旅立った靴たち(その9)

こんにちは、ばしです。

 

何かと人もモノも動きが活発になるボーナスシーズンの12月。

出品中の靴たちも沢山売れるかな、と目論んでいたら、やはり予想通り、昨日までで6足が旅立っていきました。

こいつら。

 

ARISTOCRAFT(1960-70’s)

マイサイズであれば手放すことのなかった手書きのジョンマー・アリストクラフト。「ずっと探していた」とおっしゃる方の足元に旅立っていきました。手書き表記のアリストクラフトは、フローシャイムのように製造年月が判別できる、ということを初めて知りました。

1969年6月製を探さねば。

 

次いで、2足目。

 

スコッチグレイン 538 キルトタッセルウィング

かなり以前に中古で買ったスコッチグレイン。お気に入りでしたが、足サイズアップに伴いきつくなってしまった。

買った当時は知りませんでしたが、アッパーにアノネイ社のボカルーという革を使用した「538」というモデルだそう。次の持ち主にも気に入って頂けたみたいで、よかった。

お次、3足目。

 

オリエンタルシューズ プレーントゥ

レディスコーナーで拾ってきたメンズのジャパニーズビンテージ。私には小さくて履けない。が、あまりに不憫で持ち帰ってきた素敵なペアでした。

で、ほかにも小さめサイズの履けないやつ出品してましたら、同じ方から2足まとめ買いのオファーが。

 

コバヤシ靴店オブリークトゥ
アンノウンブランドMade in ITALYスエードチャッカ

 

どちらもオリエンタルシューズと同様に25~25.5センチ相当。

どちらもお安く拾ってきました。で、お安く旅立っていきました。安かったけど、どちらもそれなりに素敵なペアでした。

3足で1万円、で、お釣りです。中古とはいえ、マイサイズであればお得な買い物だと思います。購入者の方も靴好きな方のようでしたが、なんだか私と同類、同じタイプで同じ匂いのする方のように思えてなりません笑。

で、最後、6足目。

 

クインクラシコ・スエードチャッカ

 

・SIZE:7
・ビブラム社の#2055ソール
・Made in SPAIN

 

迷ったら、2000円以下なら持ち帰るの信条です。

先日、仕事帰りに立ち寄ったリユースショップでゲットした、ロングノーズ気味で形も状態も綺麗なこいつ。2000円でお釣り、とまではいかなかったものの、ランチ代程度は儲かるだろうと転売目的で拾ってきました。

サイズ調整のために入れられていた革の中敷きのおかげで、アンノウンブランド扱いでお安く売りだされていたこいつ。

グッドクオリティのアンノウン扱いのペアは、中敷きめくってみるのがおすすめです。たまに拾い物あります。

で、こいつ、調べてみましたら、新品時の定価は3万円らしい。いいお値段ですね。3万が妥当かどうかは別にして、一見して、それなりのクオリティとは分かるこいつ。お安く出品したら2日ほどで旅立っていきました。

皆さん、目端が効きますね。

 


今年これまでで、29足が旅立っていきました。中古の靴って、思った以上に売れるものですね。買い漁っている私が言うのも変ですけど笑。

やはり、”MOTTAINAI”の精神が脈々と続く日本ならでは、なのでしょう。

 

キリ良く30足目。

年内に売れないかな。

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