REDWING 9108

こんにちは。ばしです。

毎日暑いですね。月並みな表現ですが、まさに、溶けそうです。

そんな中でも、休日はあいも変わらず近所のリサイクルショップを徘徊する私。今の古靴漁りが趣味になってから、いつのまにか週末ごとのルーティンになりました。最近は家族もあきれて何も言いません。

馴染みの店8軒に月2~3回くらいの頻度で足を運びます。それ以外にも外出先で古着屋リサイクルショップをググって新規開拓。

4週でのべ16軒、週末ごとに4軒以上、です。ヒマジンです。で、そのくらいの頻度で同じ店を覗いていると、顔なじみの靴がたくさんできます。

あ、こいつ、まだ売れずにいる、そりゃそーよね。なんてのがほとんどです。ど・ストライクですぐ欲しい!なんてのは稀です。

で、欲しいけれども私にはでかすぎて手を出せないアメリカンビンテージ、なんてのが偶(たま)にあります。

そんな、素敵だけれども私向きでない靴が売れて店からなくなっているのを発見すると、なぜか、嬉しいような、寂しいような気分になります。我が子が巣立っていったような気分。馬鹿ですね。もはやビョーキです(笑)

で、あまりに永らく売れないままで、あちら、こちらと場所を移動させられ、挙句にセールの札を貼られ、それでもなお売れないままでいるのを見かけると、不憫に思えてきて、持ち帰ってしまうのです。

今回は、この週末に我が家にやってきた、そんなやつ。

 

REDWING 9108

・SIZE:8D
・タン マウンテニア
・ポストマン
・MADE in USA

思えば、人生初のレッドウィングです。満を持して、というわけではなく、なんとなくこれまで縁がありませんでした。

そもそも、王道アメカジなワークブーツはほとんど履きませんし持ってません。若い頃から。なもんで、初・レッドウィングも案の定、ポストマンなのでした。

2010年に復刻したポストマンのシリーズとのこと。ビンテージではなく、まだ新しい、最近のペアのようです。タンの裏側にタグ。インソックは爪先まで続く1枚革。で、土踏まずにアーチサポート。

 

 

アッパーの色はタン。自然な風合いになめされた「タン マウンテニア」というレザーだそう。黒や焦げ茶のポストマンやチャッカにありがちなガラスではなく、ワークシューズっぽい素材のポストマン。

マットな印象で、割と地味です。履きこんで、磨きこんでいくことで、エイジングを楽しむ、そんなペアなのでしょう。

で、こいつ。両爪先に擦れキズ。いつもの要領で、汚れを落とそうとステインリムーバーで拭いてみたら、左足外側に、細く長い引っかき傷が浮き上がってきました。買う時点では気付きませんでした。

というか、乾いた状態ではほとんどわからない。濡れると、その傷が浮き上がって目立つようです。

なんだか、龍の髭みたいです。悪くない。というか、縁起良さそうです。

 

ワークブーツの手入れ、それも、この手の色目・レザーのモノは初めてです。色々調べてみますと、基本的にオイル系のもので手入れして、エイジングさせるようです。

なので、見よう見真似で、とりあえずミンクオイル。爪先のキズを多少目立たなくしたい。しかし、繰り返し塗り込むと、オイルでベタベタになりそうです。

なので、オイル軽めの、コードバンクリームを塗り重ねて塗り込んでみました。まあ、一度や二度の手入れでどうにかなるわけではないでしょうが、とりあえず、乾燥肌で白くなっていたのは多少落ち着きました。ビフォーアフター。

 

 

 

写真よりも実際は色が濃いめに仕上がりました。キズはなかなか隠せないですね。ま、この色目ですし、仕事で履くことはないでしょうから、多少のキズはご愛敬でしょう。新品の時点で、細かな擦れやキズがあることも少なくないようです。そもそもがワークシューズですからね。

靴ひもは黒。薄茶のアッパーにしては紐が主張してますね。気分としては、アッパーと同色が好みなのですが。ま、ソールも黒ですし、この手のワークシューズはこのままの方がいいのでしょうか?

 

この色目。夏向きなポストマンかも知れません。

ごきげんよう~

 

 

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