かったのがこいつ。
おお、かなり立体的です。
こいつも980円。厚みもかなりあるし幅もそれなりにあるのかな。何より、「LL」サイズです。大きめサイズをぎゅっと押し込むといい塩梅になりそう。なんだけれど、少し分厚さが過ぎるかな。加えて重量がかなりあります。革靴に入れるには少し重すぎるかも。
てなことで、事前に調べていた候補はどちらも今回のアレン向きではなさそうです。残念。と思っていたたところ、
軽めで厚手で大ぶりな良さげなやつを発見。
こいつも980円。Lサイズ=26~28cmとのことなので、サイズ的にもちょうど良いのではないか。手ぶらで帰るのもなんなので買ってみました。税込980円とはDAISOやseriaのものと比較しますと相当に高価なわけですが、一瞥しただけで高いだけのことはありそうに思える。といいますのは、
土踏まずあたりから踵にかけての立体感が凄い。これが購入の決め手でした。思いますに、これだけ立体的でしっかりとしたアーチサポートの中敷きというのは珍しいのではないかな。そして何より、
このかかと。
巻き上がるだけでなく厚みも結構あるようで、相当にホールド感がありそうです。
こいつ、「リゲッタのつかれどめインソール」というらしい。履き心地、ニオイ、軽量、というのがキーワードのようです。私はそのどれでもなく大きめサイズの靴のサイズ調整が目的なのですが、構わんよね。
躯体的にもかなりしっかりしており、こりゃ百円のと比べるのは失礼だったね。
当初突っ込んでた百均の中敷きと比べてみた。全体的にかなり大きい。入るんか、というくらいで大きさも十分です。突っ込んでみたら実際大きすぎたので、爪先周りだけほんの少し切り出してみた。
切り過ぎは厳禁です。タイトめに突っ込みたい。
早速アレンの中に入れてみる。
うげっ。土踏まず側、やばいね。
早速足を入れてみる。
左足、コルクシートも外してリゲッタのみ。右足は前回調整したまんまです。で、感想ですが、こいつ、凄いです。柔らかだけど立体的な構造がへしゃげることはなさそう。で、特に印象的なのが、
このあたり。下からの突き上げが凄いです。嫌な感じではない。むしろ心地よい。懸案の踵周りの若干の緩さは解消されましたが、欲を言えば爪先あたりのフィット感をもおう少しだけ上げたい。
前回切り出した5mmのコルクシートを仕込んでみたら、今度は少し窮屈すぎた。
ならばと、2mmのコルクシートならどうか。
左が2ミリ。右が5ミリ。
随分異なる厚みです。
これなら程よいのではなかろうか。
早速昨日登板させてみた。
少し緩い。
土曜日に調整した時よりも靴下が薄手だからかな。
コルクシートを元の5ミリに交換してみる。
おお、こっちの方が良さそうです。踵周りの緩いのはかなり改善されました。件のアーチサポートと靴中央付近の突き上げは丸一日履いてもヘタる感じはなくていい感じでありました。
常々感じていることとしまして、
デカい足=ウエイトのある人に履かれた靴というのはアウトソールがへたっているものが少なくないんですよね。重さで圧がかかるのでコルク層が沈み込んで足にフィットするわけですが、シングルソールのペアなどではソールが部分的にペッタンコになってるものが見受けられます。結果、薄く、硬い。
クッション性が良くない他人のフットプリントのついた靴の履き心地はお世辞にも良いとはいえないわけですが、そんな中古靴でもクッション性のある中敷きを追加しますと多少なりとも履き心地が改善できます。追加した中敷きも履いてく内に多少は沈み込むでしょうが、極端にへたることはなさそう。むしろ自分の足型に育って履き心地もアップするでしょう。
このアレンもまた然り。
ビブラムのソールは見た目の減りは軽微なものの、ビブラムソールにしてはクッション性は思ったほどは良くない。履きこまれてはいないものの、ウエイトのある人に履かれた所為もあるのではないかな。
「MIMITAB」と書いてますが、そこまで「ふかふか」ではない。かといって硬いわけではない。どちらかと言えば確かに柔らめ、そんな印象です。
中敷きでサイズ調整。
とはいえ、調整するにも限度があるわけですが、この点ではこのワークマンの千円の中敷きは及第点以上との印象です。大きく張り出したアーチサポートと中央付近のマウンドは時おり米国ビン靴で感じるような独特の突き上げ感があります。
とはいえ、ソフトな中敷きですので適度に柔らかな突き上げで、それは嫌なモノではなくむしろ心地よい。今回はラバーソールの上に載せましたが、硬めのダブルレザーのペアに装着したいな。その方がこいつの効果がより強く感じられるかもしれない。
これまでは百均の中敷きばかり買ってきました。なぜって、安いから。ちゃんとした靴屋で売ってる本格的なものは2千円とか3千円とか、決して安くはない。下手すりゃ中古の靴が1足買えてしまうほどです。その点こいつは千円。それでいて立体感のある出来栄えと履き心地はかなり秀逸とえるのではなかろうか。今回見送った他の中敷きも期待できそうです。そのうち試してみようと思う。いずれにせよ、この「リゲッタ」、買ってよかったです。
リピート買い確定であります。
(おしまい)



































