よく履いた靴ランキング2024年

こんにちは、ばしです。

 

例年、年末年始に集計して発表してきた「よく履いた靴ランキング」。昨年2024年は年末にインフルエンザで寝込んでしまったことなどもあり、やらないまますっかりここまで来てしまいました。

「よく履いた靴ランキング」過去記事一覧

1年365日分を一度に全て数えるのはしんどいので、上期終了時点でいったん集計を行っておりますが、もう間もなくその半年の節目もやってくる。もうね、去年の下期に今年の上期と、そんなまとめてしょっちゅう数えてばかりなのも辛い。ええ、実際地味で結構しんどい作業なのであります。

すっかり失念していたことをつい先週に思い至りまして、これは思い立ったが吉日とばかり、昨年インスタにアップした日々の足元をポチポチと集計いたしました。4か月遅れとなりましたが、どんなやつにどのくらいお世話になったのか集計いたしましたので発表です。

いつも通り、まずはブランド別、その後個別の状況の確認です。

 

 

 

(1)ブランド別登板回数ランキング

 

 

全【96ブランド+α】で【344足】。昨年までは下位のモノは割愛してたのですが、今回は全部ランキングに加えてみた。で、日本のブランドを赤字で表しています。思った以上に健闘してますね。

なお、最下段「TOTAL」について補足しますと、

【96+α】というのは、「アンノウンブランド」には複数含まれるため「+α」としました。なお、出番のなかったシューメイカーは上記には含まれてませんので、「登板の合った靴のブランド」であって「手持ちの靴ブランド」ではありません。また、

【344足】な理由、すなわち365日に足らない分は、インフルエンザで寝込んでたりとか、土曜日に早朝テニス以外には出かけなかったとか、です。ちなみにテニスシューズは含んでおりません。含むとそれが一番になってしまうので。

 

 

上位の顔ぶれを前年と比較してみますしょう。

緑のセルが2023年の上位です。

順番は入れ替わりながらもトップスリーは変わらず。そんな中でもリーガルさんが躍進しました。4位以下も大きくは変わりませんが、今年はPATRICK COXとBallyが上位に食い込んできました。変化の大きな理由ですが、靴そのものの入れ替わりが大きな要因と思われます。「新たにゲットした」とか、逆に「売り払った」とか、そんな要因が大きいように思えます。

 

 

 

(2)個別ランキング

 

ついで、個別の状況について。
前年2023年のトップスリーは、

1位:布タグリーガル(ウイングチップ)
2位:Dr.Martens UK7.5(ナナハンマーチン)
3位:a.testoni(サイドゴアスリッポン)

でありました。2024年はトップスリーに変化はあったのでしょうか?前回の振り返りでは上位のモノを1足ずつ順に紹介してましたが、もうね、まどろっこしいんで先に全体のランキングを発表してしまおうと思います。

2024年の栄えあるナンバー1は・・・、

 

 

おおっ、

ナナハンマーチンが久々の首位奪取であります!グッジョブっ、マーチン!たいへんよくできました。で、2位&3位も顔ぶれが変わりました。そのほかはニューフェイスがありつつも顔ぶれ字体は馴染のモノが多いような気もする。1軍ベンチ入りの面々は不動のやつらが多い、ということかと思います。

てなことで、8回以上登板の上位3足だけ、顔ぶれを個別にご紹介しつつ表彰したいと思います。

 

 

【1位】ナナハンマーチン(9回)

 

ハーフサイズ展開があったころの英国製のマーチン。

UK7.5サイズなのでナナハンマーチンと呼んでいます。自分用のマーチンは他にも持っていたのですが、結局ほかのはすべて売っ払って残ったのはこいつだけ。今年1月に6年目を迎えた休日の足元に欠かせないやつで、休日の相棒と呼べるような存在に育ちました。ちなみに、前年の2023年は10回登板で2位でした。今年は9回で1位。トップなのに、年間登板回数はむしろ減っている。

そのわけは、、、

 

 

【2位】アンノウンチロリアン(8回)

そのわけは、こいつの所為です。

「アンノウン」と書いてますが、ソックシートにはドイツ語が。ブランド名ではないようなのですが、東欧のいずれかの国の本格派のチロリアンのようです。こいつは2023年の秋に拾って来たのですが、思いのほか履きやすい上に何にでも合わせやすくて、以前ならマーチンを履くべきところこいつで、なんてことが多かったように思います。そんなことで大躍進したペアでありました。

 

最後にもう1足。

 

【2位】リーガルタッセルローファー(8回)

チロリアンと並んでの2位はリーガル。

長靴のなかにREGALの文字。これは1989年以前、社名が日本製靴時代のインぺリアルのペアです。素足でも気持ち良いのですが、薄手の靴下なら問題なく履ける。ということで、昨年から仕事履きの機会が増えたこともあって思いのほか登板させていたようです。やはり旧い革底のリーガルインペリアルは買いだ。あらためてそう感じさせるペアです。

 

そのほか、7回&6回登板については以下の通り。

 

【4位】PATRICK COX 白スニ(7回)
【5位】go-getter(6回)
【5位】ジャパンビンテージローファー(6回)
【5位】ニルアドミラリ(6回)
【9位】ニルアドミラリ(6回)

 

どれも聞いたことあるようなものばかりですが、赤字の1点だけがわかりづらいかもしれないので個別にご紹介。

アンノウン Plain-toe-slip-on」との記事タイトルで紹介したペアです。

スリッポンかローファーか。この手のものはいつも呼び方に悩むのですが、こいつは、極論をいえばどちらにも属さないような独特な意匠です。昨年4月にゲットしたハンドソーンウエルティッドのジャパンビンテージなのですが、思いのほか気に入ってまして、思いのほか履いていたようです。やはり旧い日本製の誂え靴は良いですね。小さめサイズのものが多いのことが難点ですが、履けそうな状態の良いものはもれなく救出せねば。そう思わせてくれるペアです。

 

 



 

 

【総括】

 

振り返ってみますと、

ゆっくりと入れ替わっている、てな印象でしょうか。もう何年も前に買ったのにいまだにコンスタントに履いているやつがあったり。方や、ニューフェイスを結構履いていたり。なのにその後手放した靴なんかもあったり。と、思えば一度も履いてないやつもあったり。

履く頻度が高い=大切な靴、なわけですが、大切にしてるからこそ登板機会の少ないものも当然あったりで。そんな昨年の状況を踏まえ、5月以降どいつを積極的に登板させるか、あれこれ策を練ってみようと思います。いやまあね、なんせ知らぬ間に数が増えてきたのでなかなか一筋縄ではいきませんが、今年もいろんな靴を履いて楽しませてもらいましょう。ただ、デッドなやつを履き下ろす勇気はまだ当面持てそうにありません。

甚だ簡単ですが、総括でした。

 

My vintage-shoes-life goes on.

 

(おしまい)

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