中敷きとトゥスチールをDIY

こんにちは、ばしです。

 

先日購入した布タグリーガル2号。

25.5EEなのに結構大きかった(過去記事)。
なもんで、週末にサイズ調整いたしました。

 

仕上がりイメージはこんな感じ。

アレンエドモンズ・チェスター

サイズ8.5Dで、私には少し大きめなこいつにはコルクシートと革でDIY作成したインソールを入れてます。手軽なのは百均のスニーカー用の「カップインソール」。

こんな感じの立体的なやつ。安いだけでなく、とくに幅広めなやつの調整には重宝してます(参考記事「100均でシューケアグッズ」)。

ただ、長期間使用することを想定しますと、やはりDIYがいいかもね。履きこんでいくうちにコルクシートが沈み込んで、アレンの写真のように私の足指の跡=「フットプリント」がついてきます。このフィット感は百均のモノでもできないわけではないのですが、やはり天然素材に軍配があがると思います。

今回のリーガル。

見ての通り、シューツリー入れた状態で羽根と羽根の間がかなり狭い、閉じてます。サイズが大きめなわけですが、特に甲がかなり高めで、履き口も高くてくるぶし外側が当たって痛いです。このままでは履けません。いつもよりかなり厚手の中敷きが必要そうだ。

ということもありDIY、
ひと手間かけることにしたのでした。

 

材料はこれ。

厚紙と、コルクシートと、革。

コルクシートは厚さ「0.3cm」。

結構厚手です。以前はDAISOで購入したのですが、扱いがなくなっているようで、今回はキャン★ドゥさんで調達してきました。

 

さて、進めましょう。

◎型紙を作り
◎コルクと革を切り出し
◎貼り合わせる

こんな感じで、手順は簡単です。
まずは型紙づくりから。

板紙にペンでアウトソールの型をとって、

一回り内側で切り出す。
大体一度ではサイズが合わない、大体大きいです。

それを少しずつ小さく切ってサイズ調整を行います。

お、ちょうどいい感じ。

あ、踵回りは少し切り過ぎました。
後の作業で調整しましょう。

次いで、コルクを切り出す。

サインペンで型を取る。

ハサミで切り出しました。
踵周りだけ線の外側で切ってサイズ調整です。

1枚百円のコルクシートから2足分とれます。
経済的です。

さて、同じ要領で革も。

コルクシートは3ミリ。
革も厚手で2ミリくらい。

コルクシートと異なり、革は表裏があります。
右だけ2枚切っちゃった、なんてことのないよう注意です。

うん、いいんではないでしょうか。

よし、貼り合わせましょう。

両面テープとボンドでくっつけよう。

貼り合わせました。

上の革のほうだけ、型紙よりも少しだけ大きめに切り出しておきました。こうすることで、2枚を重ねた際に下のコルク地が見えなくてキレイです。まあ、靴の中に突っ込みますので、見た目にキレイも何もないんですけどね。

サイドビュー。

かなり厚いです。でずが、履いてるうちにコルクが沈みこんできます。必要な調整の程度によるでしょうが、今回はこのくらい、少し厚いと思えるくらいがちょうどよいように思います。

よし、サイズ確認しよう。

 

ライナーと同じ色目で綺麗です。
あ、いや、サイズの話でしたね。

お、

全長はほんの少しだけ窮屈なほうが良いです。ジャストすぎたり少しでも短いと、靴を脱ぐ際に中敷きも連れて出てきがちなんですよね。今回は適度にタイト目、ちょうどよさそうです。

 

 

さて、今回はもうひと手間かけました。

トゥスチール。

メルカリでお安くゲットしました。布タグリーガル用、というわけではなく、なんとなく購入していたやつをこいつに装着してみることにしたのでした。

装着イメージ。もっと先がいいのでしょうが、アール(円弧)がそろいません。少し内側に装着してみよう。

3穴中2穴、キリで目印の穴をあけます。

2個装着したら、最後の1穴をまたキリでガイドをつけて、ねじくぎでギリギリと留めます。ねじくぎのサイズはこれであっているのかな?

ソールを削らずにそのまま留めてるだけですので、ねじの頭が飛び出してるよりはへこんでるほうが引っかかったりせずよさそうです。

屋外で再度確認です。

おお。左右で位置がやや異なりますが、気にしない、気にしない。
総じて、いい感じではないかと思われます。

あ、雨粒が。水も滴るなんとなやら。

AMAZONで調べてみたら、「踵用」として似たようなのが販売されてました。方や、おんじようなのが「爪先用」として売られてもいたり、なんやようわかりませんが、まあ、今回はこれでいいんではないでしょうか。

 

で、

中敷きもよさげです。

爪先側も、

踵周りも。

見た目には、ね。

足入れたらどうでしょう。

おお!

5ミリほど底上げしたのに羽根はまだ閉じ気味です。羽根と羽根の隙間は狭いほうが好みですので、仕上がりには大変満足です。

なおかつ、履き口が当たって気になっていた外側くるぶしも痛くない。見た目は変化ないままに、サイズなどは適切に改善されました。

トゥスチールはこんな感じ。

歩き心地など確認したいところなのですが、この日の大阪は生憎の雨。レザーソールだし、歩き回るのは天気が回復してからにしましょう。

 

最後に、あらためて全景。

 

 

うん。かっこいいね。

フローシャイムとも違う。ハノーバーとも違う。これぞリーガルのロングウイングです。当面は週1ペースで履いてみよう。1ヶ月ほど経った時点で中敷きの育ち具合などをご報告いたします。どんな風に馴染んでいってくれるのかな。

楽しみです。

 

(おしまい)

☆3/26SUN追記:「その後」の記事UPしました。

中敷きとトゥスチールをDIY(その後)

2件のコメント

  1. こんにちは
    こういうDIY,大好きです!
    コルクシートは安くありますが革はさすがに100均では売ってない‥ですよね?
    あと同じ方の足を2枚型取りしてしまうことあるあるです(笑) 切ってしまってから気づいたときに陥る自己嫌悪(笑)

    1. 三十郎さん
      ありがとうございます。
      革は・・・、そうですね。実家にあったやつを使ってます。
      初めて作った際は同じ方を2枚作っちゃいました。
      3度目か4度目なんで、またやったらかなり恥ずかしいんで、
      何度も確認しながら作成しました笑。

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