こんにちは、ばしです。
GWが過ぎ去っていってしまいました。
本日から通常モードです。連休前のお知らせの通り、今週より「火・水・金・土・日」の週5更新となります。頻度増えますが、1記事あたりの分量はこれまでのように長すぎることはなくなります。ご了承ください。で、
GWが過ぎ去っていってしまいました。
過ぎ去った過去を振り返ってもしょうがないのですが、記録は記録として大切です。月が変わって最初の今回は先月4月の「ゆくくる」です。個別の記事がまだなやつも結構ありますが予告を兼ねてご紹介です。
こんな感じでした。
2足売れました。
どちらも春らしい靴。まあ、予想通りというか、目論見通りというか。
6足買いました。
なんともかんとも。「2千円前後」以外の靴も買っちゃったりして、単月収支は今年初のマイナス1万円オーバーとなりました。けどまあ、内容を鑑みれば納得かと。
4か月トータルの収支は16,431円のマイナス。ひと月あたり4000円ほどですので、まあ、お遊びの範囲内です。赤字の幅はひとえに売れ行きにかかっているわけで、こればかりはなんとかんとも。先々に期待しましょう。
てなわけで個別にご紹介です。
いつも通りまずは売りから。
【旅立った靴その①】PEARLY GATES
白いゴルフシューズ。1月に拾ってきたやつが4月に旅立ちました。やはり、春ということでゴルフシーズン到来、だからでしょうかね。まあ、そろそろ売れるだろうと、そんな予感はしていた。
自分用ということで丸洗いもしたのですが、運動系の靴はいつもの革靴以上にタイトめが好みな私にとって、こいつは幅が広すぎた。まあ、デザインも若い人の向けなように思えます。個別の記事で紹介はせず終いですが、まあ、儲かったし、めでたしめでたし。
【旅立った靴その②】Francesco Benigno
春秋に似合うツートンのこいつ。「フランチェスコ・べニーニョ」というブランキーニのOEMなんかも手掛けている実力派のイタ靴なんだそう。チャーチのシャンガイ似ということで安さもあって買ってみたのですが、私にはロングノーズ過ぎました。
昨年秋に4千円ほどでメルカリで買って、思えばこいつも丸洗いしたのでした。メンテした分購入価格より高値で売れましたが、送料手数料差っ引いてプラマイゼロです。6千円弱で旅立ったのですが、ソールもとてもかっちりして大変いい造りの靴ですので、十分にお買い得であったのではないかと。
さて、そんなこんなでこれからの季節に活躍する、丸洗い済みの2足が旅立っていった。ということは、丸洗い=売れやすい、というジンクスなのでしょうか。そうであれば成功の方程式が発見できたということで嬉しいような。方や、都度手間がかかって面倒なような。まあ、微妙なところですね。
さて、引き続き買いの6足です。
個別に紹介済が3足、まだなやつが3足。
紹介済なやつから。
【拾ってきたその①】REGAL East Coast Collection
かつて存在したリーガルのアッパーライン。4月の1足目は久々のイーストコーストコレクションでした。トレファクで6千円ほどでしたので、ネット等で買うよりもお買い得だったように思います。
同じモデルの色違い(茶)を持ってました。色違いで2種そろいました。ウイングチップはこれで完結です。そう、このラインのマイサイズはお買い得ならば持ち帰ると決めてます。次はプレーントゥかタッセルローファーがいいな。
【拾ってきたその②】REGAL2003(AB) ブラッチャーモカ
またまたリーガルです。こちらは1990頃のレギュラーライン。近所のトレファクで拾ってきました。自作中敷き追加してサイズ調整はベリーグッド。デザインもとても気に入ったわけですが、
がーん、ダメージ発生してしまいました。
ですが、このままでは済まさない。我流でですが、リペアの予定です。5月中には取り組みたい。6月に再登板を目指します。
【拾ってきたその③】ジャパンvtg Plain-toe-slip-on
日本製の誂え靴と思われるスリッポン。あまり見かけないフォルムですが、きめ細かなアッパーに老健なシングルソール、かなり上質です。
なもんで、かなり大きめなやつを中敷き2枚追加してサイズ調整しました。2枚重ねはきびしいかと思ったけど、思いのほかいい感じにフィットしてくれました。昔の日本製の誂え靴はやはり素晴らしいクオリティです。見つけたら持ち帰られねば。
【拾ってきたその④】ジャパンvtg Loafers
昔の日本製の誂え靴はやはり素晴らしいクオリティです。見つけたら持ち帰られねば。ということで、先程のスリッポンと同じ日に同じ店で見かけて持ち帰ってきたのでした。
