こんにちは、ばしです。
前回、息子のカナダ製フローシャイムを購入した方から、2足目を購入しました。
前回同様にカナダ靴。
前回同様に船便。
今回は、今回も6週間がかりで日本までやってきた、
こいつ。
HARTT
・SIZE:8.5F
・360度グッドイヤー
・ビルトライトのトップリフト
・茶色のフルブローグ
・Made in CANADA
我が家にやって来た4足目のカナダ靴です。
1足目はPRICES。謎の赤いサイドレース。大きくて履いてない。
2足目はDACK’s。数度履いて、売っ払ってしまって手元にはもうありません。
3足目はFLORSHEIME。息子のです。
普段履きのカナダ靴が1足欲しい。
てなことで、勢いで買ってしまいました笑。
HARTT(ハート)
John Mchale、Dack’sと並び、カナダを代表する老舗シューメイカーの一つであるHARTT。
1898年、カナダ・ニューブランズウィック州で創業。
1950年代には、Dack’sの傘下へ。
その後、HARTT名義の靴は、1999年には終了してしまったようです。
カナダは地理的にはアメリカに近いものの、イギリスの植民地であったこともあり、靴の作りは英国の影響を受けたものが多いようです。
そういえば、今ではDack’s自体がチャーチの傘下となり、現在はカナダでなくイギリスで作られているとのこと。
そんな、HARTTのカナダ製のフルブローグ。
これはこれで貴重らしい。
で、確かに、英国靴っぽい雰囲気満点です。
HARTTはロゴでおおよその年代判定が出来るそう。
こいつは、1980’sくらいのお品のようです。
よし、長旅の疲れを落として進ぜよう。
早速手入れです。
まずはいつも通り、左から。
ステインリムーバーで汚れ落とし
デリケートクリームで保湿
コロニルで仕上げ
うん、いい感じです。
分厚いアッパー。ダブルソール。
米国靴の質実剛健に英国的なスタイル。素敵です。
ですが、イマイチ、引き締まらない。ピリッとしません。
理由はこれ。
そりゃ、だめです。
コバ、あきまへん。
メンテです。
嫌と言っても、拒メンテ・・・。
「紙やすりでやすって、コバインキなくてもワックスでOK!」てな記事を見かけ、乗せられやすい私は早速やってみることにしました。
280番の耐水やすりで念入りに。こんな感じになりました。
おいおい、ほんま、大丈夫か?
一抹の不安を覚えつつ、茶色と黒のワックスを交互に何度も塗り込みました。
こんな感じ。
うーん、ええんか、これで?
いや、だめでしょう。あきまへん。
どうしよう。
と、発見しました。
「おんぼろフローシャイムをパティーヌ」で使用したローバスバチックの残りです。
歯ブラシで、塗ってみました。
こんな感じに。
右(写真左)も仕上げて・・・。
??
あれれ?色が違う。
右は、やすった後に足、もとい、即、ローバスバチックを投入。
左は、ワックスだクリームだとなんやかんや擦り込んだ上でローバスバチック、だったせいでしょうか、色が薄い。
うーん、これはいけてません。
左足(写真右)、やり直しです。
再度やすって、即、ローバスバチック。
クリームと黒のワックスいれて、磨きに磨いてみました。
うーん、多少ムラ感残ってますが、素人の手習い、まあ、良しとしましょう。
別アングルで。
おお!
まずまずではないでしょうか?
あらためて、ビフォーアフター。
も少し。
ヒールカップはこんな感じ。
おおー、素晴らしい。
チャーチの靴、といっても通用するような、ブリティシュな趣と造作です。
さて、後は問題はサイズ感だけ。
8.5F。
想像以上に大きいです。
中枠1枚でいけるのか?2枚か?
息子には中敷き1枚で多分ちょうど良さそうだが、履くのか?
我が家に来て足、もとい、即、転売となるのか?
さてさて、靴棚のスペースがまた減りました。
って、すでに空きはありません。
って、すでに溢れとるし。