拾ってきた茶色いクォータ―ブローグ

こんにちは。ばしです。

いやはや、暑いですね。皆さん、暑さに負けてませんか?

私は、暑さにもめげず、相も変わらず週末ごとに近所のリサイクルショップをうろちょろと、飽きもせず徘徊しております。

棚に並ぶ顔ぶれは適度に入れ替わっていますので、商品は適度に回転しているのでしょう。はは、お店の人みたいですね。

が、しかし、古靴漁りを始めた頃に比べて、いわゆる「アメリカンビンテージ」な掘り出しものに出くわす機会が減ったような気がします。理由は不明。

で、ビンテージではない、20~30年前の靴なんかを良く見かけるようになりました。

モノ持ちの良いオヤジや爺さんの下駄箱の奥から引っ張り出されたような靴たち。

 

今回はそんな、Made in JAPANなこいつ。

いつの時代かは分かりませんが、気になって気になって、拾ってきちゃいました。

 

COMME des GARÇONS HOMME クォーターブローグ

 

・SIZE:25センチ
・茶色
・コマンドソール
・Made in JAPAN

 

日本を代表するアパレルブランド、コムデギャルソン。
ブランド創設は1969年だそう。もっと若いのかと思っていたら、私と同い年です。

実は、もう1足ギャルソンの靴が並んでました。レザーソールのデコラティブなUチップ。お値段はそちらの方が高く、こいつの方がお安い。

で、気に入った靴の方が安かった、という、ラッキーな私です。

安いから、同い年だから、というわけではなく、これに惹かれて持ち帰ってきました。

 

 

コマンドソールにネジ釘。
以前持っていたマナスルシューズの底にもありました。大きさはだいぶ違いますが。

爪先に2本、踵に2本、真中に4本の計8本。

これって、飾りですか?実用ですか?
よく分かりませんが、釘でも、ネジ釘でも、どちらでもよいのですが、こういうの、大好きです。

 

 

アッパーはクォータ―ブローグ。ですが、穴飾りが非常に小さく、ぱっと見、キャップトゥのよう。

ステッチも細かく、ダブルステッチがちらほら。丁寧なつくりです。

グッドイヤーの縫い目は薄茶。もともとは何色だったのでしょう?

薄茶?あるいは白?サドルソープで洗ってみようと思います。何色が出てくるでしょう。

 

 

かかと部分には釣り込みの跡。ライナーは爪先までオールレザー。

内側にはそれなりに履きこまれた痕跡がありますが、致命的ではない。修理で対応可能。アッパーもキズなどはありますが、致命的なダメージはありません。手入れすれば、蘇りそうです。あ、靴ひもは相当古そう。買い替えねば。6穴だから長めですね。

アッパーよりも薄目の茶色、というのが素敵です。同じような平紐、売ってますかね。探してみよう。

 

スタイルは、90年代の英国靴なんかに通じる「ぽてっ」とした感じ。ま、こいつもおそらく90年代くらいのものでしょうかね。根拠はないですが。

同じ雰囲気のを並べてみました。

赤茶のポールセンスコーン黒の銀座ワシントン

 

うん、なかなかに素敵です。
で、問題は、サイズ。25センチです。靴下はかず、素足でちょうど良いサイズ感です。素足であれば、無理せず履けそうです。

転売しようかと拾ってきましたが、しばらく履いてみよう。

ということで、近々メンテ予定です。
実は、ステインリムーバー切らしてまして、来週末作業です。

 

暑いですしね。メンテはいつも玄関脇で、外で作業な私です。

暑さには勝てませぬ。

そもそも、夏に戦いを挑みません。

敵前逃亡、万歳!

だって、夏、好きだし。敵じゃないし。

はは、脳ミソ、溶けかけ、かも。

ごきげんよ~

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