この2足、サイズはほぼ同じで、元の持ち主は同じ方と思われますが、靴の中の空間は右のローファーの方が少し大きい印象です。旨くサイズ調整できるのか。乞うご期待。
【拾ってきたその⑤】アンノウンPTB
奈良に出向いた際、ついでに寄ってみたセカストで遭遇したアンノウンブランド扱いのPTB。あれれ、こいつ、どこかでみたようなフォルムとソックシートにウイズ表記です。
そう、分かる人にすぐそうと分かる「A」で始まるあそこの靴。それがなんと2千円(笑)。シメシメとほくそ笑んでレジへと直行したわけですが・・・、いやあ、そりゃそうです。安いには訳があります。なのですが、こいつの場合はなぜそうなるのか訳が分からないような状態なのです。詳しくは5月か6月中にご紹介予定。時期はリペア(DIY)の進み方次第です。
【拾ってきたその⑥】wright arch preserver shoes
久々のライト。以前茶のペアを持っていたのですが、転がしたことを長らく後悔しておりました。今回はebayで購入。歴史的な円安な中ではあるのですが、送料が安い国から購入すれば日本国内で買うよりも安く入手できます。
こいつは英国から、送料込みで8千円ちょっと。流石にいつもの「数千円」とはいきませんが、状態を考慮すればまずまずお買い得といえるかな。日曜日にメンテしまして、近々履き下ろして詳細ご紹介予定です。
以上、買いの6足でした。
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【総括】
まず、色目について。
手持ちの靴の割合が「茶>黒」。是正しようとのことで6足とも黒にしました。黒に限定してこの成果はなかなかに素晴らしいのではないかと自画自賛です。
購入元は1足が海外でほか5足はリユースショップです。このところ何度か書いたのですが、3~4月は衣替えのシーズンだからでしょうか、リユースショップの棚に旧い日本製の靴を多く見かけました。私にとっては「ジャパンビンテージの誂え靴」が並んでくれると大変嬉しいです。
年代が分からないものが多いわけですが、以前なら「昭和の頃の誂え靴」と思しきものが多かった。年代としてはすなわち、1970-80s頃、と推察されるものたち。最近はどうでしょう。靴に限らず、遺品整理や生前整理でリユースショップに持ち込まれる古着の年代は「1980後半~1990s」と、以前より時代が少し進んんだように感じられます。
好景気の時代の品物はノーブランド品でもきちんとした造りの上質なものが多い。靴でも洋服でも、日本でもアメリカでも、きっとほかの国でも同じではないか。日本においてはバブル経済崩壊前後の1990年代前半まで。それ以降は徐々にファストファッション寄りの品物がボリュームゾーンになっていくと思われます。
まあ、このあたりは感覚知でしかないのですが、当たらずも遠からずではないか。とするならば、その時代の上質な品物が近所で安く手に入るのもあと数年、かもしれない。
なぜなら、古着を購入する人の絶対数が以前より増えている。セカスト等のリユースショップ隆盛な昨今、若者がビンテージでない古着を結構購入しているらしい。ファストファッションだと他人と被るけど一昔ふた昔前のモノだとそうではない、その上品質もよい。
また、最近はセカスト等で日本人以外の客層も増えているように思える。以前からよく見かける日本在住と思しきアジア系の人だけでなく、訪日客と思しき欧米系の人も結構な頻度で見かけるようになりました。
全国的にそうなのか、八尾・大阪を中心とする関西エリアのことだけかは定かではありませんが、この十年ほど頻繁にリユースショップを巡っている私が最近感じている顕著な変化です。
やはり、国内では「ジャパン・ビンテージ」を今のうちに積極的に確保しておく必要がありそうです。海外はというと円安の影響でなかなか手が出にくい状況ですが、それも送料が高い米国のセラーの場合がほとんどで、今回の「wright」のように例外もありうる。
送料に1万円はありえない。けれどもそれが3千円、6千円であればどうか。靴本体の値段がそれほど高くなければ、トータルで一万円ほどで買えます。これなら円安の影響は軽微といえます。
先月のwrightは英国から。今月5月に届く予定の1足はケニアのナイロビからです。当面は米国はスルーして、「イギリス」「カナダ」「ケニア」「ウクライナ」、この4か国のセラーの出品物を積極的にウォッチしていくつもりです。
なんてったって、来月は私の55回目の誕生日です。誕生日くらいは特別なものが欲しい。となりますと、やはり海外に目が行きます。ちなみに、私の誕生日は「時の記念日」である6月10日です。今年の誕プレは今月中、なるべく早めにはぽちらねばなりません。
急がねば。
(おしまい)