ぼろいタッセルローファーをメンテ

こんにちは、ばしです。

 

6月も今日でおしまい。
ということは、今年も半分が終了です。
早いですね。上期で何足買ったのでしょう?
まあ、それは近々振り返ってみることにします。

先日、久々にリユースショップ巡りで拾ってきたやつ(タニノクリスチー)をソッコーで転がして得た利益で、久々にアンダー2000円のやつ買いました。

「2000円以下なら迷ったら持ち帰る」というのが古靴を漁るうえでの私のルールです。
途中、3000円にバーを上げたこともありましたが、やはりアンダー2000円がしっくりきます。お買い得感満載ですし。

ですが、あくまでもそれはリアルなショップでの話。実物見ないで買ったことはあまりありません。ましてや、サイズ感の難しいスリッポンです。普通なら、足を入れずには買いません。

が、以前からメルカリでウォッチ中だったのが価格改定されたと通知が来て、あまり深く考えずにノリで買っちゃいました。

こいつ。

 

Kent & Curwen タッセルローファー

よれよれです。なんでこんなの買ったのか、と聞かれたら、なんとも答えようありませんが、なぜか、買っちゃったタッセルスリッポン。
詳しくはないのですが、Kent & Curwenというイギリスのアパレルブランドらしい。

擦り切れてますが、まあ、間違いない。

「フォクシングステッチ」。個のスタイルの踵のステッチをそう呼びます。オールデンのブルックスブラザーズ向けのスリッポンの意匠であるこのスタイルを見て、ひょっとしてどこか名のあるシューメイカーな品かも?ひょっとして拾い物かも?との期待を込めて買ってみた次第です。

 

 

Kent & Curwen ケント&カーウェン

こんなブランドらしい。

・1926年に創立のギリスのファッションブランド。
・創立者はエリック・W・ケントとドロシー・G・カーウェン。
・ネクタイブランドとして創立。
・ケンブリッジ大学やオックスフォード大学等にネクタイを提供。
・1930年代、襟ぐりが特徴のクリケットセーターを発表。
・1982年、ダーバン(D’URBAN)の傘下に入る。
・2003年、ジェフ・グリフィンがクリエイティヴ・アドバイザーに就任。
・2006年9月、ロンドンに新コンセプトの直営路面店をオープン。
・2016年2月、ダニエル・カーンズがクリエイティヴ・ディレクターに就任。

まあ、正直まったく知りませんでした。有名なんですかね?
で、最近はかのデビッド・ベッカムが5年契約でコラボ中とのこと。

すみません、こちらから画像拝借しました。

ベッカム氏とコラボというぐらいですからちゃんとしてそう・・・。
ええ、はい、結構、ファンです。

まあ、ここの服着てベッカムになれるわけではないですが、男から見てもカッコいいことは間違いない。あ、ベッカムの話ね。
で、ここの靴。調べてみたらちゃんとしたとことコラボされてるみたいです。

Tricker’s 、CHEANEY、KidsLoveGate ・・・。
ひょっとしたら今回のペアもどこぞの著名シューメイカーの品かも!?
との淡い期待を抱いてましたが・・・。

25EE。日本製ですかね笑。
ですが、日本製だからと言って侮れないかもしれません。
早速手入れです。
いつもの手順で、まずは左から。

 

ステインリムーバー

・・・よれよれ過ぎですよね。ツチノコみたく太ってしまってます。
シューツリーとか入れてもらったことないんですかね。表記サイズと持ち主の足サイズが合ってなかったのでは???
アッパーの状態も気になりますが、それ以上にこのヨレたシェイプが気になります。

 

LEXOL

まあ、いつも通り。

コバ周りの手入れがメインで使ってますが、これでなくてもいいかも笑。

 

デリケートクリームもどき

100均のヒト用クリーム。たっぷりと。

 

TAPIR レダーオイル

アンティークっぽい仕上がりが希望です。

いい感じ、かも。

 

コードバンクリーム

いつもならコロニル1909、なのですが、なんとなく、油分多めのクリームの方が良さそうな気がして、手持ちの中で油分多めのクリーム入れてみました。
この後、仕上げにコロニル入れましたが、写真撮り忘れました。

右も仕上げてビフォーアフター。

 

【BEFORE】

【AFTER】

手入れの成果というよりは、シューツリーの成果が大ですね。

 

【BEFORE】

【AFTER】

傷はあるもののご愛敬。世にあるぼろい靴も、手入れすればそれなりに蘇るやつが五万とあるのでしょうね。

ソール。ぼろいですが、ちゃんとしてます。
一見ぼろくとも、ちゃんとしたやつにはちゃんとした手入れをしてやりたいものです。

傷だらけのヒールカップに釣り込まれた跡。
作りは丁寧できれいです。一所懸命ちゃんと作ってもらったのではないかと。

同じタイミングでほかのタッセルスリッポンをメンテしていたので、記念撮影。

右の黒。大塚メイドのバーバリーのインペリアルグレードです。
お気に入りでしたが、微妙に大きくて、旅立たせようと久々にメンテしてみました。

サイズ感は似てますが、同じタッセルでも雰囲気違いますね。
モカのステッチも異なりますが、甲の履き口の形状。見た目にはスクエアな左が好みですが、足を入れたら右のほうがヴァンプが長く感じられていい感じです。

で、見た目だけでなく履き心地にも影響があります。いや、ほんと、スリッポンってサイズ感ほんとに難しいです。

うん、いい感じです。チェスナットぽい仕上がりです。
オイルやワックス塗り込んで、もっと色むらのあるアンティークな感じにしてみたくなりますね。いろいろ、楽しめそうです。

再度、全景。

傷だらけだけど、きれいです。
2000円でお釣りとは思えません。
こういうの好きです。
愛着が湧いてきます。
手入れしただけだけど。

で、足入れてみました。

うん、顔は大好きな雰囲気です。
が、うーん、微妙です。

サイズ感、長さはOK。
トゥのタイトさも問題なし、ちょうどよい。
ですが・・・、見ての通り、隙間空いてます。踵が大きいわけではなく、履き口が大きいせいで踵がやや抜け気味です。
で、なぜ履き口が大きいかというと、恐らく、もともとのサイズ感よりもかなり伸びてしまっているような気がします。

少しだけ、サイズダウンしてみたい。
具体的には、元のサイズであったであろう程度に縮めてみたい。

てなことで、近々、二度目の施術予定です。

革って、縮むらしい。
とはいえ、期待通りにうまくいくのでしょうか。
次の週末、早速やってみよう。

 

楽しみ。

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