自分でパティーヌ・その3【実践編(後編)】

こんにちは、ばしです。

(※4/30付;誤って記事削除しちゃいました。以下、記憶頼りに復元です。はは、色々ありますなぁ)

 

さて、今回は、前回からの続きです。ローバスバチックの紺色をたっぷりと塗り重ねて一晩。こんな風になりました。

 

左が昨夕、右が半日後、です。
うーん。昨日の夕方とあんまり変化なし。思ったほど青味が強くありません。ほとんど、黒。で、この後乳化性クリームを塗り込むらしい。乳化性クリーム、って、何? 適切かどうかは分かりませんが、クロニル1909シュプレームデラックスでいってみました。

 

(3)クロニルを指で塗布

指にとって、馴染ませるように優しく塗り込んだところ、まあ、なんということでしょう。指が真っ青になってしまいました。そういえば、直接手で触るな、って書いてあったな。ていうか、一晩経っても乾いてないの?? ポリ手袋をし直して、再度全体にまんべんなくクリームを塗りこみました(手が青く、べたべたで、写真撮れず、です)。ぼろ布で拭いたら、布に結構青が移りました。濃すぎる青がこれで落ち着くのでしょうか?

 

(4)レザーフィックスで色止め&艶出し

仕上げにこいつを塗布します。平筆で全体をまんべんなく塗っていきます。昨日の筆をそのまま使ってみたところ、乳白色のレザーフィックスに青が染み出て、なんか良い感じ。両足をまんべんなく塗って、乾くまで20~30分だそう。期待感MAXです!

 

靴と時計とにらめっこしててもしょうがないので小休憩。頼まれてた娘の靴を2ペアメンテナンス。

 

(5)小休憩、娘の靴をメンテ

 

左は彼女が中学生のときに買った中古のマーチン。相変わらずキュートです。踵が少し減ってきた模様。ひどくなる前に補修せねば。

右は、家内の同僚が娘にくれた「GENTEN」なるブランド。サイズが合わない、とのことで頂きました。日本のメーカーらしいですね。高校生にはすこし贅沢な素敵なペアです。
今日は簡単に、ブラッシングしてクロニル塗り込んで終了!私のも2ペアメンテして、都合4足を30分。綺麗になりました。

 

(6)仕上げ

 

乾燥前後のビフォーアフターです。こんな感じになりました。見た目にはあんまり分かりおませんが30分で色はしっかり定着し、艶もでました。で最後の仕上げ。靴クリーム入れても良いんでしょうけど、あいにくニュートラルを切らしてまして、再度、クロニル塗って、後はひたすら磨くだけ。

で、完成。こんな感じに仕上がりました。

 

 

色目は、もう少し青を明るくしたかったのですが、結構濃くなりました。言われてみたら、紺、っぽい。感じ。光の角度によっては鈍く青く光ります。脱色で色が抜けなかった踵周りは黒いままです。

まあ、全体的くすんでいたこいつ。艶も出て、いい感じに蘇りました。踵も修理したし、再びヘビーローテの仲間入りです。

 

 

まとめ

自分でパティーヌ。素人には結構難しいです。色が上手く抜けません。で、薄めて色をコントロールするのも難しい。今回は、パティーヌ、というよりは、塗り替えただけ。道具のおかげで上手くいったので満足ですが、複雑な色目にコントロールするにはまだまだ修行が必要そうです。幸い、ゴールデンウィーク。色々チャレンジしてみたいと思います。

お楽しみに。

ごきげんよう!

 

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