Allen Edmondsの旧い雑誌広告

こんにちは、ばしです。

 

今日のために準備してた記事があったのですが、

訳あってまだアップできない事態になってしまった。僕は悪くないです。ええ、僕は悪くない。けどまあ、想定外のことが起るのは日常茶飯事なわけで、そんなときのために記事のストックのひとつやふたつぐらい持っておくべきなのでしょうが、「ストック」って苦手なんですよね。例えば「デッドストック」とか。どう苦手かって、「履き下ろせない」私であります。

昨日は土曜日なんで7時から早朝テニス。帰宅して散髪して(自宅で自分でバリカンで刈ってます)シャワー浴びて、その後は家内の実家へ。大掃除の手伝いであります。庭の木を刈りに刈って、窓拭きをやって、皆でカニ鍋を食べながら、ああ、明日の記事、どうしよう。で、帰宅したら、ネタが届いてた。今回はこいつを紹介することでお茶を濁そうと思う。

 

 

アレンのAD

金曜の記事で紹介予定だったやつですが、結局昨日土曜日、帰宅したらポストに届いていた。

状態よさげです。いつ頃のものでしょう。

SEPTEMBER, 1949

とあります。1922年創業のアレン・エドモンズ。米国靴メイカーの中では創業年の新しいがアレンがまだ歴史浅き頃の広告、ということですね。

広告自体は76年前。そんな古いものとは思えぬほど状態は良好でラッキー♫

シューツリーが装着された2足。当時の主力モデルでしょうか。詳しく見ていきましょう。

 

上半分を見てみますと、

Guaranteed
Most Confotable
shoes you ever wore

とあります。当時から履き心地が売りのシューメイカーであったわけですが、そのことが後年も広く認められ今に至る、ということですね。

外羽根キャップトゥは「The Norse」というモデルらしい。聞いたことないな。19.95ドルとのこと。今の価値でいくらくらいでしょう?まあ、いくらでもいいや。どうせ20ドル程度では買えんし、今更知ってどうなる。

 

次いで、下半分。

筆記体の白抜き文字でAllen Edmondsとあります。

広告がモノクロなので背景が黒地になってますが、もしこの広告がカラーだとすれば背景はきっと青だったのでしょうね。

昔持っていた青タグのアレン(過去記事こちら)。青地ではなく青字ですが書体は同一です。アレンの布タグは年代により、

【1930年代】ブロック体青タグ
【1940年代】筆記体青タグ
【1950年代】筆記体赤タグ

と変遷していきます。仮に1950年代にこの広告がカラーで印刷されたら、背景は赤になっていた、はず。

 

 

ロゴの右側には内羽根7アイレットのウイングチップ。
カッコよさげです。BOULEVARDかな?

The MacGregor」でした。17ドル95セント。こいつはブルバードと同様にユーズドでずっと探しているペアの一つであります。来年にはゲットしたいな。

最下段にはショップ名がずらり。この124か所+othersで購入できます、とのこと。米国内では全国区のシューメイカー、といって良さそうな感じですね。

ちなみに、裏面はこんな感じ。

118ページ。この雑誌はEsquireのようです。

右半分は小説か何かのようです。116ページからの続き。左半分にはHARRIS TWEEDの広告が。ロゴをアップにしてみよう。

なるほど、年代判別で1940~1950年代と紹介されているタグと同じですね。ハリスツイードの証として王位を象徴とする十字架をのせた宝珠である「オーブマーク」がこの年代の特徴らしい。同社の年代判別方法通り、とのことですね。

おお、両面ともに良いな。予想外で嬉しい。コンディションも良好で、歴史の生き証人、て感じです。

サイズは結構大きめ。
A4サイズよりひとまわり大きい。

年内にジャストサイズのフレームをゲットして階段ギャラリーに追加しようと思う。

嗚呼、またやることが増えた。

 

(おしまい)

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フォトフレームの中のアレンエドモンズ

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