こんにちは。ばしです。
今回は前回ちらりとご紹介したこちらです。
日本代表が決勝トーナメント進出を決めた夜に届いた、縁起のいい奴。
Dack’s(ダックス)
・SIZE:8
・茶色のUチップ
・Made in CANADA
2足目のフロームカナダ、です。そもそもカナダの靴メーカーって、有名なところはないみたいです。そんな中でも比較的メジャーなのが、「John Mchale」「Hartt」、そして今回の「Dack’s」あたりのようです。
カナダはイギリスの植民地であった影響もあり、地理的にはアメリカに近いですが、靴の作りは英国の影響を受けたものが多いようです。現に、Dack’sもチャーチの傘下だったこともあるようで、現在のDack’sの靴はイギリスで作られているそうです。
今回のペアはMADE IN CANADA。1834年の創業から150年を記念したロゴのモデルです。英語とフランス語の両方が見て取れます。このロゴは150周年以降も使用されたようなので、こいつはおおよそ1980年代後半、30年ほど前のものです。360度グッドイヤーのレザーソール。ビルトライト製のヒールトップの削れも軽微。爪先にキズなどありますが、履きこまれていない、グッドコンディションなペアです。
カナダ製の靴は多くは出回ってはいませんが、靴好きでなければ聞いたことのないメーカーばかりなため、フローシャイムなどの有名ビンテージと比べてお安い印象です。現に、今回のペアも8000円弱です。この状態のフローシャイムなら、安くても1万円以上はするでしょう。メーカーや生産国にこだわらなければ、状態の良い本格靴がお得に手に入るカナダ靴。結構おすすめかもしれません。
もう1足のカナダ靴と比べてみました。
左が「PRICES」なるメーカーのサイズ41D(過去記事)。私にはでかいです。で、右がダックスの8。大きさ的には同じくらいでしょうか。ウィズが分からないのですが、見た目にも、履いた感じも細身です。たぶん、Cくらい。で、どちらもハーフミッドソール。爪先から土踏まずあたりまでの地面との接地面に、薄目のレザーを1枚はさんで縫われてます。ダブルソール+もう1枚、で、結構分厚い、頑丈なソールです。
カナダ製の靴は、この手のごつい底のものや、今回のようなシボ革や水牛ほか、エキゾチックレザーのものを良く見かけるのですが、なぜなんでしょうね?荒野を歩く?その手の動物が多い?のでしょうか?
謎です。
で、こいつ。細身でサイズ8。普段7ハーフDの私には、ワンサイズ大きい程度ですから、このままでも履けるかな、と思ってましたが、なんか、おかしい。長いんですね。本当に8?ほかの靴と比べてみました。
MAISONのウィングチップ。サイズは8 1/2Dです。ほぼ同寸法です。どうりで長いわけです。なぜ??
英国靴寄りのカナダ靴。ひょっとして、サイズも英国寄りなのでしょうか?US8インチとばかり思ってましたが、ひょっとしてこいつ、UK8なのでしょうか?ていうか、きっとそうなんだと思います。
いきなり1日履いて、い、痛い、なんてことにならぬよう、まずは近所で試し履きが必要なようですね。幸いにも、こいつ、茶色のシボ革のUチップ。カジュアルな雰囲気ですし、休日にジーンズにこれ履いてスーパーへ買い出しにいっても、別におかしくはなさそうです。
おおー、ダックスよ、どうか僕の足にいい感じにフィットしますように。などと願いつつ、手入れを終了したのでした。
おしまい。
こんにちは。いつもビン靴ネタをありがとうございます。ebayで見かけるカナダ靴はエキゾチックレザーが多いですよね。カナダからは時間はかかりますが、送料が安いので助かります。
このペア、多分490(9D)がサイズじゃないですかね?そうだとすると、大きいのが合点が行くのですが(*´з`)
クロマメさま
コメントありがとうございます。はじめまして。といいますか、実はビン靴に興味を持ち始めた頃から永らくブログ拝読してます。コメント頂戴しまして感激です!
確かに、今ほどあらためて確認しましたら「490」との表記が。はは、それででかいんですね。いやはや、勉強不足、というか、あらためて奥深いですね。
これからもお気づきの点などありましたらコメントなど頂けますと幸甚です。まだまだ初心者ですが、ますます拍車かかりそうです(笑)。